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【ビジネスの話】会社を設立して1年半が経ちました



イチゴ栽培の様子

少しずつ前進しています

2022年6月にGREEN OFFSHORE株式会社を立ち上げて、1年半経ちました。
noteを書き始めてから、そう言えば会社経営という話はしたこれまでした事が無いなと思いまして、今回書いてみる次第です。
その中で良かった事や、後から考えればもう少しこうすれば良かったかなという事を羅列していきましょう。

新しい事をやるには周りから見て分かりやすい「ハコ」が必要

私にとって農業向けの機械をコントロールする、というのはそれこそ数年前から取り組んでいた課題(プロジェクト)です。

ただ、走り始めが「まずやってみましょう」という所から始まっています。非公式というか個人的に一人でちんまり行っていたプロジェクトですね。
そんなプロジェクトですが、走っていくうちに有難い事に協力者も現れました。

ただ、私と協力者は当初別会社といった事もあり、他の人にこのプロジェクトを説明する際に分かりにくさが付きまといます。

例えば名刺交換をする際にも、交換の度に説明が必要になってくるんですね。これはマイナスポイントかな、と思います。

ある程度見込みがあれば、人に理解されやすいハコを作る、つまり法人化を考えておく方が良いと思いますね。

会社設立後1年未満のタイミングで創業補助金を使うべき

日本政策金融公庫の創業補助金というものがあります。
ソフトウェアのみのサービスであれば、日頃発生するコストはほぼ人件費となるので、あまり必要が無いかもしれません。

ただ、ウチはハードウェアとソフトウェアを組み合わせたサービス展開を想定していたのと、当初予定していたハードウェアが高価だった事もあり、手持ちの資本金だけでは運転資金としては足りませんでした。

幸いにして、創業する前に各スタートアップ向けのコミュニティに属していたので、「お金を借りるのであれば創業してすぐにした方が良い」という感触を得ていました。

会社設立から1期目を過ぎてしまうと、貸し出す方も決算書を見て融資の可不可を判断するようです。そのため赤字決算とかだと融資額も比較的低い額になってしまう傾向があるようです。

プロトタイプ製作を通して学びがある

この記事の最初にも「農業向けの機械をコントロールする」と書きましたが、実際の世界のモノの制御と言う話になります。
ずっとこの分野の開発などをしていると、皆がこういった事は既に知っているという錯覚に陥りやすくなります。
でも、実際に色々な所で話をしていると実はそれほど広がっておらず、まだまだこれからの分野だなという印象を受けています。

スマートフォン向けのサービスなどと違って、ハードとソフトを融合させたサービスというのは通常のスタートアップよりもハードルが高いです。
それはやはりハードウェアの製作コストがずっしりと会社の資金繰りに直結しているからですね。
それがある意味参入障壁にもなっているので、これがこれからの分野だなという話の元となっています。

私たちもソフトウェアサービスの構築から事業を始めましたが、現在ではハードウェアプロトタイプの製作まで行うようになり、実現出来る事の幅が広がりました。
こちらについても協力者を募りつつ先に進んでいこうと思います。


と言う訳で、スタートアップ経営についての情報をまとめるべくnoteのマガジンを作りました!

私が共同代表を務めているGREEN OFFSHOREでは農業向けのIoTサービスを展開しています。
そちらにも様々な情報を展開しているので、ぜひ上記リンクをクリックしてみて下さい。

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