リウボウよ、ホテルにはないワクワクする食を磨け

沖縄のデパート、リウボウの近くにある琉球銀行本店がこの度建て替えられる。そして、全国的に珍しく、
銀行本店の上にホテルが併設される。
詳しいホテルの概要は公表されていないが、
レストランが併設されるのは間違いない。

ところで、リウボウはこのところ売上を落とし続けている反面、前期はビジネスモデルに改善を図ったことで赤字から脱却した。最近はネット通販で何でも買え、フリマやシェアリング商品で満足することもある。そんな状況下で、リウボウに足を運ぶ意義とは何だろうか?

手に取らないとわからない商品を手に取ったり、
他所では味わえない食品や
匂いや香りも楽しめる食品を手に取るというのが、
私にとってのリウボウに足を運ぶ意義だ。

しかし、
最近リウボウは競合他社を意識してかTポイント10倍
セールを打ち出すことがあるが、それで顧客に訴求が
図れるとは言いがたい。そんなので来る顧客は、ポイ活がしたいのであって、実は本当のリウボウのファンではないのかもしれない。

また最近は、悲しい話、
リウボウ食品館とスーパーの違いを感じず、以前のようにリウボウに来た!という感覚を感じなくなった。

果たして、リウボウはファンが
どうして足を運ぶのか、イメージできているだろうか。

近くのホテルのレストランは、たとえ美味しいものが
出せても、ファンが納得のいくまで話はできないのかもしれない。そうなると、納得のいくまで話ができる、
というのがある種の肝なのかもしれない。あるいは、食べ物ができていく過程が見える、というのも肝なのかもしれない。例えば、屋上に養鶏場を開設し、そこで採れた卵を惣菜として出すというのはどうだろう?

リウボウよ、食でホテルに負けるな。
食でファンと語り尽くせ。

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