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持続可能なウクライナ避難民支援について

 毎日、ウクライナからの戦争のニュース。本当に悲しいです。どうしてこんなことになるのか・・・。かわいそうでならない。自分の国が突然攻められて戦争になって、しかも逃げる隙も与えられないって何?
 そして日本も同じように攻められることはないのか・・・ロシアって意外と日本の隣国だった・・・(涙)

 今年初めからクルド難民女性に日本語をオンラインで教えている。以前から難民日本語教育に興味があったのでとてもいい機会だと思っている。手探りだが、楽しく授業をしている。
 そして今度はウクライナからの避難民家族に日本語を教える機会に恵まれた!Twitterで出会った方が紹介してくださった機会。本当にありがたい。少しでも日本での生活がしやすくなるよう、私ができる限りのことをしていきたいと思う。

 さて、それでも思う難民日本語教育・日本の難民受け入れについて。
今回のウクライナ避難民の受け入れは日本にとっては異例中の異例では?普段難民受け入れのものすごく少ない日本が、すでに660人を超える方を受け入れているそう。自治体、企業、学校などが支援し、本当に手厚いサポートがされている。素晴らしいこと!日本語学校なども無償で教育機会を与えるようだ。
 しかし、これはいつまで続くのか。果たして数カ月、数年で彼らは帰国できるのか?この無償支援はいつまで続けられるのか?それを考えているのか?不安である・・・。私はできる限り受け入れてほしいと思うが、限度はつけるべきだと思う。そうでないと日本人からの批判も来るだろう(もう出ている・・・)。そこでウクライナの方々も日本側もwin-winになれるような持続可能な支援ができないかと考えている。例えば・・・・・

 やはり仕事が必要だと思う。いつまでも無償サービスで生活し続けられるわけではないだろうし、彼らもそれを望んではいないのではないか。こんな仕事の仕方、貢献の仕方はどうだろう?

①農家などとマッチングし農業などに従事してもらう。ニュースで見たが、ウクライナの方々は農業の方や手先が器用でガーデニングなどが得意な方々が多いとのこと。であれば日本の農家などで働いていただく。可能ならウクライナと同様なものを作ってもらうとか。気候が違うから難しいかもしれないが。

②IT技術を持った若いエンジニアの方々が多いとのこと。これもニュースで見たが、かなりのIT技術がある方々が、戦時中でもオンラインで事業を続け、経済を回そうとしているとのこと。他国に避難していてもオンラインであれば就業は可能。日本のIT企業もそこに目を付け、ウクライナから避難してきた方に就職を紹介したりしているそう。IT関係の仕事はどうだろうか。

③将来的なこと。今、避難されている方々は将来のウクライナを作る方々。その際の復興にはぜひ日本企業を!!!と思う。そのために日宇通訳・翻訳ができるくらいの語学力をつけてもらう。そして戦争が終わり、ウクライナが復興する際には、日本の企業が復興事業を手掛けられるようにする。これはウクライナも日本もwin-winではないだろうか。
 この避難民支援には日本人の理解もかなり必要だと思う。もうすでに「日本人だって困っているのになんで避難民だけこんなに手厚くサポートするんだ!」という声や、「ガイコクジンなんて来るな!」という声が出ている。そういう人たちにも理解してもらうことも必要。そのために、将来的には日本にもいいことがある、ということを理解してもらうのがいいのではないだろうか。

 ということで、こんなことはもうとっくに考えられているとは思うが、今私が思っていること。この中で私が1ミリぐらい、関われるかな・・・というのはやはり③。日本語支援。やはりこれしかない。通訳レベルまではもっていけないとは思うが、できる限りやってみよう。

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