見出し画像

体癖が呼んできた過去と体癖が関係ない過去

昨日(1/17)にリリースした『毒親と体癖』が、販売数の割にたくさんのご感想をいただきました。

「自分の親のことを知っているのか?!と思ったくらいリアルだった」とか「自分が悪いせいで親が自分に酷いことをしているんじゃないってことが分かって安心した」とか「やり口手口を知っていると洗脳されなくて済むなぁと思った」とか。

性格を作るのは体癖だけでなく、過去の出来事も大きく関係していますね。
「その体癖だから、その過去」という過去もあれば、体癖関係なしに襲いかかってきた過去もありますね。

前者は、要は自分のせい。
いやいや「せい」なんて書くと「私が悪いんですか!!」なんて言う人もいますから、表現を変えましょう。
自分の体癖が呼んできた過去、という表現でご納得いただけるでしょうかな?

体癖からくる感受性が引き起こす出来事って、すごくたくさんあるんですよね。

八種ゴリゴリの私の過去なんて、小中学校の時の同級生の渡辺ってやつが羨ましくてね。
渡辺は成績優秀でスポーツ万能、オマケに私のような陰キャとも仲良くしてくれるナイスガイでね。
そんな渡辺に劣等感を抱き、乗り越えようと戦い、イチイチ渡辺からの親切を弾いては、ナイスガイの渡辺に「こいつ、どう関わっていいのか分からねぇ」と言わせてたんですよ(笑)
そしたら友達が全然いなくなっちゃって。
今から振り返れば明かに自分のせい(八種のせい)なのに「友達がいないのは渡辺のせい」と本気で思っていた私だったのです(笑)

他にも、十種の女性が付き合った男性を自分では何もできないダメな人にしてウザがられて結局フラれる、とか、五種の男性が意味のない付き合いに耐えきれなくて結局友達が離れていく、とか、いろんな話を聞きます。

自分の体癖が呼んできた過去っていうのは、ある程度大人になってからですよね。
中学生とか高校生くらいになってくると、体癖が丸出しになってくる。

一方の体癖関係なしに襲いかかってくる過去というのは、幼少期ですよ。

毒親もそうでしょうし、近所にちょっとおかしな人がいたとか、祖父母がちょっとアレだったとか。
そういうのは、自分の体癖は関係なく、周りの体癖に翻弄されているわけです。

ひょっとすると、幼少期が体癖を作るんじゃないか?とも思うのです。
少なくとも、そう言えるだけのデータは少ないけれど、ある。

この話は前にもnoteで書いたのですが、整体師として5歳の人を15年診続けて、そのたびに体から体癖を診断していたのですが、中学生くらいまでは体癖は確定しないのです。

先週は九種二種だったのに、今週は八種五種四種だったりする。
先週は腰椎4番と胸椎5番がゆがんでいたのに、今週は仙椎2番と胸椎3番と頚椎6番がゆがんでいたりする。
骨盤の位置も、頭蓋のゆがみ方も、全然違っているのです。
で、中学生くらいになってくると、だいたい安定して何種何種という結果になってくる。

5歳というのは幼少期の最後の方ですから、それをもって「幼少期は体癖がコロコロ変わる」という結論にはできないとは思うのですが、返って「幼少期の最後の方ですら体癖がコロコロ変わるんだから、生まれたてや一歳二歳はもっとだろう」という推論も成り立ちますよね。

体癖は「生まれつき」と言われていますが、晴哉先生でさえ「素質と言った方が本当だろう(生まれつきだろうね)」とおっしゃられているんです。
だいたい、生まれつきの体癖って産婦人科のお医者さんや助産師さん以外は調べられないはずですし、保育室に並べられる頃にはとっくに生まれつきの段階を過ぎていますからね。
赤ちゃんって、見に行くたびに作画が変わりますもんね(笑)

でもまぁ、親子や祖父母世代の体癖を診断すると、やはり遺伝する部分はありますから、生まれつきなんだろう、ということも言えるのです。
中学を過ぎると遺伝子が覚醒するのか、体からの診断で親と共通する部分が安定して見えるようになってくるのですね。

毒親の人とその子供は、三種的毒親子と十種的毒親子以外は整体院に来ないので、現状調べようがないのですね。
全然違っているのかもしれないし、共通する部分もあるのかもしれない。

診断できたら「その体癖になるのは、体が先か?心が先か?」ということを研究するための材料の一つにはなりそうなんですけどね。

いずれにしても、幼少期に起こった出来事は自分のせいじゃないんですよ。
そこに自分の体癖は関係ないです。

オススメnote

ソシャフィア体癖院で体癖が確実に分かる体癖診断、いかがですか?

最後までお読みいただき、ありがとうございました!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?