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【高知×栃木】イベントレポート 番外編!

2月に開催した【高知×栃木】の合宿イベントについて、前編・後編と2回にわたりレポートしました。
今回は番外編ということで、私が個人的に思ったことや気づいたことを書いていきたいと思います。(まだ振り返るか、と思われそうですが、備忘録とし残しておきたいと思いまして。よければ読んでください!)

※番外編ではない当日のイベントレポートは下記から読めますので、こちらも併せてぜひ!
【高知×栃木】地方で活躍する若手3人に聞く!トークセッション&合宿 in 那須烏山 ~ 僕らが地方で挑戦する理由 ~
★イベントレポート ➡ 前編 後編

・イベントのコンセプト作り(企画書)について

 コンセプト(目的)をしっかり作っておかないと登壇者も決められないですし、どんな流れで進めていくか、ターゲットはどこなのか、参加したことによって何を得られるのか、などがはっきりしません。途中でぶれて何のためにやるのか分からなくなったりします。
なので、ここの作り込みはかなり重要だなと思いました。私も作りこむのにめちゃくちゃ悩みましたが、しっかり作りこんで自分の中に落とし込むようにしました。
「企画書」の重要性を学べたのも今回イベントをやってよかったことです。この企画書が登壇者へオファーするときの依頼文書、集客の際の宣伝文を考えるときにも活かせますし、当日のタイムスケジュールを作るときにも役立ちます。
大変かと思いますが、これから何かイベントをやろうと思っている方は、「企画書」はしっかり作細部まで作りこんでおくことをお勧めします。

・集客について(集客のためにやったこと)

 集客、めちゃくちゃ大変ですよね。正直、今回も目標の参加人数に届きませんでした。
私の力不足。できること全部やったかと問われれば「はい」とは言えません。やれることはまだまだあったと思っています。

今回のイベントの集客のためにやったこと
●Facebookでイベントページを作る。知り合いに片っ端から招待を送る。有料のFacebook広告も利用する。
「興味あり」を押してくれた方へ個別にメッセンジャーを送って参加を促す。「お友達」になっていない方へも送ったので、送る文章は「知っている人」と「会ったこともない人」で少し変えました。ちなみに、会ったことがない人でも参加不参加を丁寧に返信してくれる方や「いついつまでにはっきりお返事します!」と返事をくれる方もいるので、メッセージを送った方の名簿みたいのを作って管理しておいた方がよいと思います。

●チラシを作り、市内外へ配ったり貼ってもらう。
 お店に置いてもらったり、貼ってもらったり、登壇者の方へ配布したり、また、都内のふるさと回帰支援センターや移住交流ガーデンに置いてもらいました。また、市内の高校にも先生にお願いして各教室に1枚ずつ配ってもらいました。ちなみに、チラシのデザインは近隣の元地域おこし協力隊さんへ依頼しました。このように、地域内でお金を回せたらいいですよね。

●成人式で宣伝
 市内の若い方にもぜひ来てもらいたいと思い、時期的にちょうど成人式があったので、そちらでもPRさせてただきました。役場の職員さんのご協力により、新成人の皆さんに配る配布物にイベントのチラシを入れていただきました。また、当日の式典でも休憩時間に少し宣伝させてただきました。(地元の若い方の参加は残念ながらいませんでしたが。。)

●Twitter
 個人アカウントでTwitterをやっているので、そこでも宣伝していました。
リツイートプレゼント企画にも挑戦。初の試みでした。
Twitter経由で参加してくれた方が二人いましたので、無駄ではなかったと思っています!(参加してくれた方、ありがとうございました!!)
参加には至らなくても、Twitterは知名度を上げたり、情報を広く浅く拡散するには良いツールだと思います。
Twitterは他のSNSに比べて知らない人にも届けられる可能性が高く、「こういうイベントが那須烏山市で行われるんだ」というのをたくさんの人に知ってもらったのではないかと思っています。
👇 実際のプレゼント企画のツイートです。応募・拡散してくれた皆さん、本当にありがとうございました。

●地域の方のご協力
 日ごろからお世話になっている地域の方へ今回のイベント開催のお話をしたところ、「かやぶき古民家大木邸」という市内の宿泊施設にインターンシップにきている大学生に声を掛けてくださり、そこの大学生が今回たくさん参加してくれました。これは私も非常に嬉しく、大変ありがたかったです。参加してくれた皆さん、本当にありがとうございました。
来てくれた学生さんたちも、インターンシップしているくらいですから、意欲もあり、めっちゃ優秀でした!合宿中も真剣に話を聞いて、たくさん質問もしてくれて、とても積極的に参加してくれました。

●Peatixにも募集をかけた。
 今回は、初めてチケット販売・集客サービスのPeatixも利用しました。こちらの有料オプションも使ってみたのですが、ここからの参加者はゼロでした。やり方が悪かったのか、アイキャッチ画像や募集に関する文章がいけなかったのか、募集期間や掲載開始時期が悪かったのか、いろいろな要因が考えらえます。このサービスの特徴や仕組みを私がもっと理解しなくてはいけなかったと思っています。もっと他の団体やイベントがどのようにPeatixを使って宣伝しているのか調査・研究する必要がありました。これも反省点の一つです。

●県内の地域おこし協力隊へ声かけ
 栃木県の地域おこし協力隊担当の方から、県内の協力隊へ一斉メールを送ってもらいました。結果、お会いしたことはないけれど、参加してくれた協力隊さんがいましたので、とてもありがたかったです。ご協力ありがとうございました。

●ラジオ
 栃木県のFMラジオ「レディオベリー」の番組とAMラジオ「CRT栃木放送」さんの番組で宣伝させていただきました。枠をくれた課の職員さん、ありがとうございました。ラジオを聞いたと問い合わせがあったので(参加には至りませんでしたが)、ラジオでも宣伝してよかったです。

●市のお知らせ版
 市で発行しているお知らせ版にも告知を載せていただきました。
今回、トークイベントのみの日帰り参加もOKにしていたので、日帰りは市内の方も参加しやすいのではないかなと。
お知らせ版は市内の方に周知するには欠かせない媒体かと思います。
実際にこれを見て参加してくれた人がいたかは微妙ですが、「こんなことをやります」・「やっています」というのは多くの市民の方に知ってもらえたかなと思います。地域の中向けの発信は、お知らせ版や回覧板は欠かせないかなと。

◎もっとやれたこと
・大学に行って配らせてもらう。県内の大学にお願いしに行って、チラシを配らせてもらうように働きかければよかったです。
・新聞に掲載してもらう。各新聞社にこちらから電話して、掲載してもらうように営業かければよかったと反省しています。
・高校に出向いて直接宣伝する。チラシを配るだけでなく、自分が内容や開催主旨を話に行けばよかったと思います。その方が熱が伝わっただろうと。
・もっとたくさんのお店に置くなり貼るなりしてもらえばよかった。いわばもっと営業しろってことですね。
ネットにしても、直接足を使うにしても、調査と営業力が足りなかったと反省しています。
次なにかやるときは、ここら辺をもっと意識して集客していきたいです。
(ちなみに今回の企画は事業の一環で行われたので広告に使えるお金がありました。協力隊の活動費は使わず、私の自腹も切っておりません。)

当日の運営について。

 タイムスケジュール(計画書)とシナリオを作っておいて本当によかった。これにつきます。
当日はどんなに準備をしっかりしていてもバタバタするよということで、事前にタイムスケジュールとシナリオを作るようにアドバイス頂きました。
本当に直前でしたが、参考資料をいただき、それをもとに作成し、結果としては本当に作っておいてよかったです。
 当日はやはりバタバタしまして、それでもこの「タイムスケジュール」と「シナリオ」があったおかげで安心感がありました。めちゃくちゃ大事です。また、作ったタイムスケジュールは当日手伝ってくれるスタッフにも渡して、みんなで共有しておきましょう。
 シナリオは、ファシリテーターさんがいる場合は、その方にも前もってお渡ししておくとよいと思います。私もファシリテーションを務めてくれたNPO法人とちぎユースサポーターズネットワークの古河さんに事前にデータで送っておきました。
 
 ちなみに、このタイムスケジュールとシナリオを作るようにアドバイスしてくれたのは、「ほたるの里の古民家おおぎす」の事務局長の大貫さんです。(COトラックの次世代生き方図鑑でも取材された方です。)
今まで数々のイベントや合宿などを手掛けており、そのご経験から的確にアドバイスをくれました。本当にありがたかったです。

COトラックのお二人と過ごして感じたこと。

 今回のイベント、県外からNPO法人ひとまきの矢野さんと大堀さんにお越しいただいたわけですが、このお二人と数日間一緒に過ごすという貴重な経験を私自身もさせていただきました。
 イメージ的に、お二人とも若くて勢いがあっておもしろいことやってる人!みたいな感じで(実際にそうなんですが)、会うとそれだけではない一面が垣間見れて、とても興味深かったです。

 しかも、矢野さんと大堀さん、全然タイプが違う!それでいて、お互いの長所短所を分かっている感じもしました。
 矢野さんはめっちゃリーダータイプで、自ら率先して行動し、メンバーに指示を出したり、みんなをグイグイ引っ張っていく感じがしました。また、明け方まで参加者さんと一緒に交流して、2時間も寝ていないと思うのですが、それでも二日目の講師もバッチリ務めてくれました。本当に二日間ずっとしゃべりっぱなしだったのに、最後までとてもパワフルだった!やはりカリスマ性を感じます。矢野さん、すごい。
 大堀さんは、じっくり人の話を聞いてくれて、周りの状況を見渡しながらいろいろな所に気を使える方という感じでした。よく気が付く方で、サポートするのが得意なタイプな印象でした。そんな大堀さんは、ゲストなのに食事の準備や布団の上げ下げなども手伝ってくれて、とても助かりました!うちのスタッフの間でも、「大堀さん、優しいですね!」と評判でした!
 「二人ともタイプが違うから一緒に旅していられるのかもしれないですね。」と私の同僚、市田さんが言っており、「確かに!」と思いましたね~。

 お二人とも、しっかり想いを持って活動しているので、若さや勢いだけではない、真摯な姿勢も随所で感じました。
 例えば、交流会のときも、毎日行ってた動画配信の時間になったら二人はみんなの輪から一旦抜けてしっかり配信するとか、矢野さんはみんながゲームで盛り上がっていても2日目の資料をしっかり作りこんでからゲームに加わっていましたし。また、「次世代生き方図鑑」の取材もじっくり丁寧にお話を聞いていて、その姿は自分も見習わねばと思いました。
 また、この世代独特かもしれませんが、朝一で顔を洗う前からパソコン開いているのはびっくりしました。パソコンやスマホを起きてすぐ当たり前のように使いこなしている姿も印象的でした。
 あと、イベント終了後、お二人ともうちにもう一泊されていったのですが、矢野さんは仮眠している間にも、ミーティングの時間にはタイマーをかけていて、時間になったら一旦起きて電話ミーティングしてた。お二人とも疲れていても「よし、やるか!」といって起き上がって、その日のうちに名詞の整理などをされていたのも印象に残っています。

私としては、今の20代やフリーランスで活動されている若い人たちの仕事の仕方、時間の使い方、日常的にどうパソコンやスマホを使いこなしているのかなど、生態系みたいなところにも興味があったので、お二人との時間はとても貴重なものとなりました。矢野さん、大堀さん、ありがとうございました。
今度はぜひ、高知の嶺北地方にも行ってみたいと思います!

↑ 移動に次ぐ移動をしてきたCOトラック。栃木に来る前は、一か所に長く留まることがなかったということで、寝袋や毛布を天日干ししていました。那須烏山にもお越しいただき、ありがとうございました!

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