インザパークの寺田

インザパークというコンビでお笑い活動しています。

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最近の記事

カウンター越しに見えた大将の膝

今年の一月に突然始まった 「KK制作お笑いライブ」が なんだかんだ毎月開催されることになり ほぼ毎回出させてもらった。 事務所の先輩スゴロクズが このライブの制作の方と知り合いということで そのスゴロクズさんとスゴロクズさんの同期のマスオチョップさんと どのつてでこのライブに出ることになったのかわからない 下町ミュンスターさんの3組が 毎回中心となってこのライブが開催されていた。 不思議なもので、 決して明るくないこの人たちが中心にいたからこそ 僕は毎回このラ

    • おい、たかおぽん!

      「ボクラしっく」 福岡からの漂流者であるこの小さな小さなとっても小さな男たちに 僕はしばらく照らされていた。 僕が芸人を始めて 初めてできた兄さんたちだ。 先日、この元ボクラしっくの「たかおぽん」さんが 地元福岡に帰ってしまうということで 送別会をしてきた。 手のひらに乗るサイズのせいか 誰からもいじられ、愛される妖怪だった。 スキンシップが激しく、 いつも誰かとしゃべるときは手を相手の体の一部に触れながら 柔らかい口調で中身のないことをゆっくりと話していた

      • 七月記~後編~

        先週、風邪をひいちゃって それと全く同じタイミングで 家のインターネットも体調悪くなったようで全く繋がらず 前回の七月記を書いてから後半をすぐに書くつもりが時間が空いてしまった。 ようやく週が明けて 僕もインターネットも活動を再開。 七月を振り返るのに八月の貴重な一週間を費やしてしまった。 早すぎるって・・・ 七月の後半 まずは15日㈯にシュープロモーションの事務所ライブ 「ジャングルパンチ」 事務所ライブの名前が「ジャングルパンチ」に変わってから 今ま

        • 七月記

          僕を通り過ぎていく時間が速すぎて ことの記憶と 喜びや悔しさといった感情が形を成す前に こぼれ落ちていってる気がする。 回想してみよう。 回想することでこぼれ落としちゃった感情を 1つ1つ丁寧に、それが崩れ落ちないようにそーっと手袋をつけて指紋すら つかないように拾っていきます。 拾ってこの宝物箱に保管しておこう。 とりあえず近場の7月のことを。 7月はこの男から始まった。 エイトブリッジ篠栗さん率いる軍団 通称「Gメンズ」(Gは篠栗さんのささぐりのぐのGU

        カウンター越しに見えた大将の膝

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        • 映画備忘録
          3本
        • コロナにやられて、
          4本

        記事

          どくどく

          バイトを週に一回か二回するだけの生活が始まって4ヶ月が過ぎた。 ほぼ家にいて、パソコンに向かって動画を作る毎日。 自由な時間が増えて やりたいことに時間を割き放題な毎日のはずだった。 ブログだって毎日書き放題。 ネタだって小道具だって作り放題の日々にするはずだった。 しかし、なかなかそのペースは上がらない。 今こうして書いているこの文も 本当は乱発させているはずがなかなか筆が進まなかった。 YouTubeの収益があるとはいえ それも家賃を払えるほどでもない

          改造人間

          少し前に「仮面ライダーBLACK SUN」という作品を観ました。 だいぶ前に先輩のクラッシャーマサキさんにオススメしてもらっていて ずっと気になっていた作品でした。 「シン・仮面ライダー」もちょうど最近観ました。 僕はそれらの作品を観て 仮面ライダーが改造人間なのだということを初めて知りました。 今まで戦隊ヒーローとかウルトラマンとか仮面ライダーは ただの子供向けの勧善懲悪作品なのだと思い込み どういった経緯で、過程で そういう超人に変化しているのかあんまり

          悪魔とお付き合い

          ラーメン屋のネタを作ったのは インザパークというコンビを組んですぐできたネタでした。 そのネタを皮切りに ショートネタ動画として上げ始めて2年近く経ちました。 かれこれ200本以上、今のところ作ったわけですが やはりこれらのネタを生み出すためには 机に向かってるだけではできるはずもなく ネタ会議だけしててもできるわけでもなくて つまりは現地調査。 ラーメン屋に赴いてそこでネタの種になりそうなことを拾ってくるのです。 ネタを作るために何度も何度も 色んなラ

          未完

          5月4日㈭に「浜松漫才グランプリ」に出てきました。 僕にとっては特別な大会でした。 昨年、正確には一昨年に第1回目が開催予定でしたが コロナで延期になり 第1回と第2回が昨年、連日開催され 僕は1日目に開催された第1回を観に行きました。 僕は静岡県の磐田市出身で 浜松市の隣ということもあり 浜松で開催されるお笑いライブはほぼ地元のライブという感覚もあって 僕がまだ地元に住んでる頃には そういうお笑いライブというものはまだ盛んではなかったので(たぶん) この

          背徳感喪失!

          3月に入って僕の生活環境が劇的に変わりました。 今までやっていたコンビニのアルバイトをしなくなったのです。 上京して2年目のまだ大学生だった19の頃に始めたこのアルバイトは 気付くと31の春まで12年間やっておりました。 楽しかったのは最初の2,3年だけでした。 初めてのコンビニのアルバイトで、なんならコンビニに入るのもそれまでの僕はあんまり経験がなくて 高校のときも学校帰りに寄ってジュース買ったり肉まん買ったりなんか1,2回くらいしかしたことないんじゃないかな。 その

          Paris,13th District

          映画って本当にいいよな。 瞬間的な娯楽じゃなくて 体感した後もじわじわと染みわたってくる余韻。 これは 昨今の短時間のコンテンツとは対照的で 見る方も覚悟を持って集中して臨むからこそ その作品の本質、魅力を 最大限味わえるのがいいのでしょうね。 映画館で観るというのは (お笑いもそうですが 会場で生で見るとなれば ましてや 金を払っているのであれば、なおさら 臨戦態勢で そのネタに向き合うことになるでしょう) 他のお客さんがいたり 高い料金払ったり

          オンテツさん

          先日恩師であるテツさんと久々に会うことが 出来ました。(恩テツさん) 2年ぶりぐらいでした。 テツさんとの出会いは4、5年前。 僕が「まんじゅうまんじゅう」というコンビで フリーで芸人活動をしていて どの事務所のオーディション受けても所属できずに もう次の事務所のオーディション受からなかったら芸人を諦めようとしていた時 とある事務所のオーディションを受けたときに 事務所のスタッフさんとして ネタを見てくれていて「面白いですね」と言ってもらえて その事務所に所属

          家を建てるみたいな愛をしたい

          友達のおすすめで 「花束みたいな恋をした」を観てきました。 邦画をあまり観ない友達が勧めていたので 普段は恋愛モノを僕は観ないのですが これはなにかあるな、おもしろそうだと思ったのですぐに観に行きました。 現実のお話みたい恋愛映画やドラマの経験があまりないので これがよくあることなのかどうかわからないんですが、 この映画の世界が 僕たちの生きている世界を舞台に繰り広げられていて (例えば、この主人公の二人が終電を逃して寄ったお店で 偶然”押井守”を見つけて興

          家を建てるみたいな愛をしたい

          コロナになって・・・

          毎日世間を騒がせている”コロナウイルス”。 2021年1月末に感染が発覚し、 今現在は軽快した(嗅覚障害は未だに残っている) 僕が実際に感染して感じたことを書きたいと思います。 異変に気付いたのは・・ まず僕がコロナに感染した経緯ですが、 コンビニでアルバイトをしながら芸人をしている僕は 今までと変わらない生活をしていて・・・ どんな生活かと言いますと 昨年の2月頃から流行したコロナ禍での生活を指しますので マスクをしながら 人との接触をなるべく避けて

          コロナになって・・・

          大健康生活!

          コロナに感染して 2月3日㈬の午後からホテル療養になり 本日で4日目になります。 早くもホテル療養終了です 症状が発症してから10日経ち、症状軽快してから72時間経過していれば 療養施設から出れるそうで、 嗅覚障害はあるものの、ほかの症状はすべて軽快していたので ついに明日7日㈰にでれることになりました。 滞在期間4泊5日。 予想以上に早く出れることに安堵感と あまりの居心地の良さに名残惜しさも感じています。 ホテル隔離生活は苦行か? 噂では ホテル療

          宿泊療養施設とは・・

          先日新型コロナウイルスに感染しまして ホテル療養をすることになりました。 今回はそのホテルの紹介です。 なんとホテルではなく仮設住居無言で運転をする (当たり前だよ、感染者相手に会話をして、わざわざ飛沫を飛ばさせるようなことは御法度だからね) 僕と同じ頭をしたおじさんの運転するワゴン車に揺られること40分くらい 首都高を滑るように走り着いたのがお台場でした。 ここは お台場にある船の科学館の駐車場に 昨年、この緊急事態を受けて急遽建てられた ペット同伴可能宿

          宿泊療養施設とは・・

          コロナになってホテル療養になるまで

          どうもこんにちは 東京で必要最低限度の生活をしているものです。 念のために・・ 先週の木曜日 1月28日に微熱が出まして 30日になってもまだ少し だるさや咳、鼻水が出ていたので 保健所に電話をしました。 というのも こんなツイートを見てしまったからです。 近しい芸人仲間のこんなツイートを見て 自分ももしかしたら? と思い心配になってしまったのです。 意外とすんなりPCR検査 ちょうどその日は土曜日だったので保健所がやっていなかったのか、 電話のアナ

          コロナになってホテル療養になるまで