うつからの復職〜えがおにならないように〜
えがお、って良いイメージですよね。
☺️ほっこりします。
今日は、気をつけている「えがお」の話です。
◇
私は、自分のつらい事を人に話すとき、
つい「笑顔で明るく話してしまう癖」があります。
本当に無意識に。
自分では気付かず、リワークで通っていた病院の看護師さんに言われて気付きました。
特に、家族の重い話、自分に起きた辛い話…。
人に「話し慣れてない」のだと思います。
家を飛び出した学生の頃は、家族の話やツライ事を話せる友人が居なかった。
さわりの部分を話したら、
重すぎてドン引きされたり、困らせてしまったり、逆に自分が傷ついたから。
その頃は、ここまでSNSなんて無かったから、
周りに心を閉ざしてたと思う。
これ以上、傷付けられたくなくて。
唯一、味方になってくれた祖母には
話せたかな。
社会に出て、辛い事があった時、
犯罪に巻き込まれた時、
その状況を明るく話してる自分がいた。
泣きたいくらい(/ _ ; )
つらいはずなのに。
とても怖かったはずなのに。
「つらい」って素直に言えなかった。
何故かわからないけど、
明るく話してしまう。
たぶんそれは、実家で暮らしてる時
母も同じ事をしていて、
無意識に私にも染み付いていたんじゃないかな。
と思う。
(´・ω・`)
「どうしてツライ事なのに、明るく話すんですか?」
看護師さんにそう言われて、初めて気付いた。
ハッとした。
ううん、実は前から
違和感を覚えていたんだと思う。
犯罪に遭ったのに、なぜ警官との雰囲気は明るいのだろう?と違和感を感じて、
明るく話していたのは「自分」だった。
「あまり辛くなかったのか。」と思われたかな…。
泣いたり震えたりしていたら、警察の対応も違っただろうな。
本当にツライ時、つらい態度を取らず、
明るく振る舞ってしまう。
そうすると、周りから「なんだ、平気なんだ。」って思われて軽視されてしまう。
そりゃそーだ。
そんな周りの対応に、
また傷付いたりしていた。(´-`)
本当はツライはずなのに。
私は、相手に自分の感情を出せないのかも。
私は、「平気なフリをする」事で、
「心配かけたくない、同情されたくない、
大事(おおごと)にされたくない」という気持ちがあるんだと思う。
かわいそうって思われたくない。
(´・ω・`)
だから、つらいって言えない。
でも、それは巡り巡って
自分の気持ちを置き去りにしてる事に
気がついた。
結局、自分を虐めてるのは
平気なフリをする自分なのだ。
……ああ、そうか、
私はずっと自分の気持ちを
自分で無視してきたんだなぁ。
いちばん「私」を苛めてたのは、
「自分」だったんだ。
遠くで子どもの頃の「私」が泣いてる。
あんなに泣いてるのに、
「自分」は気付かないフリをしている。
泣いてる「私」を放っておいて、
「自分」は、笑って他人と話してる。
……………ごめん。
ごめん。
ごめん。
ごめん……………!!!
それに気付いた瞬間、
自分への懺悔、後悔、反省、謝罪の気持ちが溢れてきた。
目から沢山の涙が出てきて止まらなかった。
(/ _ ; )
なんてひどい事をしていたんだろう。
ごめんね、ごめん。ごめん。。。
言い表せない気持ちと涙が、一緒に溢れ出て、
声をあげて泣いていた。
やっと、気付いてもらえた…!
過去の「自分」と「私」が抱き合って
泣いているようだった。
ずっと無視してたもう1人の「自分」。
無視してる事さえ、気付いてなかったよ。
私は、その事に気が付くために「うつ」に
なったのかもしれない。
たくさんたくさん涙が流れて
やっと、
やっと、
もう1人の自分と仲直りできた気がした。
自分の気持ちに向き合って、
その態度を取る。
つらいことは、
何とか笑顔にならずに、真顔で話す。
今は、気をつけて笑顔にならないで
人に話せるようになった。
LINEでなら、本当の気持ちを伝えられるように
なってきたと思う。
少しずつだけども。
つらい時は、笑わなくていい。
つらい時は「ツライ」って言っていい。
大変な時は、「大変」って言っていい。
(´∀`*)
そうすることで、「自分」を置き去りにしない。
私だったら、
大事な人がつらい時、
笑顔よりも「つらい」って言って欲しい。
そしたら、自分にも何かできる事があるかもしれない。もちろん出来ないこともあるけれど、
言ってもらえるような友達でありたい。
だから、
自分の気持ちを出せるって事は
自分だけじゃなくて
他の人も大切に出来る事なんだと思う。
大事な自分の気持ちを、
わかってあげられるのは自分だから、
その気持ちを出してあげればいい。
本音を出すようにしたら、周りの人も、
少しずつ本当の感情を出してくれるようになった気がする。
でも、
たまに気を抜くと、つらいのに笑顔で「大丈夫」とか言ってしまう。
心配はかけていい。
少しずつ、少しずつ。☺️
◇
ではまた〜
最後まで読んで頂き
ありがとうございました😊
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