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#220 掛け合わせと意外性


1✕αは無限大である


そのもの単体でも十分に良いのだが
そこに何かを掛け合わせたり、何かが掛け合わさることで
更にグレードアップするものは多い


昨日の仕事帰りにふと
「ああ、好きだ」と瞬間的に感じたものがある


「ススキ×夕暮れ×線路沿い」

ススキは素朴なのに味わいがある
もちろんそれだけでも好きである
しかし
そこに夕方のいい感じの淡いオレンジがかぶさり
さらに線路沿いで周りにススキを阻むものはないその風景


「高層マンション×地上の町並み」

ここは
見上げれば高層マンションに囲まれている
しかし
囲まれているからこそ
その地上に毅然としてある町並みが逆に映える
古きと新しきが融合したその場所


「タバコの臭い×路地裏」

これは
ちょっとかっこいい
タバコのニオイが好きなわけではないし
どちらかといえばむしろ苦手と言ったほうが正しい
しかし
路地裏でタバコを吹かす人たちの前を自転車で通り過ぎた瞬間
ふわっと香ったその匂いに
なんだかとてつもない懐かしさを感じた
コロナの世界
気軽にいけなくなった居酒屋
そんな場所をそんなことを思い起こさせるその瞬間


こうやって
掛け合わせが更なる刺激を生む
掛け合わさるものが異なるだけでまた違う出会いが生まれる


一つのものが
人の捉え方によって無限に変化していく

これって面白い


最近「株式会社ブルーパドル」という会社を知った
佐藤ねじさんのTwitterやnote、会社のホームページを見ていると
発想が刺激的で面白い

子どもコンテンツは特に
自分が保育士であるからこそ惹かれるものがある

「子ども✕なにか」

「子どもだから」
これをマイナスイメージ
例えば、子どもだからできない、成り立たない・・・など
に捉えるのではなく
プラスイメージ
子どもだからこそ大人にはないものがある、発想が豊か・・・など
に捉えることで

我々が知らなかった新たなものと出会えるのである


掛け合わせるものを制限してしまうのはもったいない
なんでもいい
あれこれと考えずに直感で掛け合わせてみたらいい
それが
意外としっくりくることだってある


ブルーパドルさんのおかげで
掛け合わせの面白さ
意外性の面白さ
に気づけた

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