【欲しかったあのお酒】

どうも、slaughtercultです。
今回は遊行剣禅＝サンからプレゼント頂いた日本酒、瑞穂黒松剣菱の話。
結論から言えば『旨い』……非常に満足度の高い酒であります。

表紙画像は、食後に愛用のテイスティンググラスで試飲（執筆現在）。
仄かな色づき……酒が無色透明でないことが、お解り頂けると思います。
因みに常温です。物臭な私は、冷だの燗だの鬱陶しいことは申しません。

私は九州の南端に住んでおりますので、身近に殆ど日本酒がありません。
そんな中、スーパーで売っている数少ない日本酒の一つが『剣菱』。
普及帯の『剣菱』は、唯一試したことがある日本酒でした（数杯でギブ）。

というワケで、今回はそれのリベンジマッチということもあるのです。
あれから私は……地酒『寶星』の１合瓶と格闘し……強くなった……。
（ここでいう地酒は、南九州に伝わる日本酒の一種『灰持酒』のことです）

あのクソ甘い酒……お神酒を高い金出して買ったから捨てられなかった……。
私は奴と闘い、そして打ち勝った……タフになったのだ……。
というわけでご飯タイムです♡　私の大好物、『カツオのタタキ』♪

右の一合瓶は、お神酒として買った『寶星』の残骸(笑)を再利用。
瑞穂の４合瓶から小分けして、冷酒にするため冷蔵庫にＩＮ……です。
いやぁ驚きました。瑞穂黒松剣菱、カツオのタタキと合いますねぇ。

経験のある人は判ると思いますが、カツオは中々自己主張の強い食べ物。
ただでさえ独特な臭み（それが美味しい）がある上、皮を焦がしています。
磯臭さ……スモーキー……しかし酒もさる者、塩味を抜群に引き立てます。

まず、甘過ぎない。熟成感のある酸味、強いコク。苦味とキレのある余韻。
濃い味の料理にも負けません。多分、柑橘系の薬味があっても大丈夫かも？
カツオは特殊例なので(笑)　白身や赤身、イカ・タコでも試したいですネ。

えー、普通の剣菱とは……記憶を辿る限り、違うと思いますねぇ多分。
醸造アルコールが入ってなくて、甘さがくどくない。大きな違いですね。
瑞穂も甘いことは甘いのですが……付随する旨味や苦みの主張が強い。

何より、甘さがダラダラ後を引かず、スパッとシャープにキレるのが良い。
これは正に『淡麗』と呼ぶに相応しい……『灘の男酒』の面目躍如ですね。
流石は熟成させてるだけはある……好みの味と言って差し支えないですね☆

素晴らしいですね。食事中もお猪口でグイグイ飲みまくってました。
塩分強めな『日本食』……魚、醤油、漬物、味噌汁……に合うのなんの。
酒単体でも充分旨いですが、食中酒としても最高。飲み過ぎてヤバいです。

【ありがとうございます】

正直、日本酒に対してまだ苦手意識がありましたが……思った以上の好感。
上品だが骨太、力強くも後味スッキリ。その潔い風味に魅了されました。
かなり気に入りましたね。多分これ、直ぐ無くなりそうです(笑)

720ml（４合）で1,500円前後と比較的高価ですが、試してみる価値アリ。
買ってきて、開けて、常温で飲む。そして旨い。瑣末な講釈はクソ喰らえ！
私みたいに温度管理を全く考慮しない人間でも、純粋に楽しめるお酒です。

というワケで、今回はプレゼント頂いたお酒を手短に品評してみました。
いやはや、山廃仕込みの純米酒……その本領発揮といった感じですね。
遊行剣禅＝サンにも重ね重ね感謝！　アリガトウゴザイマシタ！！！！！

From: slaughtercult
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SEE YOU NEXT TIME！