朝風呂と夜風呂の違い

〇お風呂の効果

お風呂には、温熱作用、水圧作用、浮力作用という3つの健康効果があるといわれています。カラダを温める温熱作用には、血流の改善、自律神経のコントロール、免疫力の向上といった効果が期待できます。水圧作用は、血行を促進して、心肺機能を高めてくれます。浮力作用は、体重を普段の9分の1まで減らしてくれるため、筋肉や関節、脳への負担を軽減します。これら3つの健康効果は、朝風呂でも夜風呂でも変わりません。

○夜風呂のメリット

夜風呂がカラダに良い点は、38℃から40℃のお湯につかると、自然な入眠と安眠につながるということです。ぬるめのお湯は、自律神経の副交感神経を優位にして、心身を休息モードにしてくれるのだそうです。

○朝風呂のメリット

朝風呂がカラダに良い点は、何といっても眠気を覚ましてくれること! 夜風呂とは逆で、自律神経の交感神経を優位にする40℃以上のお湯につかるのが最適といわれています。

○朝風呂のデメリット

最後に、朝風呂についてはいくつか注意点があります。朝風呂は、脱衣所の寒さやお湯の熱さで心拍数を上げ、寝起きで上がりはじめている血圧を、よけいに高くします。普段から高血圧の人や心臓病の人は、避けた方が無難です。

また、脳梗塞や心筋梗塞のリスクを高める可能性もあります。ワタシ達は睡眠中に大量の汗をかき、寝起きは脱水症状になっていることが多いんですって。その状態で、水分補給をせず入浴すると、血中濃度が高まり、血栓ができやすくなると考えられているので注意が必要ですね。

よろしければサポートお願いします!これからも発信できるように頑張ります