選択的シングルマザーになるためのざっくり手順

割引あり

選択的シングルマザーになろう!と思い立った方、参考になるかもと思いわたしの不妊治療含む全体の流れを書いておきますね。


選択的シングルマザーになる決心

この記事をご覧くださってる方は選択的シングルマザーになにかしら興味のある方かと思います。
わたしも今年で38歳になります。出産のリミットが35歳くらいだと常識のように言われている日本ではこれぐらいの年齢の方は焦りますよね。

わたし自身若い頃から婚活を精力的にしてきましたが、なかなかうまくいかないどころか、男性へのヘイトとトラウマを蓄積するばかりでした。

子供が欲しくて結婚したいと考えていた自分にとって何年も達成できなかった結婚というゴールをあと数年で叶えることは難しく、35歳になって出産のリミットを考えたとき、今選ばなければ産むことすらできなくなると判断し、子供を持つことの最短距離である選択的シングルマザーになることを決心しました。

アインシュタインが「同じ行動で違う結果を求めるのは狂気の沙汰だ」といったようなことを言っていたとどこかで見て、婚活に見切りをつけて違う行動をとろうと思い至りました。それほど全力で活動してきましたし、本当に婚活に疲弊していました。

そこからは比較的とんとん拍子にステップを踏みまして、精子バンクに問い合わせ、妊娠可能か検査をし、数回の不妊治療の末、今に至ります。
仕事は事務職で在宅の仕事のため、不妊治療中もつわり中も出社がなく、かなり恵まれた環境だったと思います。

精子バンクと病院探し

個人での精子提供を選択される方もいらっしゃいますが、私は精子バンクにしました。
個人間での提供ですと、既往歴や学歴人種の詐称や金銭トラブル、出自を知る権利、親権について揉める可能性などを排除したかったためです。
また個人的に衛生的によく知らない他人の排泄物を体内に入れることに嫌悪感もありました。

精子バンクを探されると世界的にクリオスという精子バンクが最大手になるかと思います。
デンマークの会社ですが日本語サポートをしてくださってます。
海外なので言葉の壁がある私にとっては日本語サポート窓口があることはたいへんありがたかったです。

日本では選択的シングルマザーにはなれない?

もし選択的シングルマザーをご希望でしたら急いだ方が良いかもしれません。
配偶子提供(卵子・精子提供)について日本国内での独身女性への法規制をされる可能性が高く、早ければ数年中に日本国内での治療ができなくなるかもしれないらしいです。
今回の法案提出は見送りだそうですので今年は大丈夫との話がクリオスさんのご担当者さんアカウントでつぶやかれてますね。(2023年9月現在)
(2024.1月追加 まだ法案の提出はされていませんが、法案提出されたら現在の草案ですと国内でのシングル女性への治療をすると罰則があるとのことなので、国内での治療は絶望的です。海外での治療になることがほぼ決定的です。治療費も高くなるので急いだ方が良いと思います。)

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