シンママうみのイジメ奮闘記【3】提案
キーパーソンの出現によって次なる手を打つ決心をした私です。
悟が「行かない!」と言い出した頃は、悟の凸凹による認知のゆがみも原因の一つかもと思っていましたが、
周りからの情報を集めれば集めるほど、悟個人の問題ではないのだと気付かされます。
不登校教室の先生からは
「教育委員会の専門部署に相談をすると、学校を突いてくれるから、学校側は少し焦るのではないか?」という提案をいただきました。
いろんな状況下において、あるいはこの手は大変有効かもしれません。
ですが、私はこの策は使いませんでした。
なぜかと言うと、担任との信頼関係ができていると言う自信があったからです。
教育委員会から突かれれば、管理職は焦り担任を突くでしょう。担任は、持ち得る手を120%使い対応してくださってると感じていました。これ以上担任を突くことはマイナスになれど利益にはならないと考えました。
ではどうしたのか。
勉強して、練って練った秘策を学校へ持っていくことにしました。
まず、1番最初にやったことは、担任へ連絡帳を書くことでした。
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