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個人でも勝てるマーケティング分析とポジション取り


1.はじめに


いつもありがとうございます、そばじま(@sobajimaximum)です!


今回は、マーケティングの発想に基づいて、いかにしてお客さまに選んでいただくのか、また、いかにして競合に負けずして勝つのかについて取り上げていきます。

しかも、会社規模でどういうこうというよりかは、もっと個人としてビジネスに取り組んでいく時に必要な発想を、多く紹介していきます。


「マーケティング(Marketing)」というと、横文字由来のカタカナ表記のために、何かを知っているようで、どこか、つかみどころがない言葉であるように思います。

平たく言えば、市場分析、市場調査ということかもしれませんが、もっと具体的にはどういうことでしょうか?

現状、他の会社や人がどのような取り組みをし、また、お客さまは何を求め、何に不満を感じているのか、それを明らかにする行為が、市場分析・市場調査(=マーケティング)ということなのでしょう。


とみに、マーケティングを完璧にすることで、お客さまにとっては必要なものを手に入れるだけとなるので、せっせと売り込もうとするセールスは不要になると言われています。


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それはまた、無理に売り込まれないために、必要なお客さまに必要なだけ届くということで、お客さまにとっても幸運なことかと思います。

それだけでなく、商品やサービスを提供する販売者=私たちにとっても、昼夜を問わず売り込みをする必要もないし、自ずと売り上げも上がっていくので、そうなることが理想です。


また、成功か失敗かでとらえると、成功するためにはいくつもの要因があるけれど(状況によっても変わる)、失敗する理由はいくつかしかないと、よく言われます。

市場分析、市場調査をみっちり行うということは、失敗する確率を下げ、それによって成功する確率が上がることを意味します。


成功と失敗は、シーソーのこちら側とあちら側にあるものではなく、両者は、それぞれ背中合わせになって立っているようなイメージです。

成功するために積み上げていても、失敗する要因も増えているようでは、成功している割合が小さくなってしまうので、失敗しそうな要因はできるだけ取り除くことが好ましいです。

これはまた、"やらないことを決める"ことで"やるべきこと"がより鮮明になっていきます。


今回の内容では、市場分析→ポジション取り(立ち位置を決める)→マネタイズにつなげる発信について考えていきます。

この順番をこなしていくことで、セールス不要のマーケティングを完成することができます。


リアルの事業の構築にも使えるし、インターネットを介してのコンテンツ販売にも使えます。

今回の内容では、Twitterにおいてはどう発信すれば、マネタイズできるのか、それについても取り上げていきます。



いわゆるマーケティングの「3C分析」に基づく内容ですが、もっとかみ砕いて、具体的にわかりやすく展開していこうと思っています。

どうぞ最後までご覧ください。


2.土台があってこそ咲くもの


土があって、幹があって、それでこそ花を咲かせることができるので、土台の部分がとても大切です。

どうしても、目に見える成果として、目立つ花の部分だけに目が行きがちですが、土を耕し、水やりをしていかないと、キレイに花を咲かせることはできません。


樹木でたとえるのもわかりやすいですし、また、大きな建造物(ビルディング)を建てることを考えてもよくわかります。

土台が、泥沼のぬかるみだったり、波打ち際の砂浜だったりする場所では、大きな建造物(ビルディング)を建てようにも、どうにも不安定でグラグラしてしまい、上には何も築くことができません。

足元の堅い部分に大きな建造物(ビルディング)を建てることも大切ですし、その時には、完成の様子がわかる設計図も用意しておく必要があります。


何を発信し、何をお客さまに提供するにしても、土台となるところ、今回で言えば、市場分析であり、独自のポジション取りをして、お客さまの求めていることに応えていかなくてはなりません。

それが、あなた自身のビジネスにおける設計図となるもので、溢れんばかりの気合いとか根性だけで、どうにかなるものではないのです。


派手なものだったり、裏技に見えるものだったり、つい小手先のテクニックに目が行きがちですが、それは遠く離れたところから花火が打ち上がっているのを見ているようなものです。

実際にマネタイズを思って発信していくためには、自分自身で、材料集めからはじめ、花火の玉を打ち上げるところまで、その全体を網羅する必要があります。

その地道な作業が、市場分析なのかもしれませんが、それが実り実って自分自身の花火が打ち上がるようになれば、感慨も一入(ひとしお)となることでしょう。


3.競合に負けずして勝つ


たとえば、あなたがチョコレートに関するビジネスを立ち上げようとする時に、どれくらいの会社や個人が、チョコレートを扱っているのかを知ることが大切です。


大手では、ロッテ、明治、ブルボン、ハーシー、メリーズなどがあって、それに対抗して勝てるのかというと、資本や規模の大きさで、到底かなわないでしょう。

それに、個人規模でのチョコレート店も多いとあれば、果たして、参入するだけの隙間があるのか、また、そこでしっかりと売り上げを出していけるのかを考えなければいけません。


チョコレートが好きという気持ちだけでなく、頭で考えていく部分もなければ、荒波の立つ、荒れ狂う嵐の海に、"筏(いかだ)"で漕ぎ出すようなものではないでしょうか?

次に紹介するように、大手は大手それぞれに作戦を練って、熾烈な競争をしているわけで、個人規模であればより綿密に考えていくことが求められます。


自分たちの特徴を上手に打ち出しているひとつの例として、ゴディバとブラックサンダーを取り上げて、比較していきましょう。


こちらの画像を見比べてください。


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<ゴディバ>


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<ブラックサンダー>


毎年、2月14日のバレンタインデーに向けて、数多くのチョコレートが売り出されています。

同じチョコレートを扱っていても、片やゴディバは「義理チョコはやめよう」、片やブラックサンダーは「一目で義理とわかるチョコ」と、正反対の主張をしています。

ゴディバは、"本命の人にこそ、良いチョコレートを贈ってね"というメッセージであるのに対し、ブラックサンダーは、"義理チョコでも、そのやり取りを楽しんでね"というメッセージです。


どちらが良くて、どちらがそうでないということではなく、それぞれのポジションがあって、そこから発信しているだけです。

ただ、他のチョコレートを扱っている会社はどうしていて、自分たちはどのようなポジションを取るのか、それが異なっていることは、お客さまへ伝えるメッセージの内容が変わってくることを意味しています。

お互いに、同じようなメッセージを発信しても仕方がないし、似たようなものが多くても、お客さまにとっては選びづらくなってしまいます。


お客さまにしてみても、本命に渡す用として求める人がいるでしょうし、義理チョコを楽しむ人もいるということで、それぞれの特徴が際立っている方が、選ぶ判断をするのに助かるわけです。

本命と義理、両方を同時にやる人もいるかもしれませんが、ゴディバとブラックサンダーの、それぞれの打ち出しによって、反応するお客さまがそれぞれにいるということで、どちらも勢いを伸ばしていくことができます。

これが、他の会社や個人、あるいはあなた自身が、ゴディバ路線とかブラックサンダー路線に寄せてしまえば、途端に激しい順位争いに突入してしまいます。


もしもあなたが、新たにチョコレート業界に参入するのであれば、また異なった切り口を見つけて、お土産/差し入れ用に特化したラッピングとか、画像や動画に映える"フォトジェニック"なデザインで勝負とかの工夫をする必要があります。


<2023年4月20日:追加>

男性にとっての「吉野家」は女性にとっての「スープストックトーキョー(Soup Stock Tokyo)」、男性にとっての「ラーメン二郎」は女性にとっての「エッグスシングス(Eggs 'n Things)」という図式があるようです。

この場合、男性/女性向けにどう展開していくのかの発想で、マーケティング的にも把握しておきたい事柄のひとつです。


4.マーケティングとブランディング


マーケティングとブランディングでは、意味合いが似ていたり、重なっていたりするので、同じように使ってしまう言葉であるように思います。

今回は、どちらかというとマーケティングに基づくポジション取りの内容なので、どのような意味合いで使っていくのかを、ある程度決めておきます。


たとえば、2000年代はじめに、モーニング娘。がテレビでの活動をメインに活躍していた頃、AKB48が「会いに行けるアイドル」として、2005年から、秋葉原の劇場での活動をはじめました。

マーケティング的に、同じテレビという土俵で戦うには、モーニング娘。の方が有利であったので、別のところに活路を見出したということです。



どちらかというと、マーケティングがどこで勝負するのか、その場所を探す"水平方向の移動、横移動"であるのに対し、ブランディングは"垂直方向の移動、縦移動"ととらえるとわかりやすいように思います。

ブランディングでは、どこの場所で勝負するのかを決めた後で、継続的な活動を続けることで、信用、実績を積み重ねていくことで、"秋葉原に行けば、AKB48に会える"というのを日々強固にしていくことを表しています。


マーケティング:自分たちがどこの場所(業界、界隈、コミュニティ)で活動するのかを考えること。
ブランディンング:自分たちが選んだ場所(業界、界隈、コミュニティ)で活動を続け、信用、実績を積み重ねていくこと。


意味合いとして似ていたり、重なっていたりするマーケティングとブランディングですが、このように分けて考えることで、今、考えていることがどちら寄りのことなのか、整理がつきやすいと思います。

さらに、マーケティングとブランディングを組み合わせていくことで、AKB48とは会いに行けるアイドルであり、会いに行けるアイドルといえばAKB48と、より多くの人に認識していただけるようになります。

モーニング娘。にしてもAKB48にしても、2022年の現在では、活動の仕方が当初からは変わっているところもあるはずですが、初期における仕掛けの部分はこのような構図になっています。



話を少し戻すと、ゴディバやブラックサンダーで取り上げたチョコレートの場合では、大きな企業の例ですが、個人規模で行う場合にも、自分達ならではの独自性、オリジナルのポジションを獲得していきたいものです。


お笑い芸人が、家電やエヴァンゲリオンなど、「お笑い×○○」とかけ合わせて、○○芸人として活躍したり、グラビアアイドルが、同じように「アイドル×○○」で、歴史やサーフィンなどと組み合わせています。

活躍できる場所として、お笑いとか、アイドルというジャンルを選んで、そのジャンルの中でさらに秀でるために、それぞれに頭をひねって差別化を図っています。


身近なところでは、大きめの駅周辺や繁華街では、ラーメン屋、美容室、歯科医院が乱立どころか、相当にひしめき合っています。

個人的には、ラーメン屋や美容室で上手にマーケティングを行って、売り上げを伸ばすことができるのであれば、他の業種・業態でも十分に通用するのではないかと思っています。


ここではまず、美容室の場合で考えてみると、ショートカット専門店、鮮やかなヘアカラーが得意、トリートメントに自信がありますといった打ち出し方ができます。


そのうちのひとつ、楽しいユニークな例としては、滋賀県近江八幡市にある理容店「スーパーヘアー まほう手」があります。


見た目が"長渕剛"の店主が、お客さま好みの長渕剛カットに仕上げ、また、店主自らの歌唱(熱唱!?)のサービスもある、とことん"長渕剛"なお店です。

そうなると、近隣のお客さまだけでなく、全国の長渕剛ファンもこぞって来るようになって、お店にとっても、お客さまにとってもお互いの求めているもの=ニーズがハッキリします。


カット中のやり取りにしても、おそらく"長渕剛"にまつわる会話が多いでしょうから、そこで大いに語れるということでは、いくばくかの交通費や宿泊費をかける価値もあるはずです。

見た目の仕上がりに加え、ここで過ごす時間が他に代えがたいとなれば、何度も通うお客さま(→リピーター)はいるでしょうし、面白そうと思って、一度は訪れたいと考えているお客さま(→新規客)もいるでしょう。



このように、自分たちの得意なことや独自の取り組みを尖らせていけば、お客さまとしては、他のところで切ろうかどうしようか迷うことなく、行くか行かないかの判断になっていきます。

また、長渕剛ファンに向けて発信していることが多いとなれば、加山雄三ファンや中島みゆきファンの人に、無理に来てもらうこともないわけです。


何となく漠然と、お客さまは多ければ多いほど良いと思ってしまいますが、自分たちにとって、いつも来てくれるお客さまはどのような人たちなのか、それを絞っていくことで選ばれやすくもなっていきます。

ゆくゆくは、長渕剛に特化している店があるということで、その興味や関心を元に通うお客さまもいるでしょうが、最初の段階ではそれは考えなくて良いことです。


つまり、競合が多い業界やジャンルで、自分たちの独自性を打ち出して、相応のポジションを取ることができるのなら、お客さまを必死になって集めるというより、お客さまから自然と選ばれるようになることを意味しています。

最初の段階では、定期的に来ていただけるお客さまを、ひとり、ふたりと、見つけていくことが大切です。


5.独自の立ち位置、ポジション取りが大切


このように、同じビジネスをやっているところは何が特徴なのか、その業界、界隈コミュニティの分析をしながら、自分たちの得意なところ、勝てるところを見つけていきたいものです。


いわゆる市場分析というもので、資本や規模で大手にはかなわない、弱小の個人とか中小企業では、自分たちの得意なことを、できることのいくつかを、より尖らせていく必要があります。


高級な価格帯のラグジュアリー路線におけるポジション取りでは、ルイ・ヴィトンのマーケティング戦略が秀逸です。

以前のnote記事で取り上げたので、詳しくはこちらの記事をご覧ください→


また、ファッション業界において# FR2が得意とする、盛り上がっている業界、界隈、コミュニティを見つけ、足りないものを提案する発想を用いることもできます。

この、"足りないものを見つけて、提案する"ということは、自分たちの得意なこと、勝てるところを見出すとも言い換えられます。

お客さまの需要はあるけれど、誰もどのブランドもその需要に応えていない、言い換えれば、供給が足りていない"市場の穴"になっているところを見つけるわけです。


ここでは、自分たちの好きなことや、やりたいことを全面に出すのではなく、できることや、求められていることをする発想です。

好きなことや、やりたいことをやるためにも、その前の段階として、十分な売り上げを出して、それがまた、多くのお客さまに知られているということが、後々になって有利に働いていきます。


わかりやすい例を挙げると、# FR2のはじまる前のVANQUISHでは、2000年代に雑誌『egg』に見られるように、ギャル文化が大いに盛り上がっていました。

逆にいえば、ギャル文化が盛り上がっているのは、雑誌『egg』による影響が大きかったとも言えます。


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当時、ギャルの女性向けのメイクやファッションは多くありましたが、しかし一方では、"ギャル男"と言われる男性用ファッションは多くない状況がありました。


もっと詳しく見ていくと、オシャレな下着のパンツ(ボクサーパンツ)では、ディーゼルのものが出る以前で、それこそカルヴァン・クラインくらいしかありませんでした。

盛り上がっている一角:ギャル文化
足りないもの:ロゴ入りボクサーパンツ

そこで"足りないものを提案する"というカタチでVANQUISHでも出したところ、当時のホストやAV男優がこぞって着用して大ヒット、このヒットを足がかりとして、細身のスーツ、シャツやズボンなどへ展開していきました。


<参考>


近年の傾向で言うと、ナイキをはじめとする、スニーカー熱が盛り上がっています。

ここで、盛り上がっている一角を見つけ、次に、スニーカー単体で見るのではなく、ファッション全体で見ると、足りないものが見えてきます。


これまでファッションにおいては、Tシャツやズボンに合わせて、スニーカーを選んでいたけれど、逆に、今はスニーカーに合う服があると良いかもしれない。


そのような発想から、スニーカー・ショップのatmosと組んでTHE NETWORK BUSINESSを立ち上げています。


さらには、ゴルフが盛り上がっているということで、# FR2 golfも好評を博している!とあれば、盛り上がっている界隈を見つけて、足りないものを提案する方法には再現性があることがわかります。

それに加えて、# FR2 golfでは、クローズドのInstagramアカウントのみでの販売で、買いたいけれど誰もが買えるわけではない、その卓越した手法にも注目しておきたいところです。


6.より個人規模でマーケティングを考える


ここまで、大手のチョコレート会社、美容室、ファッションにおけるマーケティングについて見てきました。

ここでは、もっと個人として行えること、このnote記事を読み進めているあなた自身ができるマーケティング施策について展開していきます。


ビジネスとして行えることを知り、本業と並行して副業としてはじめても良いですし、軌道に乗れば本業としても取り組んでいけるでしょう。


ここから先は、トレーニングジムを例にとって、より個人として行えることについて、考えていきましょう。


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最近では、在宅勤務/テレワークで仕事をする人が増え、運動不足になっていることも多いようです。

1日の終わりにとか、週末にトレーニングジムに通って汗を流す人もいるでしょうが、どのトレーニングジムに通うのが良いのか、たくさんあって選びきれないかもしれません。


わかりやすいところでは、ライザップ、エニタイムフィットネス、ゴールドジムが、トレーニング業界で挙げられるでしょう。

それぞれ、結果にコミット、24時間いつでもできる、ムキムキのボディビルなど、それぞれのできること、得意なことがあります。


では、トレーニングジムのような、競合が多い業界で、個人で取り組む、スモールビジネスとしてやるにはどうしたら良いでしょうか?


それを考えるのには、"3ヶ月以内に筋肉と彼女を手に入れる"パーソナル・トレーナーのつっちーさん(@cjd_tsuchi)の例がわかりやすいです。


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(画像をクリックすると、つっちーさんのYouTubeチャンネルに飛びます)


ちなみに、最近では"彼女を作らせるプロ"を名乗っているつっちーさんのアカウントが、"cjd"なのは、きっとCyberJapan Dancersのオマージュだと思っています(ご覧の通り、頭文字を取ると、CJDです)。


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CyberJapan Dancers


つっちーさんが筋トレの指導をしていて、通っているお客さま(男性がほとんど)に「どうしてウチに通って、筋トレをするんですか?」と聞いていったら、「モテたい、彼女が欲しい」という回答があったそうです。

そのヒヤリングを通して、お客さまの求めているものがわかったので、モテるためには筋トレをしよう、そして、引き締まったカラダを作る。

それと同時に、髪型やファッション指南、女性への声かけ、デートへの誘い方などを網羅して、彼女を作ることも提供しています。


つまり、直接聞いていくことでお客さまの求めているものがわかり、しかも、他のトレーニングジムやパーソナル・トレーナーは手をつけていない範囲とか分野だったので、そこのポジションを取りに行ったということです。


また、ここで大切なのは、筋肉トレーニングの指導内容や設備についてアピールするのではなく、筋肉も彼女も手に入るという"モテ"の切り口から発信することで、まさにモテたいと思っている男性が、続々と問い合わせをしてくる流れになっています。


「モテたい、彼女が欲しい」と思っているお客さまは、当然のことながら、女性と知り合っていかなくてはなりません。

女性と知り合うキッカケのひとつとして、普段言われている名称では軽佻浮薄ということで、一部では、路上で女性に声をかけることを、「ストリート婚活」と言い換える向きもあるようです。

女性に声をかけ、連絡先(LINE)を教えてもらうということでは、路上で「連絡先交換会」を行っているとも言えます。


「路上での声かけ」についてのnote記事を読む→


それはともかく、路上で声をかけるにしても、連絡先(LINE)を交換するのが得意、ゴハンに誘うのが得意、ホテルに誘うのが得意と、人によってのできること、得意なことがそれぞれにあります(他の区分としては、誠実系/即系など)。


女の子とイチャイチャしたいと言えば、"モテ"に関する大きいくくりとなりますが、お客さまが求めていることで、同時に、他はやっていなくて、自分ができること、得意なことを極めていくことが大切です。


7.価値の提供がビジネスとなる


ここまでは、自分のできること、得意なことを際立たせるために、お客さまの求めていることと、他の会社や個人がやっていないことを、それぞれ照らし合わせながら考えていくことについて取り上げてきました。


ここからは、それをいかにビジネスとしていくのか、お金をいただくために、どのように考えていけば良いのかについて取り上げていきます。


シンプルにいうと、ビジネスにおいて、お客さまからお金をいただくということは、それにふさわしい価値を提供することにあります。

映画を観るのにチケットを買って入場するのは、その2時間くらいの時間が楽しいものであるから、お客さまはチケット代の約2,000円(+ポップコーン代、パンフレット代)を払っているということです。

では、その価値とはどういうことか、また、価値を生み出すことについては、どうとらえれば良いでしょうか?


ひとつ、大きな観点としては、価値を提供するということは、お客さまの悩みを解決する、抱えている問題を解消することが挙げられます。

お腹が空いているからカレーライスを提供する(空腹を満たす)、好きな服が着れるようにダイエット指導する(体型/体質の改善)、目をパッチリしたいから手術をする(二重まぶたの整形)など、どれもお客さまの「こうしたい、こうなりたい」という理想の姿に応えています。

お客さまの悩みとは"もっとこうであれば良いのに・・・"という"○○したい"、"○○でありたい"という欲求とも言い換えられ、今がそうでないから何とか解決したいと受け止めることができます。


そのお客さまの欲求に対し、あなたのできること、得意なことで応えていく、それが価値を生み出すこと/提供することで、お金をいただけることにつながっていきます。


考え方としては、次の通りです。

自分のできること:価値があって、提供できることを見つける
不満、ストレス:悩んでいることの解決、理想の姿に導いていく
競合との差:競合のできていない、隙間を狙っていく


たとえば、「駅前で牛丼屋/牛めし屋を開きたい!」と思う人がいたとして、その心意気はとても素晴らしいものです。

ただ、駅前には、吉野家、松屋、すき家、なか卯などがすでに出店しているし、お客さまも、行き慣れた店があるでしょうから、その人が新たに出店して売り上げが上がるかというと、それはキビしいかもしれません。


自分は料理が好きだ、牛丼/牛めしならこれまで1,000杯以上は食べているといっても、その好きな気持ちとか得意なことが、売り上げを上げることには直結しません。


それよりかは、お客さまが「高級和牛丼が食べられるなら、5,000円出しても良い」とか「天丼なら(カツ丼)なら食べたい」とかあれば、そちらにシフトする方が良いかもしれません。

長野県とか島根県とか、山奥にポツンとあるような蕎麦屋が繁盛していることもありますが、それは、長い距離を移動しても、そこで食べられる蕎麦が他の何物にも代えがたいという、まさしくお客さまの要望に合っているということなのでしょう。

加えて、蕎麦の味わい以外に、店主の人柄なのか、有名人がお忍びで通う秘密があるとか、何かしらの価値があるからかもしれません。


小説家になりたい人が、「村上春樹さんのような作家になりたい」と思っても、本家は健在で活躍していますし、お客さま(この場合は、読者)も二番煎じみたいな作家を必要としていないでしょう。

それよりかは、お客さまの進路相談や恋愛相談に乗るカタチで、文章に表す方が雑誌の連載やその書籍化のようなことにつながるかもしれません。

自分の"やりたいこと"というより"できること"、それが多くの人にとって必要なことであれば、需要と供給が一致して、お金をいただけるようになっていきます。


8.お客さまからお金をいただくために考えること


お客さまからお金をいただくためには、次のようなことを考えていく必要があります。

1.どういう人に届けるか(お客さまの求めていること)
2.何を届けるか(あなたの発信していく内容や方向性)
3.どうやって届けるか(大まかなマネタイズの流れ)


あなたのできること、得意なことで、お客さまの求めていることに応えるというのは、あなたがどのような立ち位置にいるかということ。

その立ち位置を決めることの「ポジション取り」とは、あなたというブランドの核となる「コンセプト」とも言い換えられます。


他の誰でもない、あなた独自のポジションを築き上げるということで、「**と言えば〇〇」と覚えていただいたり、選んでいただいたりすることを意味します。

先ほどの例に挙げたように、モーニング娘。に対するAKB48、"会いに行けるアイドルと言えばAKB48"にある通りです。


私自身、今回のnote記事にあるマーケティングについて、Twitterでも発信していますが、他の人との差異、独自のポジションを取っていくために、試行錯誤しています。

自分のこれまで経験してきた、プロレス修行や四国八十八ヶ所巡礼、それらとマーケティングを組み合わせることで、万人受けするとは限らないけれど、内容が刺さる人には刺さることが考えられます。

あまりに刺さる人が少なすぎても、またあまり深く刺さらないようでは、その都度、再考していかなければなりません。



お客さまが悩んでいる、困っていることについて、あの事柄ならあの人に聞いてみようとなるためにも、あなたがどのようなポジションにいるかが大切です。


たとえば、ハンバーガーを食べに行こうではなく、モスバーガーとかフレッシュネスバーガーではなく、他のどこでもなくマクドナルドへ行こう!ということを思い浮かべると良いかもしれません。

ハンバーガーの「マックしよう」、コーヒーでは「スタバしよう」みたいに、"店の名前+しよう"と動詞になるほどに浸透すると強力な効果を発揮します。

トレーニングに関して、「ダイエットで言えば、ライザップしかないでしょ!」というのも、それなり浸透しているフレーズかもしれません。


あなたが普段、お友だちや恋人と外を歩いていて、「ちょっとどこかに寄りたいね、スタバしようよ」と会話している時に、頭の中で、タリーズやドトールが思い浮かぶということはありますか?

むしろ、スターバックスのメニュー表が思い浮かび、どれにしようか、季節限定の何とかフラペチーノにしようかと考えている最中かと思います。


このように、ビジネスにおいて、あなた独自のポジションを考える時、漠然と考えるのではなく、大きな市場の中で、お客様の求めていることをピンポイントでとらえることが大切です。

マーケティングなら、コピーライティングなら、あるいは、ビジネスならあなたから学びたいと思っていただけるよう、その専門性を尖らせていくとか、際立たせていきたいものです。


そのためには、最初は、あなたの好きなことや、やりたいことではなく、得意なことやできることで、お客さまに応えていくのが良いです。

得意なことやできることは何なのか、思い浮かぶものがない場合は、逆に、苦手なことやできないことを考えてみるのも有効です。


大勢の人前で話すことが苦手という人でも、文章にすることはできるとか、電話での通話ならできると、できないことを挙げていくことで、見つかることも多いからです。



もしも、あなたがビジネスに取りかかろうとして、何からはじめたら良いかわからない、自分の得意なことやできることすらわからないという方は、こちらのBrain記事がオススメ。無料部分とレビューだけでもご覧になってください→

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ここでまたひとつ例を挙げると、近所に、野球が上手になりたい小学生がいたとして、野球の上手な人、それもプロ野球で活躍した人でないといけないとなると、イチローさんや"ビッグボス"新庄剛志・日ハム監督のような人でないとできないことになります。

ただ、教えるかどうか、その価値を提供できるかどうかは、教わりたいお客さま(=この場合、小学生)との相対的な差があれば良いので、ボールを投げるのに慣れたいと思ってキャッチボールからはじめるには、近所の高校生や大学生で十分です。


食べ物→ハンバーガー→マクドナルドのように、スポーツ→野球→キャッチボールと、より具体的になることが、お客さまの求めていることにつながっていきます。

つまり、野球が上手になりたいという大きな市場の中で、お客さまの求めていることがどこにあるのかを知り、そこにピンポイントで応え、提供できれば良いわけです。


それをマネタイズ、つまり、有料の商品やサービスを提供することを考えれば、1 週間でキャッチボールが上手になります、1ヶ月でバッティングフォームを改善します、3ヶ月で試合ができるようにしますなど、あなたのできることをひとつのパッケージにするだけです。


これがインターネットを活用するネットビジネスにおいても同じことで、TwitterやInstagramなど、各種SNSで発信していくにしても、「カメラマン/フォトグラファー」というくくりでは大勢います。

そこで、"マッチングアプリのプロフィール写真専門"、"妊婦(マタニティ)専門"みたいに絞っていくことからはじめていきます。


"歌って踊れる"カメラマンのように、他の得意なことをかけ合わせる発想もありますが、写真を撮ることで極める方が一点集中でできるので、真っ先に取り組むべきなのはこちらです。


さらに、自分の強みを打ち出していくのであれば、上記の"○○専門"をもっと特化していく。

たとえば、"いいねを+50増やす"マッチングアプリのプロフィール写真専門とか、"妊娠9ヶ月目、生まれる手前の"妊婦(マタニティ)専門のようにすれば、この段階で、他の競合がグッと減っていくはずです。


それに、お客さまにとっても、この人はこういう写真を撮る専門家なのかと、自分の求めているものと合っているかを確認しやすくなります。

受験や就職活動に使う証明写真を撮りに行って、パーティー用の衣装(タキシード、ドレス)で撮影するようなチグハグなことは起きないわけです。


カメラマンというだけでなく、分野を絞り、さらに特化していく、それによって自然と差別化もできるし、独自のポジションを得ることができます。

その後で、"歌って踊れる"とか、特定のエリアで活動するという特徴を加えていけば良いでしょう。


10.あなた独自のポジションの見つけ方


こういう独自のポジションを見つける考え方として、今あるものを批判する(常識の否定)、足りないものを見つける(不足、不満の解消)、得意なことを尖らす(専門の特化)があります。


ラーメン屋で考えると、コテコテの二郎系(20〜30代・男性)、あるいは、オシャレな女性向けがあっても良い。

または、ラーメンではないけれど、"辛い"に特化している蒙古タンメン中本も、独自のポジションを築いています。


コテコテの二郎系に対しての、女性向けを考える時の流れは次の通り→

①ボリュームたっぷり、コテコテのラーメンを売りにしている店が多い→あっさり、ヘルシーなものがない。

②一部のお客さまは、薄味のもので、できれば野菜も多く入っているラーメンを望んでいる。

③あなた自身、新鮮な野菜をつくる農家を知っている、友人に管理栄養士の人がいる。

この①〜③の分析結果が得られたとすれば、野菜の多く入っている、しかも薄味でカロリー控えめな、野菜ラーメンを提供すると良いことがわかります。


こういうことも、最初の方に取り上げた、チョコレート業界で考えても良いですし、美容室の場合で考えても良いと思います。

さらには、ファッションにおいて考えても良いですし、映画や音楽など、あなたの好きなもの/思い浮かびやすいもので考えてみても良いでしょう。

同じ業界、界隈、コミュニティで、それぞれに活躍している会社や個人がどのようなポジションにいるのか、いつも意識しておくことで、あなた自身に取り入れられる発想も多くわかってくるはずです。


11.Twitterでの発信の仕方とマネタイズ


「はじめに」で取り上げたように、個人がインターネットで発信をして、お客さまの求めていること、不満に思っていることを満たし、それでお金をいただくマネタイズの方法があります。

たとえば、運動しながらダイエットする効果的な方法や、仕事のプレゼンで成果が出る方法をまとめ、有料note記事やBrain記事で販売するような発想です。


あなた自身の当たり前にやっていることやできることも、誰もができるようなことではなく、お金を払ってでも知りたいという人がいるかもしれません。

あるいは、何かしら学んだことを実践して、それでお金をいただいているのなら、その過程なりやり方なりが、また別のノウハウともなり得るわけです。


ノウハウ化することについての考察を、ブログ記事にまとめました→


では、もう少し具体的に考えて、インターネットでの発信、特にTwitterを例にとってみると、迫佑樹さん(@yuki_99_s)の発信の仕方が参考になります。


発信する内容:「3年前の自分にアドバイスするなら」と考えてみる

①過去の作品集やスキルがわかるようなツイート(プログラミング)
②過去の経験から得た体験談
③他の人に教えてあげると、役に立ちそうな情報
④自分の価値観の発信
⑤自分が最近挑戦していることの共有
⑥発信者自体にファンをつけるための、親しみを持ってもらえるツイート

(p.137:『人生攻略ロードマップ 「個」で自由を手に入れる「10」の独学戦略』(迫佑樹/KADOKAWA)より引用)


普段の発信の仕方について、こちらにも追記しました→


今の自分には、何もまだ"実績"がないという人であっても、実績というのは何かしらあるはずで、できることはたくさんあります。

それに、お客さまに価値を提供することを持ち出すと、信用・信頼を積み重ねていくことで、ゆくゆくは自分がコンテンツを出した時に買っていただけるようになります。


近所のレストランで、ミシュランの星を取っていなくても、いつ行っても美味しい料理が出るとか、シェフのおもてなしが行き届いて、そこで過ごす時間が楽しいということがあります。

世界○○コンクール金賞!みたいな輝かしい実績があっても良いですが、それとは少し異なったところで取り組めば良いだけの話です。


では、具体的に信用・信頼を積み重ねていくためには、まず最初は、今日の取り組んだこと、それでどう思ったのか、その報告を日々続けていくことです。

そこで、感情を込めて嬉しかった、悲しかったという喜怒哀楽を表現することで、あなたのツイートを読んでいる人のうちに共感が生まれていきます(感情的価値)。


また、こういう工夫をするとブログの更新がしやすいとか、ランニングをする時に腕の振り方はこうすると疲れにくいとか、技術的なスキルや、使うと便利なアプリやツールを紹介していくと良いです。

これは、読んでいる人にとって役に立つということで、自分も取り入れてみよう、やってみたら効果が出たと実感していきます(機能的価値)。


感情面でも、機能面でも、読んでいる人=未来のお客さまの変化や気づきがあるのであれば、あなたは十分に価値を提供していることになり、信用・信頼を積み重ねていることになります。


人が誰かのファンになるということは、これら感情的価値、機能的価値を感じているからに他なりませんので、こういったツイート発信の仕方を意識して、実践していきましょう。



そのように、日々続けていきながら、有料note記事なり、Brain記事なりにまとめて、コンテンツ化していこうと考えるとします。

前もってそれを考えているのでも良いですし、後から思いついても構いませんが、お客さまのあなたに対する信用・信頼の積み重ねがあって、お金をいただくマネタイズが可能になっていきます。

いくら良いコンテンツができたとしても、お金を払うかどうかを決めるのはお客さま自身だからです。


私自身、さきほど紹介した「路上での声かけ」のnote記事が、他のものよりよく読まれています。

Twitterにおけるツイート内容とは異なるところでこの反応の多さとは、意外な気がするというか、どうにかして両者の整合性を保つと良さそうです。

逆に、note記事の反応を見て、それを日々のツイートに反映していく、それもまた良いかと思います。


 

あくまで、マーケティング方面の発信に絞っていくのか、または、「路上での声かけ」にはじまる恋愛方面についての発信に変更していくのか、なかなか悩ましいところです。

これも、自分自身がどう思うかではなく、お客さまが何を望んでいるのか、お金を払ってでも知りたい内容とはどういうことかを考え抜いていくと良いでしょう。

今回のように、どう考えれば良いかをまとめながら、自分自身の今後を考えるものになれば一石二鳥、そして、マネタイズもでき、フォロワーが増えていくようであれば、一石三鳥にも四鳥にもなっていきます。


ツイート発信からのnote記事やBrain記事にまとめるひとつの良い例として、次のものがあります。



たとえば、にゃふ〜さん@楽すぎる副業(@hukugyootaku)のように、日々副業で稼いだ手法や金額をツイートしていくうちに、これをぜひひとまとめにしてほしいという要望が増えてきたので、note記事(無料)やBrain記事にまとめています。

それを読んだお客さまがまた、同じように副業に取り組んで、お金を稼ぐことができているので、今もなおツイートの発信に注目するし、更新していくBrain記事も何度も読んでいく構図になっています。


UberEats、座談会、ポイ活、仮想通貨、せどりなど、数多くある副業についてまとめているBrain記事はこちらから→

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これは、どちらが先にするかは、それぞれの判断で構わないですが、こまめにツイート発信して、反応の良いものを中心に、特典をつけつつnote記事(この場合は有料)やBrain記事にまとめる。

あるいは、先にある程度、note記事やBrain記事にまとめておいて、その部分を抜き取りながら、ツイート発信して反応をみるやり方もあります。


そのいずれにしても、読んでいる人=未来のお客さまの変化や気づきをもたらすようであるもの、心情的にも機能的にも価値のあるものを出していきます。



さらには、あなた独自のポジションを取っていきたいというのであれば、今回の記事全体の内容を反映して、同じような発信をしている人を5人くらい見つけて、自分のできること、得意なことを見つけていきましょう。

似ているようで異なる、ひと味異なるツイート発信をする、あなたが有料のコンテンツ化を目指すほどに、大いに参考にはするけれど決して真似(そのままパクリ)はしないという感じです。


お客さまの求めている情報や価値を提供することはもちろん、読んでいて楽しいとか、いつも気になってしまうというような立ち位置、ポジションを取っていけると、他の誰と比べるまでもなく、あなた自身が選ばれる存在となっていきます。


それがお金をいただく、マネタイズしてきたいとあれば、ツイート発信していく内容な、取り組んでいることの内容にリンクしている必要があります。

おやつに何を食べた、休みの日には何をしているという内容のツイート発信をするはるか前に、仕事に関するスキルや考えをみっちりと発信していきます。


お客さまにとって読んで価値のある内容だからファンになって、それが成り立っているから、やがてあなたの提供するコンテンツにも興味を持つようになるわけです。

これを、今日はディズニーランドに行きましたとか、表参道でショッピングしましたというのは、むしろ必要のないことがわかってきます。

やるにしても、マーケティング的な発想で分析してみるとか、ビジネスとしてここが優れているとかを絡めていくと良いです。


あなたがどのような立ち位置、ポジション取りをするかを考えていくことで、ツイート発信する内容も、自ずと決まっていくような気がします。


12.おわりに


1.どういう人に届けるか(お客さまの求めていること)
2.何を届けるか(あなたの発信していく内容や方向性)
3.どうやって届けるか(大まかなマネタイズの流れ)


以上、だいぶ多い分量になって紹介してきましたが、マーケティングの手法を採って、あなた独自のポジションを取ることが、マーケティングにおける「3C分析」でできることです。


自分の関わろうとしている業界、界隈、コミュニティを見て、お客さまが何を望んでいるのか、または、どのようなことに不満を覚えているかを知り、自分の好きなことや、やりたいことを打ち出すというより、できることや得意なことで応えていきます。


自分のできること:価値があって、提供できることを見つける
不満、ストレス:悩んでいることの解決、理想の姿に導いていく
競合との差:競合のできていない、隙間を狙っていく


今回のnote記事では、チョコレート業界のゴディバ、ブラックサンダー、"長渕剛"な理容室「スーパーヘアー まほうの手」、# FR2、"筋肉と彼女を手に入れるパーソナルトレーナー"で"彼女を作らせるプロ"つっちーさん、ラーメン二郎など、多くの事例を取り上げてきました。



次は、ここまで読み進めてきたあなた自身が、①自分自身、②競合、③お客さまの3つの視点=Cを分析して、独自のポジションを取っていくことが大切です。

今回紹介した内容を元に、丁寧にじっくりと分析することで、あなたのビジネスが加速することを祈っております。



上記ツイートに引用RTするカタチで、感想もお待ちしております。



最後になりますが、森岡毅さんの名言「結果の出ることは、自分の強みからしか出てこない」をエールとして紹介し、今回の「個人でも勝てるマーケティング分析とポジション取り」のnote記事を締めくくりたいと思います。


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