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26歳の仕事観

自分でタイトルを書いてみて驚いたけど、大学を卒業して気付いたら現在26歳。怖い、時の流れが速すぎて怖い…。

私の現在地

そんなことは置いておいて、なぜこの記事を書こうと思ったか、ということについて。この記事を書いている2019年9月1日現在、私は無職である。そして明日、9月2日より会社員として新たなチャンスをいただけることになっている。
終身雇用制もなくなり転職によるキャリアアップが当たり前になった世の中だけど、私にとってははじめての転職。色々と思うところがあったし、たくさん考えた。が、忙しくなるとすっかりそういうの忘れちゃうから、今のうちに書き記しておこうというのが今回の記事の趣旨です。名だたるすごい人達が綴っているキャリア観には遠く及ばないけど、超平凡ないちOLの仕事観としてお楽しみください。
うわぁ我ながらつまらない記事になりそう、、、

仕事との出会いについて

新卒で入社したのは制作会社で、そこで4年と少し、ディレクターとして働いた。よーいどんで始まる新卒の就職活動にとことんやる気のなかった私が偶然選んだ会社としてはなかなか良い会社だったと思っている。

そもそも新卒の就職活動の時から、”私は世の中(ビジネス)を知らなさすぎる”ということをひしひしと感じていた。
両親・祖父母・叔父叔母が全員教員という教員家系の長女として生まれた私の周りには、企業で働く所謂サラリーマンが存在しなかった。兎にも角にも手に職。これが全て。そんな思想に対する反骨精神なのか何なのか、一般企業への就職を希望したものの、全く働くイメージが湧かない。
理想はいっぱいあったけど、それをビジネスとして消化できるアイディアは一切持っていなかったと思う。きっと新卒採用の時の面接では色々ちんぷんかんぷんな志望動機を述べていたことだろう。

そんな状態で拾ってもらった前職で、私は本当に鍛えてもらった。編集の仕事ができると思って入社した会社で入ってすぐはテレアポ営業もした。多少古いやり方ではあるものの、自分で稼ぐ、仕事を作る、というのを叩き込まれた。それから、入社して間もないうちからお客様の窓口を任せてもらえたことも本当に良い経験だった。自分がわからないことや初めてのことにも、お客様に対してはプロとして対応しなければならない。そうやっていつもちょっと背伸びしながら仕事をしてきたことで、人の何倍も早く成長させてもらったと思っている。

それでも転職しようと思ったわけ

会社の人たちはいい人たちばかりだったし、会社に対する意見を言ったら反映してもらえるようなポジションも築けていたと思う。居心地はよかったけどそれでも転職しようと思ったのにはいくつか理由がある。

一つの会社での評価に自信が持てなかったこと
先に書いたように4年間の仕事は本当によく評価していただいた。一方でなんとなくその評価に納得できない自分もいた。
新卒入社ということもあって、自然と同期とセットで語られることが多かった。尊敬できる優秀な同期と同列に評価してもらえるのは嬉しかったが、明らかに引っ張り上げてもらっているのは私の方だっだと思う。
だからこそ、社内だけの相対評価ではなく、ちゃんと自分の市場価値を知りたいと思った。 私個人としての戦闘力を知りたいし、上げていきたいと。

新しいことにチャレンジしていくスピードを上げていきたいと思ったこと
仕事をする中で私が一番楽しかったことは、新しいスキルをインプットしていくこと。
ディレクターとしての仕事のコツが掴めてからは、これまで何度も繰り返してきた作業をより効率化するための方法を考えて自分で試してみた。もちろん失敗もあったけど、それさえも試してみたことで得た成果だったし、充実した瞬間だった。
こんなこともあんなこともやってみたいと私が思う一方で、会社は新しいことに対する腰が重かった。社内の働きかけももちろんしたし、それによって動いたこともあったけど。世の中の変化するスピードの中で、今のスピード感で仕事をしていくことに危機感を覚えたし、もっと私の成長スピードを上げていきたいと思った。

もっと将来の選択肢を広げていきたかった
これが理由としては一番大きいかもしれない。偶然新卒で制作会社に入ってディレクターという仕事についたけど、これでよかったんだっけな?と思うこともある。
ディレクターの仕事を通じて色んな企業のビジネスモデルや働く人たちの思いに触れてきたけど、まだまだ私はこの仕事しか知らない井の中の蛙だと思っている。この先もずっとこの仕事をしていくのか、ほかに何か道を見つけるのか、その選択肢を働きながら探っていきたいと思っている。

これから大切にしたいこと

転職というと給料などの条件面も重視されるけど、今の私にとってお金はあまり重要じゃない。(甘いかもしれないけどお金に関してはこれからどうとでもなると思っている。)忙しさも別に気にならない。
これから30歳までの約3年間は種まきの年だと思っている。自分のやってみたいことをとりあえずやってみる。自分自身の経験や力になることを最優先事項として選び取っていくつもりだ。そして、ちゃんとその経験から得たものがなんだったのか自分の中で咀嚼して、その先の選択に繋げていきたい。
正直、前職は居心地が良すぎたので、もしかしたらあと数ヶ月後、転職しなきゃよかったとか、あのままあの会社で働いていれば、とか考えてしまうかもしれない。
これから経験することや、生活環境が変わることで保守的になったり、欲張りになることもあるだろう。
考え方は変わるものだけど、今回のわたしの選択もまた、現在地の私にとっては最善であり前向きな挑戦であることを記しておきます。
書いてたら日付が変わってしまった。それでは今日からまた新たに頑張ります。

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