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引退後、以前のような旅行ができるか?したいか?(2)考えてみれば

考えてみれば、25歳から31歳までほぼ旅行のみに生きたきっかけは、仕事をクビになり、お金もなく、この先やりたい仕事もなく、行き詰まったことからで、

旅行記1994~2000(1)出発前(1994.3)

もしその時期順風満帆であったなら、日本から出なかったか、あるいは海外へ出たとしても、もっとリッチな形だっただろうし…、

ということは、31歳で帰国して、その後、何とか家庭生活と社会生活をしている今の自分が、定年後、引退後に、以前のような、行く先知れずの無期限の旅行へ出る理由はないのだな、
と前回の記事を書いてから気付きました。

引退後、以前のような旅行ができるか?したいか?

日本に家を確保して…、
などと考えている時点で、違うのかな、とも思うし。

以前旅行していた時は、その時、その国や街を楽しみながらも、日本に仕事も住む所もないことからくる、
帰ったらどうしよう、
という不安が常に付きまとっていました。

旅行記1994~2000(79)インド・カルカッタ~東京~京都(2000.4)


あの不安は、もう味わいたくない、
とは思いながらも、
あの頃あれだけ長期間旅行できたのは、
仕事も辞めて、アパートも引き払って身軽だったから、
と言うこともでき、

そのくせ、実家はあったので、日本での連絡先を確保でき、
また、旅行保険は妹に頼んで手続きしてもらっていました。

そうした環境が長期間の旅行を可能にさせてくれました。

先に書いたように、長い旅行の最初のきっかけが仕事の解雇という外的な要因だったので、
引退後に長期旅行するためには、やはり何か外的要因で生活をリセットさせる機会がないと無理なのかな、とも思います。



そうは言いながらも、日本で安定した基盤を作りながら旅行へも出る手段はないか、と考えてはいます。

そうなると、旅行の期間を数日とか1~2週間位にする、
ということも視野に入れた方が良いかな、とも思えてきました。

以前の自分は、そんなちまちました旅行なんて…と思っていましたが、
全く日本から出ないよりは、少しでも外の空気を吸うのは違うし、
短期間に出たり入ったり、の方が面白い面もあります。

ただ、陸路で少しずつ進んで徐々に人や服装、景色や建物、食べ物、言葉などが変わっていくことを愉しむようなことは難しいでしょう。



長期、にこだわらなければ、旅行自体はできそうな気はします。

今から決めることは難しく、
引退後、状況が許せば長期の旅行もする選択肢を持ち、
無理なら短期旅行を繰り返すのもそれはそれで良い、
というぐらいの心づもりでいた方が良いのかも知れません。

https://www.instagram.com/so6.travel90s/

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