僕の蕎麦屋が出来るまで①
目指せスーパースター。蕎麦宗です。
蕎麦打ちを始めてからまもなく20年となる、と先日書いた。お客さんからどうして蕎麦屋になったのかと聞かれることはよくあるものの、蕎麦好きが講じてとか職人に憧れてとか、そういったカッコいい理由は一つもなく、自分が店を出すにあたって
「蕎麦屋ならなんとかなるかなぁ」
と言う程度の軽い気持ちでしかない。それが随分と甘い考えだった事は始めてすぐに気付くことになるけれど、今もこうして店をやれているのは来てくれるお客さん達のおかげ。それは有難いとし