おいしさの基準ってやつ。
「おいしいって言われて食べに行ったら、残念なこと最近多いなぁ。」
と
急に旦那が呟いた。
確かに、
菓子だけではなく
食材に自分のおいしい基準が出来だしてから
自分以外の他人の“おいしい”が
自分に当てはまることが少なくなった。
でも。
人気店でもないし
誰に進められたわけでもないのに
食べてみると
めちゃくちゃ好み！！という
わたしに合う“おいしい”を発見できるときもあるし、
それこそ
誰かに進められて食べたらヒット！って時もある。
★
この違いはなんやろか？
と
旦那からの一言のおかげで（笑）
私の脳内会議が始まった。
そしたら意外とすぐに
私の答えが出てきた。
勧められて行って
私のおいしいに“あてはまらない”場合
は
その勧めた人の好みの“おいしい”だけであって、
私の“おいしい”を考慮して、ではない。
当たり前のことを言っておりますが＾＾；
逆に
勧められて行って私の“おいしい”にヒット！する時は
「ゆきちゃん、これ好きやと思うー！」と
私の好みを把握した人からの場合が多い。
えーっと、
さっきから、あたりまえのこと言ってますが。（笑）
ちょっと私の中で発見で。
何が言いたいかって言うと、
【おいしい基準】って
食べ物も、言葉も、表現も。
たくさんあふれた世の中やから、
その分
価値観も多様化している。
感じ方も多様化している。
だから
ただ、【誰かが言うおいしい】は
【自分のおいしい】ではないな。と。
これはどういうことかと言うと
【焼き菓子屋 そぼくな。のおいしい基準】も
人それぞれで。
だから
食べた方にヒットするときもあるし
逆に
ヒットしない時もある。
悲しいけれど、それが自然。
ぢゃぁ、店側は
何をしないといけないか？と。
マス受けする添加物、薬品を使用した味わいにするのか？
それだと
個人で店やっている意味がない。（笑）
そぼくな。は
そぼくな。のおいしい基準が
店主の私は確立していると思っていて、
その味わいを変えることは絶対ない。
自分のおいしい基準、
自分の働き方の基準、
自分の暮らし方の基準を
変えてしまうくらいなら
店はやらない。
雇われで働いた方が楽だと思う。
ならば、
【そぼくな。と同じ。または似たような、おいしい基準】を
すでに持っている方に
食べて頂ける仕組みを作ることが
私の役目なのかもしれない。と考えた。
これは
差別とかではなくって
そぼくな。のおいしい基準とは
違ったおいしい基準を持つ人が
そぼくな。の菓子でがっかりしたら
どちらにとっても、良くないと思うから
自分、店の立ち位置を見極めること、
そしてその上で
適正に届けていくことが
大切なのかなぁ。と、考えたのです。
でも、まだ、
そぼくな。を知らなかったり
食べたことない方に
伝えなくっちゃ意味がない。
食べる前から
そぼくな。の【おいしい基準】を
発信していかなくっちゃ
お客さんからしたら
食べないとわからない。から
結構リスキーやなぁ。って。
きっとそれって、
ちゃんとお金を使いたい人からしたら、
怖い決断かも。と。
（そしてそれでも信用して買っていただいた方、本当にありがとうございます。）
なので、
そぼくな。の菓子を一つずつ紹介し
どういう味わいを目指して
この食感なのか？を
記していこうと思い、
このnote以外に
ネットショップのブログも
https://sobokuna0141.handcrafted.jp/blog/2019/05/09/140133
今週から続けて綴っていこうと考え、
こちらのnoteで書いている記事とは真逆に（笑）
お菓子のみについて
ブログを綴っております（笑）
本来菓子屋なのだから
それが普通のことなのかもしれないけれど。（笑）
でも、
菓子の事ばかりが
わたしは全てではないと思っていて。
日々の連なっていく暮らしがあり
そこから感じることがあるから
そぼくな、の菓子達が生まれていっていて。
だから、その菓子達を愛おしく思う。
こうやって
菓子以外のことも書き留めたくなってしまうのです。
生きていき出会う出来事、モノは
すべて繋がっているからこそ
書き留めておきたい。
この言葉を書くことも
菓子を焼き
届けることも
わたしの中では一緒の表現で
同じツールの生き方です。
と、
まとまりのない文章になってるけれど。
さて。
これで
そぼくな。と同じ、または似た
おいしい基準を持った
方たちが集まってくれたら本望です。
ちょっと実験的に
でも熱く。（笑）
菓子ブログ
ネットショップでやってみますね＾＾
https://sobokuna0141.handcrafted.jp/blog/2019/05/09/140133
こちらのnoteも変わらず続けますよ。
その後どうなったか？
途中経過についてはまた書きますねー＾＾
では！
読んでくれてありがとう。
ゆ季
いつも、ありがとうございます。