見出し画像

拝啓、就活生になった僕へ。

新学期が始まって早一ヶ月。卒業式や追いコンやら外に出ていた時の記憶がとうの昔に感じる。

休学が終わって大学に復帰したというのに去年以上に学校に足を運ぶ機会が失われているのだから面白い。休学二年生に突入したのかと思う程だ。

さて、晴れて大学4年生になった自分には就活が待ち受けていた。時にはフリーランスの道も志したが実際にこの一年関わってきてとてつもないパワーを使うなと思った。悠々自適のように見られるフリーランスの裏側は一人で全てやらないといけない事が多い。それにフリーにはいつでもなれる、年齢も関係ない。

もっといえば就活を人生の中で新卒として受ける機会は「一生に一度」なのだからどうせなら社会に挑戦したいと思ったのが自分が就活を始めることにした経緯だ。


そんなことを思うようになってESを書いてて思う。就活生は大変だ。

日頃、脳内空っぽで生きている訳ではないがやはり文字にするとペンは止まる。初対面の人にどう自分を知ってもらうかなんて死ぬほどやってきたが仲良くなることと採用されるかは違う。

ESでさえも企業によって違う。特に自分が受ける企業としては自分の強みは~なんていう話し方はしない。自分はイケメンなんで、可愛いんでなんて自分からいうもんじゃないらしい。添削してもらえてよかった、納得。

画像1

就活は自分たちにとって社会で生きる中でどの役割として生きるかと問われている気がする。

フリーだろうがなんだろうが所詮、社会のどこかの歯車なのは変わらない。お釈迦様の手の上の孫悟空みたいなもんだ、会社の枠組みから外れても社会からは出れていない。

そもそも働くとは社会と自分を接続する行為である。そしてお金は働いた対価としてもらう時に社会にどれだけ貢献したのかという物差しの一つでもある。

とすればどの場所でどんな役割をして社会と繋がるか。果たしてそれは自分のやりたいことなのか、どうなのか。生活を軸にして考えてもいいかもしれない。

ただ就活では、答えを出さなければならない期限がある。

正直脳内ではそんなこと考えているから別に、と思っていたが結論として出さなきゃいけない。遊びを持たせていた部分は絞らなければならない。もっと色々書けるのにと思いながら締め切りは待ってくれない、不完全でも原稿を出さなければならない。

改めて思う。可能性を広げてきた自分がそろそろ一度一つに絞るこの行為はなかなか選択するのが厳しい。

しかし何が優先で何をしたかったのかと悩められる一つのきっかけとして考えるならばやはり就活はとても良いと思う。


全国でまだ就活をしていない人へ、一度はやってもいい道だと思う。自己分析が楽しいし就活がうまくいかなくても財産になる。

暇潰しに読んでくれてありがとう、ESに戻ります。











この記事が参加している募集

#就活体験記

11,668件

おそらく今宵の晩酌が、発泡酒ではなくビールになります。