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今日はうれしい日だと言われた話

浜松OpenArtが始まりました

今日から11月6日まで浜松の街中で作家さんが商店の中に作品展示する浜松OpenArtが始まりました。

ライブは何組かあるもののパフォーマンスは私を含めて2人だけ。寂しいですね。ご挨拶と下見を兼ねて江間ふとん店に行ってきました。

江間さんは去年おしゃべりしたのを思い出してくれて、今回は自分のことを話してくれました。人に言うほどのこともない。けれどもやって来たことを認めてもらいたい気持ちも少しはある。そんな心持ちに共感していたら出版物を見せてくれました。


戦後復興区画整理事業の顛末記です。聞けばもともと霞ヶ関にお勤めになっていたとのことで市との詳細なやり取りや事業における数字的な記録も完璧でそのまとめ方と洞察は市井の人とは到底思えないものです。この書は中央図書館の郷土資料室にもあるとのことでした。
 
また、家系について考察した出版物も見せてくださいました。


ふとん店の主人にしておくのがもったいない!
製本したのが、平成22年。ただ今御年八十九歳。
教養の豊かさと心持ちの床しさに圧倒されました。
 
今まで近所の人にも話したことはないと言いつつ身の上話をしてくれたりして「今日はうれしい日だ」「楽しい日だ」と何回もおっしゃっていたのが、本当にうれしかったです。

私はやっぱり踊りを第一に考えるのだけど、踊ることを通して人の人生に触れて愛おしみ、それを表現に昇華していくことが一番の幸せです。
 
自分も幸せで存在を認めてもらった相手も幸せで、双方が幸せになれる、自分が出来る最高の形なんじゃないかなと思っています。


ふとん店にあるまじきおしゃれ空間な店の作り^_^

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