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50歳からの中小企業診断士 働きがいのある企業ランキングを見て思うこと

  転職・就職のための情報プラットフォームを提供しているOpenwork社が「働きがいのある企業2024ランキング」を発表しました。

 私は苦節25年以上、1つのグループ会社で異動をいくつか経ながら働いてきました。優秀な方もそうでない方も辞職をして転職する人たちも多く、その後、どのような働き方をしているかわかりませんが、外の環境に「働きがい」を見出されたのでしょう。一方、私は「働きがい」を何とか自分なりに今の環境で意味づけて、今の会社に固執してきたようなタイプで、50歳を目前に自分を軸にした考えの下、改めて働く意義や使命、社会への貢献を目指し、中小企業診断士の勉強を開始しました。
 今回は、世間的に「働きがいがある」と誰もが認める企業のランキングから自分なりの共通点と感じる所感を書き留めます。

働きがいのある企業2024ランキング TOP10

TOP10は以下の企業でした。

1位 株式会社リクルート
2位 PwCコンサルティング合同会社
3位 株式会社電通
4位 アビームコンサルティング株式会社
5位 日本アイ・ビー・エム株式会社(IBM)
6位 ソニー株式会社
7位 株式会社キーエンス
8位 プルデンシャル生命保険株式会社
9位 アクセンチュア株式会社
10位 デロイト トーマツ コンサルティング合同会社

働きがいのある企業2024ランキングより

働きがい=期待され、主体的に動き、社会に価値を残せること

 今回、総合商社が入っていなかったのが少し以外でしたが、このランキングについては、以下の評価項目について評価をしたとのことです。
 「待遇面の満足度」
 「社員の士気」
 「風通しの良さ」
 「社員の相互尊重」
 「20代成長環境」
 「人材の長期育成」
 「法令順守意識」
 「人事評価の適正感」
確かにどの企業にも「待遇面の満足度」がありそうで、「所属すること自体で社員の士気(&自尊心)」を高める企業イメージを持っており、集まる社員は新入社員も中途採用も知識面、ヒューマンスキルの難関な課題を突破していることからコミュニケーション能力も実務力も高く、1あれば10の更に付加価値の高いアイデアが建設的な議論をベースに産むことで、様々な企業の助けになるような能力と実行力を備えている企業であるイメージです。

ものすごく働く意欲の高い人たちの求める「働きがい」が揃っている企業という印象です。

 また、これらの企業がモーレツ社員だけを求めるのではなく、女性のライフスタイルに合わせた働き方も採用できたり、男性の育児休暇や研修制度も具備され、法令順守の意識も高い企業であるところが一層、優秀な人を集めてくるという良いスパイラルができている企業のイメージです。

 個の弱さを組織力でカバーするというのではなく、個々の能力の高さを起点にそれを持つ人が主体的に業務判をし、チームワークを発揮し、そして社会に意義のあることに取り組んでいける環境が用意されていると見受けられました。そのため、そのサイクルに対応できる人材でないと、この好循環を回し続けることができず、周囲との軋轢にもつながるため、採用ガチャではなく、自分自身の能力があってこそ、企業の持つ良いサイクルに貢献できる人材として採用されるということかと思います。

 その一方、そういうサイクルを作れない人で多く占めているのがランキングには出ない大企業から中小企業の大半です。
 そういった企業で世の中は回っています。企業の大小に関係なく、企業の数だけ組織課題が存在するので、それに向き合い、個々人にとって働きがいを見つけられる企業になることを目指すべく、社員をモチベートし、チームビルディングする支援ができる中小企業診断士なりたいと改めて思いました。
 そのためにもまずは自分がポジティブなマインドで様々な仕事に対峙していき、将来は独立した士業として自分なりの働きがいを見出していきたいと思います。

最後までご覧くださりありがとうございました。





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