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スタートアップはコラボすることから始まる

人は何を渇望しているのか?

自分の専門分野から新しいプロジェクトを立ち上げる際にベースとなるのは「人は何を渇望しているのか」をしっかり考えることだと思います。
以前「トレンド=不可逆」という記事を書きましたが、これはポジティブな思考で、それに基づき行動すると、自分を変えるきっかけになります。
https://note.com/snow_power/n/n68eb3355696e

別環境の同じ価値観とコラボする

先日、スタートアップのコンペの模様を観覧してきました。
コンペの発表者は皆さん海外経験があり、別の国の人とチーム編成が行われている、素晴らしい発表ばかりでした。
スタートアップとは、自分の専門領域で新たな事業を立ち上げることですが、ある意味自分が興味を持っていることに対して投資を行う行動だと思います。
つまり新しい事業に対する積極的な投資活動が必要で、自らがそう振る舞うことにより、ビジネスにおける横のつながりを形成しています。

また、今の自分に無いエッセンスを加えるには別環境が強く作用してくれます。

トレンドを求めるなら、「本物」をつかみ、持続的な効果測定を行う必要があります。本物は値段でもなく、広告でもありません。トレンドになるものは、そのクオリティは守られているべきで、そう考えると、トレンドはとても厳格であるはず。

別の国の人とコラボする

渇望されるモノ・コトとは素早く提供することで効果を高めます。
本当に困り、助けを要する場合はすぐにでも「欲しい」と感情から行動に出ることがよくあります。
しかし、いつもと同じ日常を送っていては「欲しい」と思われるものを素早く提供することはできません。一人で勉強していても世の中に出るまで時間がかかります。
また、狭い価値観だけでは日々の生活に溶けてしまいます。
日本にあって、他国にはまだ無いものを提供できると、保有している事業や技術は力を発揮します。

既に持っている力を再考する

子供達の会話はとても面白いですよね!「これ知ってる」「これ見た事ある」と話したりしています。でも大人たちの多くは会話ではなくSNSなどからそれを知り、見て記憶するんですよね。
普段からやっていることを、再考するにはそんな何気ないことに対して、ある意味「ツッコミ」を入れることから始まります。

成功と不成功にこだわる

ただ、既に話題になっている事は再考したとしても同じ環境では違いは生まれません。同じような物ばかりが並んでいる商店街と同じです。
「違い」とは何かというと、どんなコラボをするかにより生まれ、成功・不成功が決まります。
コラボはある意味、自分が参加しているコミュニティのようなものです。
違いを持たせるには、多角的な視野=グローバルであることが大事です。多くの価値観を持つコミュニティと、同じ領域と環境でしかない母集団の一部になることは意味が違いますので、気をつける必要があります。

モノを作り出す営みは人間の本能に近いものですから、ある種コミュニティの形成に役立ちます。
しかし、一旦大きな母集団の一部にされてしまうと、その存在価値は目減りし、単に人々の目に映る風景にしかならなくなります。

2023年、新しいことに取り組む

事業や技術を継続して向上させるためには、新しいものを誕生させ続ける必要があります。
環境を変えたり、これまで持っていたものを手放したり、色々シフトすることで、全く別の内面が生まれます。
これまでにない新しい気づきを感じることで、満足度の高い生活を送ることができるようになります。

今年のテーマ

誕生は急ぎ、誕生したらそれをずっと引き延ばす

おすすめ本

シリコンバレー最重要思想家ナヴァル・ラヴィカント


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