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「感情」と「気持ち」は違う!?

「感情」と「気持ち」

同じ意味の言葉と認識して使用していた言葉でしたが、研究で別物であると明らかになっているそうです。

どのように違うかと言うと、

感情は、刺激に対して反射的に持つもの。

一方の気持ちは、感情を持った後に認識するもの なんだそうです。

そして感情は反射的に持ちますが、実は賞味期限があり、その時間は、なんと?「6秒!」らしいです。

アンガーマネジメント等でも言われている事だと思いますが、少し耐えて自身の反応をみるというアプローチも、この6秒という時間に通じるものがあるのではないでしょうか?

また「感情」を持つ動物は人間の他にもいるそうですが、「気持ち」を持つ動物は人間だけだそうです。

この「気持ち」を認識するには「言語」「言語化」が役立つようで、例えばストレスの視点では、気持ちを「言語化する」とストレスがやわらぐというような研究結果があるそうです。

不思議な事にも感じますが、「悩み事を友人に話をすると楽になる」といった体験など、皆何かしら実感があるのではないでしょうか?

一方で「言語」と「気持ち」の関係を考えると不思議に思う事もあります。

それは、言語はイルカや鳴き声を含めれば他の動物も操る事がわかっています。でも、「気持ち」を持てると判明しているのは今のところ人間だけです。

それは何故なのでしょうか?

他の動物と違い、人間が「気持ち」を獲得していった経緯や理由、どうして獲得できたのか? が気になるところです。 ここが人間を他の動物と違う進化をさせたポイントの1つかも知れませんね。

僕の調べた範囲では、「気持ち」獲得の経緯や、どうして「気持ち」を手に入れる事ができたのか? については、研究などで明らかになっていないようです。

この件について何人かで仮説を語ったのですが、

「種の保存」をする為の 記憶伝承手段に「気持ち」が必要だったからではないか?

という方向に話が進みました。
実際はどうなのでしょうか?? 
(そういえば、どうして獲得できたか? の話はしなかったな・・・)

ちなみに僕が仮説として提案したのが、「他の言語を有する動物は同じ言語を使っていたが、人間は違う言語を使っていた。ここを埋めるのに感情が必要になった。」というものでしたが、「鳥は同じ種でも方言みたいない違う言語があるらしい」との事でボツになりました 笑

人間の感情と気持ちについて 解っていない事がまだまだありそうです。

「人間は感情の動物」 という 言葉がありますが、 「人間は気持ちの動物」という言葉に変わる日があるかも知れませんね。

いずれにしても僕たちの活動に「感情」や「気持ち」というものが大事なものである事は、当面変わりないと思います。
ウォッチを継続していきたいテーマです。


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