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酒:エル・テソロ Vs. ポルフィディオ、テキーラ・アネホ二種で考える、値段が必ずしも当てになるとは限らない話

(当記事はポルフィディオ社Xアカウントよりクレームが来たので凍結されています。以下にメーカーの声明文メールを転載しておきます)


(以下google翻訳)

note.com の記事に関するコメント付きの簡単な分析を添付してください。

これらの事実訂正が重要かつ緊急である理由は、あなたの記事が、自分の経験や意見を共有したい人による単なる単なる記事やソーシャルメディア投稿ではなく、その記事がヨウシュチガショッププロによる宣伝に使用されているためです。 El Tesoro、Ocho、Tapatio の販売。

(☝筆者註:事実と異なる解釈。他社製品の宣伝目的、恣意的なステマ……ステルスマーケティング記事ですよと、一方的な思い込みで指摘している。私の個人的な「味覚」ただそれだけがソースであるにも関わらず!)

この note.com の広告は、あなたの記事を使用して、Tesoro Anejo (Tesoro Anejo Extra ではありません) のボトルをより多く売るために、Porfidio に対する否定的な広告としてモデル化されています。 記事内の Tesoro、Ocho、Tapatio のショッピング リンクは添付ファイル (添付ファイル 2 を参照) に表示されます。また、オンラインで確認することもできます。

(☝筆者註:ほらもう広告って言ってるよ。確かに、迂闊に他社製品を比べ勝敗をつけてしまった私の、不得手な書き方がウカツだったが)

したがって、商業的な意味合いから、各比較に正しい名前 (Anejo または Anejo Extra、それぞれの事例に適用される) を記載して、事実に基づいてこの記事を整理していただければ幸いです。

(1) 要点は次のとおりです。

あなたの記事では、多くの段落で文脈が欠落しているため、「アネホ」と「アネホ エクストラ」を区別していません。 したがって、これを修正してください。

あなたの記事の書き方は、ジョニー・ウォーカーの「赤」と「黒」と「青」をひとつの鍋に入れるのと同じです。 そして、「赤」「黒」「青」という言葉を使わずに、別のブランドと比較してください。 これは消費者を混乱させ、省略により誤解を招きます。 これは悪意のない間違いだったと思いますが、修正する必要があります。

(2) 目的

ヨウシュチガショップへのあなたの記事の目的は、ポルフィディオを犠牲にして(ポルフィディオを怪しく、おいしくなく、高すぎると思わせることで)テゾーロ、オーチョ、タパティオ(=カマレナの下請け蒸留所)の販売を促進することのようです。 誰もが希望する広告を自由に行うことができますが、不正確な情報に基づいて広告を行うことは不公平です(価格比較が間違っている、何がポルフィディオ/テソロ アネホを指し、何がポルフィディオ/テソロ アネホ エクストラを指すのかを明確にしていないなど)。

(☝筆者註:これが恣意的な拡大解釈なんすよね。私はただ、個人の感想を書いているだけであって、歴史や数学や法律の授業をしてるワケじゃない。日本の大多数の飲酒可能年齢の方たちの、テキーラに対する認知度の低さを思えば、熟成年度を厳密に分けて味を論じる意味そのものがそもそも無い。全体を大枠で俯瞰して、価格と味の釣り合った銘柄を、私の独断と偏見とでオススメしたに過ぎないワケだ。それを無知ながら「カマレナ家」に絡めて特定の銘柄を良く見せたのは、確かに筆者として反省点と考えている)

したがって、お願いですが、「リンゴはリンゴと比較する必要がある」「オレンジとリンゴではない」ということをお願いします。記事が事実として正しいためには、記事や広告の読者はこれを理解する必要があります(特に、 価格情報)。

(3) あなたの記事内のその他の、ちょっと変わったコメント:

1. 他の 100% ブルーアガベ アネホ エクストラではなく、ポルフィディオ アネホ エクストラとミクトスを比較
2. テゾーロ/オチョ/タパティオには「高貴な血統」があると主張する(ポルフィディオにはそうではないことをほのめかしながら)
3. あなたの「出自不明」発言(Tesoro が「出自不明」であることをほのめかしながら)。

(☝筆者註:この場合の「出自不明」と言うのは、ポルフィディオが得体の知れない商品…… ”ということを言ってるのではなく” 、「どんな店から誰の手を経由して購入されてきたか、そもそも日本市場で出荷された製品なのか外国で購入して日本に持ち込まれた製品なのか、メキシコ工場で出荷されて私の手に届くまで”トレーサビリティの透明性が確保されていない”」という趣旨で ”私の限りない善意で” 付け加えた言葉だ。

何でこんなことワザワザ言わねばならないかと言うと、いつの時代どの店で購入されたか不明ということは、当時の実際の値段も、配送に必要な送料もテキーラの購入にかかった一切合切の費用総額が分からないという釈明だ。

上の記事で私が言っている「出自が分かっている」というのは、「どういう店からどういう費用が掛かって購入されたか、私が情報源を開示して読者に説明することができますよ」という意味合いであって、「カマレナ家などのテキーラの能書き云々」には一切何の関係も無い。これは断言して良い。

こういう所が恣意的な切り取りであり、曲解だって言ってんだよな……)

ただし、これら 3 つの問題については、単なるご意見だと思いますので、これ以上コメントする必要はありません。

そこで、以下のメールの内容から察するに、あなたの記事がオンライン広告ツールとしてどのように使用されているかはご存じなかったのではないかと思いますが、どのように使用されているかが分かりましたので、ご回答いただければ幸いです。明らかな理由で必要な修正。

修正の最良の出発点は、記事内で次の点に言及することです。

テソロ アネホ:12,000円
ポルフィディオのオリジナル(ポルフィディオ・アネホ・エクストラ):19,000円
Tesoro Anejo エクストラ:22,000円

そして、Porfidio と Tesoro の商標についてそれぞれ言及した後に、対応するように「Anejo」または「Anejo Extra」という単語を書きます。 この後、読者にとってすべてがより明確になるはずです。

また、写真の下に、「アネホ」または「アネホ エクストラ」が何であるかを詳しく説明するとよいでしょう。 そしてそのヴィンテージの年。

(4) 以下のメールのコメントについてですが、悪意のない記事やソーシャルメディアへの投稿は、真偽を問わず重要なものではないため、当社を不快にさせるものではありませんが、当社を不快にさせるのは情報商材、つまり宣伝目的の記事です。 偏った情報または不正確な情報によって商業的損害を引き起こすことが意図されている場合、販売を促進する。

他にご質問がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

ありがとう!

敬具、

混乱を避けるために、以下の表示を見つけてください。

1.「アネホ」と「アネホエクストラ」とは
2. 日本(および世界)で現在販売されているボトルとミュージアムボトル

先のメールに記載されている小売価格

画像 b2 [☜筆者註:いちばん左側] (インスタグラムより): ポルフィディオ アネホ ヴィンテージ 1993 (使用済みのウイスキー樽で熟成 = 明るい色)

(☝筆者註:すげえな、インスタの画像でヴィンテージ分かるんだね。昔は使用済みのウィスキー樽で熟成してたんやな……)

画像 b3 [☜筆者註:左から2番目] (インスタグラムより): ポルフィディオ アネホ ヴィンテージ 1998 (バージンオーク樽で熟成 = 品質が良い = 色が濃い)

(☝筆者註:だからこの酒がアネホなのか、エクストラ・アネホなのかを、ちゃんと教えてくれって言ってるんだよこっちはよ! 貴方はエクストラ・アネホだって主張してるじゃないか、さっきから! まあそれはそうとして思ったよりヴィンテージ年が離れてなかったことに驚き。なるほどどうやら樽の材質が異なっていることが、酒の色味に違いをもたらしていたようだ)

画像 b4 [☜筆者注:左から3番目] (インスタグラムより): テソロ アネホ ヴィンテージ 1994 年頃 (使用済みのウイスキー樽で熟成 = 明るい色)

(☝エル・テソロ・アネホって使用済みウィスキー樽で熟成されてたんだ。こういう所は本職でないと分からない情報っぽくて参考になるね)

画像 b5 (ヨウシュチガ ショップ プロより): ポルフィディオ アネホ エクストラ ヴィンテージ 2007 (日本の酒屋で販売されているもの)

画像 b6 (Youshuchiga Shop Pro より): Tesoro Anejo (日本の酒屋で販売されているもの)

画像b7(ヨウシュチガショッププロ):Tesoro Anejo Extra(日本の酒屋で販売されているもの)

ポルフィディオは20年以上前に通常のアネホの販売をやめ、以来最高品質の「アネホ エクストラ」のみに注力してきました / 過去20年間、日本と世界で販売されたボトルはすべて「アネホ エクストラ」です

さまざまなタイプの樽熟成スピリッツの色の違いは、主に樽の品質 (使用樽とバージンオーク樽) と樽内のトーストのレベル (ライトトースト、ミディアムトースト、ヘビートースト) によって決まります。

したがって、価格を比較する場合は、「オレンジとリンゴ」ではなく、常に「リンゴとリンゴ」を比較してください。

(メール引用ここまで)

☝上記メーカーの抗議に対し、

☟私からの反論メール

(以下google翻訳)

親愛なるマリーナ @ ポルフィディオ

あなたの議論の主旨は理解しました。

とりあえず落ち着いて、私が書いた次の修正記事を読んでからまたコメントしてください。
今回はできるだけ中立的に書いてみました。
【 https://note.com/slawcult/n/n2ff607b6e41c 】

上記の記事を読んでどう思いましたか?

まず、御社の考え方があるかもしれませんが、私にも私の考え方があります。

私の主な不満点…[ポルフィディオ・アニェホの不正確なラベル表示]。

あなたの会社のボトルにテキーラ(あえてそう呼んでいます)の特性を書くのはあなたの責任です。

私はこの分野では素人ですが、メーカーには出荷前に製品に「正確な」ラベルを付ける責任があると理解しています。

違いますか?

私が入手した日本市場のポルフィディオ アネホのボトルのラベルにはエクストラ アネホと書かれているはずですが、実際にはアネホであるかのように記載されています。
これは動かしようのない事実です(実際に私が撮った実物の写真がそれを証明しています)。
さらに、この商品をメキシコから日本に輸入した商社も、私の所有するボトルに誤植があったことを認めています(上記リンク先の記事をお読みください)。

つまり、この記事を書いた時点では、ラベルの記載から御社の商品がアネホであると誤解しており、実際にエクストラアネホであることを知る由もありませんでした。

貴社から情報に誤解があるとの指摘を受け、日本の輸入商社に事実を確認するまでは。

無知な消費者は、ボトルに書かれている内容と実際の中身が異なることをどのようにして知ることができるのでしょうか?

あなたの会社は、これらの誤認に対する責任はすべて購入者である私にあると主張しますか?
この点について御社の見解と責任を伺いたいと思います。

ご指摘いただいた情報は修正させていただきますが、社会的責任を負う企業であれば、製品には正確な表示をお願いいたします。
無知な一般消費者に誤解され、対比される事態を引き起こしたのは、あなたの過失(正しく注意していれば簡単に防げたはず)のせいではないでしょうか?

それにしても、他社製品との価格比較が軽率だったことを反省しています。

私はテキーラ業界についてはあまり詳しくないので、血統の話を持ち出したことを後悔しています。

そうは言っても、私の記事に関して(事実を歪曲して)私だけが責任を負っていると主張する貴社の声明は、状況の現実を完全に理解していないことを示しています。
はい、そして率直に言って、それは不快です。

確かに私の行為が不注意であったことは事実ですが、御社に商品の性質を誤解させるような欠陥がなかったかどうか、今一度考えていただきたいと思います。

可能な場合は記事を修正しますが、面倒な場合は記事自体を削除する場合もございます。(☜筆者註:面倒くさかったので記事自体を削除しました)

今後修正予定の記事本文に御社とのメールのやりとりを表示させていただきます。
私の意見とあなたの意見のどちらが正しくてどちらが間違っているかを決めるのは、不特定多数の陪審員、つまりそれを読む読者の判断に委ねられているとします。

それで満足ですか?

ありがとう。

(引用は以上)

 ここまで読んでくださった読者の方々、私の言動を大人げないと思ってるかも知れないが、スマン。一つこれだけは言わせてくれ。

 私だって人間なんだよ! 余りにも理不尽な曲解・誤解・恣意的解釈から難癖つけられたらさすがに怒るぞ! 商品の性質を誤認されたくないなら、まず自分とこの製品のラベル記載をちゃんとする所から始めるのが筋だろうが!

 こういう言動を日本語の慣用句で、「自分のことを棚に上げる」って言うんだよ。


 ……ということで、みんなは記事を書く時は気を付けようね! 特筆してグローバル企業の絡むレビューは、迂闊に記事を公開したら訴訟のリスクがあるかも知れん。少なくとも私は訴訟の可能性を感じて記事を凍結した。

 ビビリでゴメンね。これが一般人の限界だから。

 今回は以上です。

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