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楽しく書いていくための小休止。


時計をチラリとみて、頭の中によぎる。もうちょっとだけ。


深夜だと告げる時計に、その言葉を何度も言ってしまう。後悔した朝も多いのに、もうちょっとと言いたくなるくらい、夢中だったんだ。


💭


今年になる数時間前。ジントニックと酔わないジントニックをカチンと鳴らした。のみながら、来年に想いをはせていた。


こんなことしたいな。
こんな自分になりたいな。


お腹いっぱいだったのに、ローストビーフの美味しさにうなりながらも、ポロポロと目標とか抱負みたいなものを話してたとき。


やっぱり、書くこととか創作することとか、やめられないなぁって思って、そのまま声に出していた。


わたしが文章を書いていることを知っている人だからこそ、言えた胸の内。


その時、どんな顔をしていたんだろうな、わたし。その人は、ちょっとだけ考えてから、言ってくれたんだ。


ほどほどにね、って。


やりたいこといっぱいあるだろうけどさ。ほどほどにやったらいいよって。


💭


ほどほど。なんて、久しぶりに聞いて。
ゆっくりと身体に響く。


夢中だった。本当に、毎日。
だけど、ほんの少しずつ、何かを置いてきてしまっているような。ほんの少しずつ、何かを考えずにいるような。気持ちもあったんだ。


酔わないジントニックなのに、ふわふわとしてしまった。


💭


深夜だと告げる時計をみて、あとちょっとだけっと思うとき。その人の声が頭に響く。


ほどほどにね。


その声を思いだすと、ふわぁっとあくびがでる。もうちょっとだけ。したいけど、明日の朝のお楽しみにしよう。


目尻の涙をぬぐいながら、ノートを閉じる。電気をパチリとけして、お布団にもぐりこむ。


楽しく書いていくために、暮らしもかわいさも大切にしていくのが、だいすきな人が教えてくれた。ほどほどにだ。

いつも読んでくださり、ありがとうございます♡