先日今年も無事に誕生日を迎え、22歳になりました。19歳から20歳は大人(今はもう18歳から大人ですが…)、20歳から21歳は本格的に大人の仲間入り、という感じで誕生日が来るたびに歳の変わる重みを感じていましたが、21歳から22歳はしょーじき重みゼロです。というか、昔両親の誕生日にピュアな子ども心で「また1歳大きくなっておめでとう！」と言ったら「老けちゃうからむしろ悲しい」と言われてよくわからなかった気持ちに共感できたしまった自分がいて、いわゆる老いってやつを感じ切ないです。
まあ、何はともあれ名実ともに(？)一段階成長しました。

日本だと周りの人が誕生日のお祝いを企画して祝うことが多い気がするけど、こっちでは誕生日の人が自分で誕生日の何かを企画することが多いみたい。最初は「自分のためにみんなを呼ぶってなんかちょっと図々しいかしら？」とも思ったけど、いつも通りみんなでサウナに入ってご飯食べるくらいなら、　気軽にみんなで集まってわいわいできて良いかなと思い、企画することに。
これまでの留学で仲良くなった友達に声をかけたらみんなsure!!と言って来てくれて、それだけでも嬉しかった！

ちょうどその週はフィンランドもようやく夏らしい気温になってきていたから、サウナに入りながら海で泳ぐことに(もうすでに最高な香り)。水は少し冷たかったけど、みんなで飛び込んで桟橋で日光浴をしてビール片手にサウナに入った。もうお決まりだけど、いつだってこのサイクルは至福。
これまであんまり深く意識したことがなかったんだけど、フィンランドは海でも湖でも大抵そこに桟橋が伸びているんだよね。フィンランドにはいわゆる砂のビーチがほとんどなくて、ゴツゴツした岩場があることがほとんど。だから泳げる場所まで辿り着けるように桟橋が伸びてるのかなーと思いました。見てるだけだと気づかないことも、実際にやってみると気付けるものだね。

その後はルームメイトがみんな出かけていて私の寮が貸し切り状態だったから、みんなで夜ご飯。生春巻きと焼きおにぎりがめちゃくちゃ好評だった〜！そして友達が作ってきてくれたケーキをみんなで食べました。Happy birthday to youの歌はフィンランド語だとPaljon onnea vaan.フランス人とかインド人の子もそれぞれの国の言葉で歌詞があって、国によってみんな歌詞が違うのに全員が同じ曲を知ってるってすごいな〜って思った。ちなみに日本語は？って聞かれたとき、そういや日本語じゃないのか！って思って苦し紛れに「ハッピーバースデートゥーユー(Happy birthday to youではない)」だよって言ったらちょっとウケた(笑)

そしてみんながサプライズでプレゼントを用意してくれていたのがとってもびっくり！特に1年間PDPで一緒で、レーザーカットを一緒にやってたインド人の友達が私の似顔絵を木板に印刷してくれて…写真を印刷するのはかなり難しくて、すごい時間をかけて作ってくれたらしい。何よりその気持ちが嬉しかった。

日本だとプレゼント渡さなきゃ、とか良いレストランでごちそうしなきゃ、とか、誕生日っていうと結構気張ったイベントのイメージで、こうやって友達とのんびりワイワイした時間を過ごす誕生日はこれまであまりなかったから、また一つフィンランドでの大切な思い出ができて良かった。
おかげで22歳の良いスタートが切れたので、今年も1年充実した楽しい1年にしたいです！

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ちなみに表紙画像はこの日作った白玉(※絶品)

読んでくれてありがとう！Kiitos！