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「バナナの魅力を100文字で伝えてください」


地味だけど一生役立つ「伝わる技術」
誰にでも身につく36の伝わる法則

「バナナの魅力?なにそれ?面白い!」
と思ったのが、大好きなストアカの先生に教えて頂いたこの本です。

実はこの本、図書館の新刊コーナーで見つけて「あ!教えてもらった本だ!」と即!借りました。

最後まで読んだら、手元に置いておきたい!と思ってしまう、繰り返し読みたくなる本でした。

伝わるってどういうことなんだろう?


私もコミュニケーション講師のはしくれとして、傾聴スキルを勉強中ですが、改めて
「伝わるってどういうことなんだろう?」と、考えさせられる内容でした。

・どんな伝え方をしたら良いのかなぁ?
・言ったよ~!あれ?伝わってない?なんで?
・言葉でいちいち言わなくても、ニュアンスでわかるでしょ!

と、日頃思っている皆さん!朗報ですよ~!

人は、言葉だけではなく態度や表情も含めて
「ちゃんと伝えてもらわないとわからない生き物」とニュアンスだけでは通用しないんですよね。

どんな伝え方をしたらいいのか?が、詳しく解説されているのが柿内尚文さんのすごい技術!

私は、誰にでも身につく36の伝わる法則を読み進めて行くうちに
「うわぁ!これやってみたい!」と思う解説が沢山あるのに気づきました。

ネタバレにならない程度に、少~しだけご紹介していきますね。


伝えること=伝わることではない


これは、皆さん1度は経験があるのでは?と思うあるあるですよね。

「さっき指示をしました。言いましたよ~」

「あれ?でも処理されていないよ~」

「でも言ったんですよ!ちゃんと!」

さて…どうしよう…と、がっかりしませんか?

私は、ただ伝えただけは伝わるとは違うのが、よくある分かりやすい例えだなと感心しました。
言いっぱなしは、良くないですよね。

伝え方を試行錯誤するのが大切なのを実感して、
思いやりを持って伝わる構造を覚えて行きたい!と思いました。


見える化


伝わるの、見える化は、どんな風にするのでしょうか?
相手の頭の中に、イメージをしてもらえるように工夫をするそうなんです!

私は「見える化」という言葉を聞いて、思わず
「懐かしい!」と呟いていました。

「見える化」は、サービス業の事務員時代に上司から習った言葉です。

「この事務業務を見える化するにはどうする?」
などと言われては、効率的な処理方法や、時短できる工夫などを考えていたのを思い出しました。

伝わるの見える化の達人になれるように、まずは自分でイメージをしてみたいです。


100人いれば100通り



100人いれば100通りは、本当にその通り!と、胸に響いた言葉のひとつです。

同じ様にコミュニケーションを取っても、相手の反応は人それぞれです。
例えば、仕事の指示をした時の反応を見てみましょうか。

・仕事を理解して、すぐに納得してくれる人
・えー違うんじゃないですか?と、必ず否定から入る人
・最後まで話を聞かずに、分かった振りをする人

嬉しい反応をしてくれる人も居れば、残念な反応が返ってくる場合もありますよね。

残念と言えば、過去に嫌な経験をしたのを思い出しました。


イライラは伝染する


私は過去に、同僚から無視をされたり、仕事をする度に否定をされていたことがありました。

アイコンタクトを取って名前を呼んで挨拶をしても、返事がありません。

そして、挨拶はしないのに
「私はもっとたくさん処理ができるよ」
と、必ず私と仕事量などを見比べているようです。

「あれヤダ」「これヤダ」が口癖の彼女は、常にイライラしているようでした。

イライラは、すぐに人に伝わりますが、伝えたい言葉はイライラを通してだと伝わりません。

時期に、彼女は周りから話を聞いてもらえなくなって、孤立してしまいました。

確かに、私もイライラしてしまう時はあります。
ですが、彼女のように感情をあらわにしないように気をつけようと思いました。


諦めると明らめる


どうしても話が通じない方に対しては、話を伝えるのを諦めることがありました。

人は100人いれば100通り。
伝わる人もいれば、そうじゃない人もいる。

その人の気持ちは、その人にしかわからないので、ざっくり伝わったぐらいに捉えるのが良いそうです。

「どうして伝わらないんだろう?」

と思った時に、その理由を明らかにするのが「明らめる」そうなんですね。とっても腑に落ちる言葉でした。

諦めるも、明らめるも、両方上手に使っていけたら相手に伝わる話し方に近づけるのではないでしょうか?


バナナの魅力を100文字で伝えると


バナナは、手軽にエネルギー補給ができるご飯の代わりと、仕事が忙しくて食事が取れない時に大活躍!

ほのかな甘さと、腹持ちが良いのも特徴のひとつ。
ケーキやクレープ、チョコバナナと、お菓子との相性もピッタリです。

私が伝えるバナナの魅力はいかがでしょうか?
美味しそうに見えますかね?

バナナをイメージすると、よく上司が朝ごはん替わりにバナナを食べていたのを思い起こしました。

「一緒に食べる?」とよく誘われました。

バナナの印象は、素朴だけれども色んなバリエーションが楽しめると言ったところでしょうか。

「バナナの魅力を100文字で伝えてください」は、色々な箇所をつまんで読み返したくなる、マニュアル本にしたいなと感じる1冊でした。


素敵な写真をthank you🍀manichi39様


毎日投稿を目指していましたが、昨日はネットの通信障害などで挫折をしてしまいました。

環境の変化に臨機応変に対応する方法も、色々ある。
挫折にめげずに、少しずつ更新を続けていきます。


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