ナイジェル_オーウェンス

ゲームメイクとは(Part3)

投稿に関してはご無沙汰ですが、これからまた投稿を再開していきます。


今回はゲームメイクについて、前回2回分の続きを書いていきます。まだ、見ておられないかたは先にどうぞ!


今回の題材は僕自身が考えるゲームメイクという観点の中での、レフリーマネジメントという観点からお話していきます。


■レフリーマネジメント

トップの写真は世界的にも有名なレフリーである Nijel Owens さん(twitterアカウント)です。

この方について少し触れていきます。まず動画をご覧下さい。

この動画の2:55のシーンが記事になっていました。


〇レフリーといっても人間であり、ユニークな方もいることをまずはおさえなければいけません。

一般的にラグビーの試合には4人のレフリーがつきます。

このレフリーマネジメントという観点で指すレフリーは主審と副審2名を指しています。僕自身試合中に意識していることは、その3名全員とコミュニケーションを取ることです。

もちろん主審が占める割合が多いのですが、一番のミソはアシスタントレフリーとの関係性です。


レフリー(主審)

・コミュニケーションをとることのメリット/デメリットとしてはただ一つ。

試合の流れを左右することができる。ことです。左右することなので、もちろん悪い流れを引き込んできてしまう可能性もあります。よく、「このレフリーは試合を作る」というフレーズをラグビー界では耳にします。大学生以下の試合には、最近話題のTMOというルールがないため、レフリーの判断が絶対になります。判断が間違っていても覆ることはありません。その場面で選手である我々ができることは、真摯にその判断を受け止めることだけです。レフリーも誤審をしてしまうことはあります。このことを理解していれば、その後の関係性をうまく築くことができます。

なぜ、試合を作るという風に第三者が感じるのかは、レフリーが人間だからです。我々にも苦手な人がいたり、好意を持てる人がいることと同じだと考えています。仮にその試合を作るという表現が正しいとしたときに、試合を一緒に作った側なのか、作られた側なのかによって試合の結果は大きく変わってきます。僕自身は前者になるために必要なことを考え行動しています。実際に何をしているのかは、個人差があるためここでは伏せさせていただきます。皆さん自身が、相手と友好関係を構築することを試合中にも実践するだけです。


アシスタントレフリー(副審)

サッカーもそうですが、タッチジャッチと呼ばれるアシスタントレフリーは2名存在します。ラグビーというスポーツはとてもルールがややこしいです。正直、レフリーのさじ加減というところはどうしてもでてきてしまいます。ピッチ上では3名のレフリーとともに試合を進めていくのですが、正直ほとんどの人は主審とだけコミュニケーションをとっていると思います。

・では、アシスタントレフリーとコミュニケーションを取るメリットは?

これは簡単で、比較的声をかける場面が多くあることです。特に、外側の選手(WTBなど)がこれに該当します。主審が絶対的決定者にはなりますが、その判断材料として、味方であるアシスタントレフリーの発言には耳を傾けやすいはずです。根本的にレフリーは味方でも敵でもありません。レフリーの味方へのアプローチといったところでしょうか。イメージは内部告発のような感じです。これはいずれ紹介するWTBに求めることの一つに入ってきます。


以上が、レフリーにおける意識する観点です。

あくまで、レフリーは公正な立場で判断をする人なので、仲良くなろうや、距離を近づけるということをするのではないということは大切です。いかに、試合の流れを左右する笛を一緒に作り上げていくかが大切です。このためにできることを各々考えてみましょう。

いつも読んでいただきありがとうございます。 一人でも多くの方に読んでいただき、ラグビーをより楽しんでいただけるようこれから頑張っていきます。 コメントお待ちしています!! よければスキもお願いします。