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#199 青春映画


「盲目」

であること以外は何も変わらない

いや

盲目であろうとなかろうと

青春には

そんなことは関係ないのかもしれない



ブラジル映画「彼の見つめる先に」


盲目であることを理由に過保護すぎる親

彼は思春期、両親に少し鬱陶しさを感じていた

そんな彼の日常に転校生の少年がやってきたことで

彼の心は大きく動き出す

キスを知り、恋を知り、

映画を観ることも、自転車に乗ることも

盲目であろうと楽しめることは山ほどあったのである


映画を観ていて

セリフがなくなる場面

優しい音楽が流れる瞬間

その挿入歌の場面がとても好き


どの映画も

その瞬間に

感情が自分の中に入ってくる気がする


今回は自転車を二人乗りしているところ

セリフがなくても伝わってくる



休日

雨がしとしと降り続く

そんな日の夕暮れ時に観る映画としては

とても良き映画


青春ど真ん中

主人公にとって「盲目」という壁はあれど

それが障がい(ハンデ)であるという感じは全くしなくて

マイナスな気持ちよりプラスの気持ちを感じられた

重くなくサラッとしている

障がいは周囲にとって「障がい」と位置付けているだけで

当事者的には障がいじゃないかもしれない

そんなことを少し感じた



家でまったりゆったり

海外映画を観る時間は至福


さて

今日の夕食は

ポトフともやしのナムル

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