あの人の世界観から世の中を覗く
亡き人に思いを馳せるとき
亡くなった人を思い出すときは二パターンあると思っています。一つは懐かしく言動に思いを馳せる。脳内再生は全てイメージなので想像なんだけど記憶として見るとき。感情の反芻をしてるとき、したいときの思い出し方ですね。
もう一つのパターンはあの人ならどうアドバイスしてくれるだろうと思うとき。これは思い出の再生ではなくて相手の世界観を再現しようとしています。感情を得るよりもその人の世界観から出来事を眺めてみたらどう見えるんだろうかと考えているんですね。
これはどれだけその人を理解していたかの証にもなるんです。まったく予想も出来ないなら何一つその人をわかっていなかったことになるし、手に取るように思考回路が見えるなら会った回数に寄らず深く理解していたことになります。
何を人生の価値においているか
理解するというのは、自分の見聞きした言動から判断基準を推測して一番奥の価値を類推する作業になります。
感情ではなくてありのままの再現から何を大切にした人なのか、考えていきます。
余計な羞恥心や猜疑心がなく好奇心のままに行動する。信じたら見返りを求めないサポート。あらゆるまとまりのなさを抱擁する大きな器。
純粋であること、誠実であることを大切にしている人でした。
だとしたら。
ノイズを気にせず、自分のやるべきことに集中して、喜びを感じていくのが本来で、それを後押ししてくれるんだろうなぁと思います。
周りの声を気にしないで自分が赦したものを信じていけばいいのよ。
って生きているときに言われたから、また聞いても同じこと言われそう^ - ^
尊敬する人とは2年しか現世で一緒の時を過ごせませんでした。でも誰よりも深く生きることを語り合い、世界観を見せてもらえたんだと今更に気づかせてもらっています。
いつも応援ありがとうございます。サポートしていただいたお礼はアートプロジェクト事業費として創造空間の作成やアーティスト活動、仲間への感謝の気持ちの一部とさせていただきます✨