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ご褒美ショコラタイムはいかが?

2月といえば、バレンタインのあるsweety month。
街を歩けば、チョコレートの香りに導かれていつの間にか小さな紙袋と仲良くスキップしてお家に帰る。
寒くなった体を温めるミルク入り紅茶と共に嗜むチョコレートが口の中で解けるとその至福の中で心も溶けていく🍫


さて、脳内まで甘々になった2月の私による今回の記事は初めての読書log。
今回は悠木シュンさんによる『ご褒美にはボンボンショコラ』(宝島社)です。ネタバレは致しませんのでご安心を🌱


この本を読む人に伝えたいことはただ1つ。
チョコレートを食べるようにそれぞれの章を大切に味わって!

名前のない登場人物の背景を考えながら読んでほしいです。
チョコレートを食べるときに
「このチョコレートにはこの材料が使われてるのかな」
「もしかしてこの風味って…」
っていう思考を本の世界で楽しめるそんな1冊です。


本を読むときにサクサク読んでしまう私なのですが
読み終わった後にこれは丁寧に読むべきだったと後悔しました😢
序盤からちらっと顔を見せる登場人物の存在に気づきながらも
深読みせずに読んでしまった私。
ラストを迎えたとき、この本の隠し味の多さに驚き、再読を余儀なくされました(笑)

多く語るとネタバレになりそうなのでこの辺で。


1日の自分の頑張りを労いながら、ベッドの中で1日1章ずつ。
まるで箱の中に納まった宝石のようなチョコレートを嗜むように。

ちなみにこの本を読んだ2月24日は私の誕生日でした。誕生日の自分時間を素敵なものにしてくれたこの本に心からの感謝を込めて♡

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