見出し画像

「理通ずれば事運ぶ」

以前つぶやきでも書いたのですが、今の時代を表すとこの言葉になるのかなと考え残したいと思います。

平成時代が30年間続いて技術は進歩し、様々な手法、考え方、情報、知恵なども生まれました。何が大事なのか、最近の様々な事柄が日々生じる今何が必要とされるのか。

理(ことわり)という認識を今の時代を生きる私達は持っています。理とはただ「こういうものだ、こうするものだ」というだけのものではない、明文的に正しいということを共通認識として持つ「良いもの」であります。

誰の目にも明らかな、言葉として表した考え方もあれば、人を労ろう、大切にしようと言う人間が誰しも感じる感情、やさしさも我々人間には理としてあります。ただそれを大切にしろ、共通認識しろというだけの話でもないです。

明らかでなくては共通認識できないということでも困る。しかし人により理は違う部分もある。逆に言えば、理を共通に持つことで諸問題は解決できる。それを今生きる我々は感じています。ただ全てを同じにすることは人間社会にとって難しい。それを求める人はそれの難しさを感じるかもしれません。

事が運ぶためには理を同じにしなくてはならない。しかしそれは無限にある人の価値観をまとめるということが出来るかという質問を投げかけることと同じです。ただ時代を生きる我々はそれを求め、それが出来れば世界の悩みは解決するはずです。

人が共に動く上で、また組織を動かす上で必要な指針、共通認識こそ理です。それは今の時代最も重要なことであります。しかし今時代が指針として持っているのはある程度取捨選択した「明らかな情報」であり、個人の感情にも左右されるあやふやなものもあります。

理を完全に知る上で何が必要なのか、ということですね。理が同じになれば物事も時代も動くということです。それが「理通ずれば事運ぶ」ということですし、時代はそれを求めています。その意識が大切ではないかと感じます。

人生に必要なのは勇気と想像力、そして少しのお金とはチャップリンの言葉ですが、勇気は別にしても(笑)、想像力はnoteのスキが示してくれます。少しのお金を記事を呼んで役に立ったならば志として頂けると本当に嬉しいです。書籍代として本を購入し、勉強してそのお金を還元できればと思います。