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ソフトディバイスは、モノや情報と人の対話 = インタラクションの中で生まれる価値づくり…

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ソフトディバイスは、モノや情報と人の対話 = インタラクションの中で生まれる価値づくりを目指す ヒューマンインタフェースデザインを核として、未来の製品やサービスのあり方を考え 創造するデザインコンサルティングファームです https://www.softdevice.co.jp/

マガジン

  • 日めくりカレンダーアプリyottey(ヨッティ)

    • 11本

    ソフトディバイスが開発している日めくりカレンダーアプリyottey(ヨッティ)に関する記事や、認知症に関わる記事をまとめます。

  • お絵描き I/O制御!プロトタイピングツール「EKAKIO」

    絵を描く感覚で、 GUIと合わせてデバイス制御を可能にする プロトタイピングツール「EKAKIO」(エカキオ)の紹介や開発についての記事を書きます。

  • 大文字を観る会

    softdevice夏の恒例イベント「大文字を観る会」の記事をまとめています。 大文字を観る会とは、普段お仕事でお付き合いのある方や、社員の友達や家族をオフィスにお呼びして、ちょっとしたお料理や遊びを楽しみながら送り火を眺めるパーティです。

  • softdeviceのやわらかリポート

    • 3本

    メンバー執筆の記事を載せていきます。 会社の日常やメンバーの活動を残していこうとおもいます。

  • 連載 ソフトディバイスの歴史

    こちらの記事は、ソフトディバイスの創業者である高橋賢一が、社内報の連載記事向けに執筆したものです。ソフトディバイス の成り立ちから、高橋が代表を退きフェローとなるまでのストーリーが高橋の視点で語られています。

最近の記事

yottey活用術⑤使う人にとって見やすい日めくり表示にカスタムしよう!

「日めくりカレンダーアプリyottey(ヨッティ)」の使い方をご紹介いたします。 yotteyには、表示のカスタム設定が色々とあります。 例えば曜日が大事、時計は家に設置してあるもので十分、という方には、「設定」→「カレンダーの表示形式」のところで「日付+曜日」を選択していただくと・・・こんな感じにデカ曜日表示に。 例えば、曜日の「月」「火」のような省略形表示だと、意味を取り違える心配がある方、または、たくさん情報があると混乱する、とにかくシンプルにしたい方には、「設定

    • yottey活用術④ちゃんと見てる?予定を確認したかどうかわかるアラームログ機能で遠距離介護にちょっとだけ安心を

      「日めくりカレンダーアプリyottey(ヨッティ)」の使い方をご紹介いたします。 yotteyは予定を共有することができます。たとえば、息子さん(娘さん)が、離れて暮らす高齢の父母の自宅にyotteyを設置し、息子さんが父母宅に行かなくてもご自身のスマホから予定の入力が可能です。 しかし、離れて暮らしていると、本当に父母がyotteyで予定を確認しているのか、わからない場合があります。その不安を解決できる可能性がある機能として「アラームログ機能」をご紹介いたします。 y

      • yottey活用術③写真と音声の設定で予定のお知らせをちょっと楽しく!

        「日めくりカレンダーアプリyottey(ヨッティ)」の使い方をご紹介いたします。 yotteyにはちょっとしたお楽しみ機能があります。 予定がない、または予定があったがもう済んだ時の日めくり表示画面は通常、こんな感じです。 ここで、yotteyの設定で、「写真の表示」という項目をオンにし、好きな写真を登録すると・・・ 予定がなくてもちょっとだけ楽しい気分になりますよね。 さらに、yotteyのアラーム音には、録音した音声を使用することが可能です。例えば可愛いお孫さんの

        • yottey活用術②メッセージ機能を使ってやさしい「喝」を!

          「日めくりカレンダーアプリyottey(ヨッティ)」の使い方をご紹介いたします。 yotteyには、日付と時間をきめた予定を入れておくことができるほか、日付に対してテキストを入力をすることができる「メッセージ機能」があります。 一人で暮らす高齢のお母様と、すこし離れた場所に暮らす息子さんでyotteyをお使いの事例では、「ベッドから起きて体動かそう💪」など、寝たきりを防ぐためのメッセージを入れていました。高齢で一人暮らしの方のお宅は、小さめの部屋にベッドと、そこから見やす

        yottey活用術⑤使う人にとって見やすい日めくり表示にカスタムしよう!

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        • 日めくりカレンダーアプリyottey(ヨッティ)
          11本
        • お絵描き I/O制御!プロトタイピングツール「EKAKIO」
          3本
        • 大文字を観る会
          7本
        • 連載 ソフトディバイスの歴史
          10本
        • softdeviceのやわらかリポート
          3本

        記事

          yottey活用術①その日あったことを記録して、離れた家族とユルく繋がるコミュニケーションツールに!

          「日めくりカレンダーアプリyottey(ヨッティ)」の使い方をご紹介いたします。 まだ認知症ではないけれど、yotteyを生活の中に取り入れてもらったことで、意外な使い方をしているのが、札幌にお住まいのSさん(77歳男性)です。(ご本人と家族の許可をいただいています) Sさんのお宅は、Sさんご夫婦と長女が一緒に暮らしており、車で20分ほどのところに次女が、さらに離れた京都で三女が暮らしています。お宅では紙の月カレンダーに予定を書き込むことで家族で情報共有しています。yot

          yottey活用術①その日あったことを記録して、離れた家族とユルく繋がるコミュニケーションツールに!

          ソフトディバイスが自社開発したプロトツール「EKAKIO」をHCD冬季大会(鹿児島)にて発表します!

          株式会社ソフトディバイスは、プログラムが苦手でコードを書けないデザイナーでも、描画ソフト感覚でハードウエアプロトタイピングが可能になる新ツール「EKAKIO」を開発しました。 この度、鹿児島女子短期大学にて2023年11月25日(土)開催される「2023年度HCD冬季大会」にて、その開発プロセスや活用事例について発表します。 絵を描くようにプログラミングできるツールを目指して ソフトディバイスでは日々、様々なクライアントから製品の操作に関わるデザインの依頼を受けています。グ

          ソフトディバイスが自社開発したプロトツール「EKAKIO」をHCD冬季大会(鹿児島)にて発表します!

          EKAKIOワークショップ(大文字を観る会併催イベント)レポート

          「EKAKIO」は、ノーコードで絵を描くようにハードウェアデバイス制御をする、ソフトディバイスが開発したプロトタイピングツールです。このツールをPRするための初の試みとして、「EKAKIO」を体験してもらうワークショップを実施しました。 8月16日、京都の五山の送り火にあわせて開催するソフトディバイスの夏の恒例イベント「大文字を観る会」。ゲストを招いて、送り火を見ながら料理やおしゃべりを楽しむ会です。イベントが始まる前の時間を利用し、ワークショップを開催しました。このイベン

          EKAKIOワークショップ(大文字を観る会併催イベント)レポート

          ソフトとハード、それぞれを得意とする京都の企業2社がコラボレーションしたこども向け釣りゲームを「京都ものづくりフェア2023」に出展!

          株式会社ソフトディバイス(京都市)は、京都で70年精緻な加工技術を有し、顧客の要望にあわせた試作を得意とする有限会社日双工業(宇治市)とコラボレーションした子供向け釣りゲーム「Tsuri Meijin」を11月11日に開催される「京都ものづくりフェア2023」にて披露することが決定しました。ソフトとハード、それぞれを得意とする2社の技術やアイデアが詰まった釣りゲームを、当日はたくさんの子供達に楽しんでいただき、ものづくりの面白さを伝えます。 「Tsuri Meijin」コラ

          ソフトとハード、それぞれを得意とする京都の企業2社がコラボレーションしたこども向け釣りゲームを「京都ものづくりフェア2023」に出展!

          第17回作業療法研究学会学術大会でyottey(ヨッティ)の研究発表が優秀演題賞を受賞しました!

          ソフトディバイスでは、自社プロダクトとして「日めくりカレンダーアプリyottey(ヨッティ)」を開発しています。このアプリは、認知症の方の時間見当識障害を支援する目的で、開発されました。現在各アプリストアにて配信中です。 さて、2023年10月21日、22日に、名古屋大学で第17回作業療法研究学会学術大会が開催されました。テーマは「情報科学を取り入れた作業療法研究の展開」ということで、このyotteyのプロジェクトを共同で進めている名古屋大学の西浦裕子先生が「時間管理を支援

          第17回作業療法研究学会学術大会でyottey(ヨッティ)の研究発表が優秀演題賞を受賞しました!

          日めくりカレンダーアプリyottey(ヨッティ)が、「認知症のある人の福祉機器展示館」で展示されています

          国立障害者リハビリテーションセンター内にある「認知症のある人の福祉機器展示館」で、yotteyが展示されています。 福祉機器展示館は、日常生活に近い居住空間の中で機器を試用してもらうことにより、自宅に機器を導入した場合の利便性を実感してもらう目的で作られた場所です。 ソフトディバイスは2011年より国立障害者リハビリテーションセンター研究所の「認知症のある人のための福祉機器開発研究」の1プロジェクトである「認知機能が低下した高齢者を対象とした電子カレンダー」の研究に、ソフト

          日めくりカレンダーアプリyottey(ヨッティ)が、「認知症のある人の福祉機器展示館」で展示されています

          yottey(ヨッティ)が海外でのダウンロードにも対応しました!(AppStore限定)

          yotteyの問い合わせフォームに、スウェーデンに在住の日本人の方からメッセージがありました。「日本に住むお母様のために使いたいから、海外でもダウンロードできるようにしてほしい」ということでした。 yotteyは、日本語にしか対応していないので、ダウンロード地域も日本に限定していましたが、言語対応はしていないものの、このようなニーズもあるのか!!ということで、現在、AppleのAppStoreでダウンロード地域を世界に広げて、配信をしております。Amazon AppStore

          yottey(ヨッティ)が海外でのダウンロードにも対応しました!(AppStore限定)

          11月11日は介護の日!認知症の方のスケジュール管理をサポートする「日めくりカレンダーアプリyottey(ヨッティ)」が、なごや福祉用具プラザにて11月から展示開始!

          株式会社ソフトディバイス(京都市北区)と名古屋大学が共同で開発した「日めくりカレンダーアプリyottey(ヨッティ)」が、11月より大学と同県内にある「なごや福祉用具プラザ」(名古屋市昭和区)にて展示されることが決定しました。本展示を通し、認知症による時間見当式障害でスケジュール支援を必要とする方に、本アプリを知っていただくことを目指します。 なごや福祉用具プラザとは、こんなところです。(なごや福祉用具プラザサイト内より) いす、電話、おむつ。一つの用途の道具でも、さまざ

          11月11日は介護の日!認知症の方のスケジュール管理をサポートする「日めくりカレンダーアプリyottey(ヨッティ)」が、なごや福祉用具プラザにて11月から展示開始!

          日めくりカレンダーアプリ「 yottey(ヨッティ)」をリリースしました

          去る2023年7月、ソフトディバイスは「日めくりカレンダーアプリ yottey(ヨッティ)」をリリースしました。 このアプリは、認知症の方の時間見当式障害を支援する目的で開発されました。以下の紹介ページにダウンロードリンクがありますので、ぜひダウンロードしてみてください。 この記事では、なぜこのアプリを我々ソフトディバイスが開発しているのか?というところからアプリの搭載機能、リリースと今後について、ご紹介したいと思います。 1. 認知症の方向けの「電子カレンダー」の開発に

          日めくりカレンダーアプリ「 yottey(ヨッティ)」をリリースしました

          大文字を観る会 2023レポート(4年ぶりのリアル開催!!)

          8月16日、京都の五山の送り火に合わせて行われるソフトディバイスの夏の恒例イベント「大文字を観る会」。コロナの5類感染症への移行を受けて、今年はなんと4年ぶりにお客様をオフィスにお呼びしての開催となりました!時期柄、様々なご事情で来られない方もいるだろう、ということで、オンラインでイベントを覗き見できる仕組みづくりも並行して進めました。 また、今年初の取り組みとして、大文字を観る会の前に、自社プロダクト「EKAKIO」を体験するワークショップを実施。 当日はワークショップ

          大文字を観る会 2023レポート(4年ぶりのリアル開催!!)

          お絵描き I/O制御! プロトタイピングツール「EKAKIO」(エカキオ)

          AdobeXDとFigmaといった、UI/UXデザインで活躍するデザインツールが登場し、コードが苦手なデザイナーでもインタラクティブなソフトウエアプロトタイピングが手軽にできるようになりました。GUIで完結する提案の場合にはとても便利、私たちになくてはならない存在です。 ハードとソフトの境界なく検討プロジェクトの初期段階でのご相談をいただく場合には、ハードとソフトの境界なくUXを検討していきます。そのため画面の操作だけで解決するような提案ばかりでなく、GUIと機器側のLED

          お絵描き I/O制御! プロトタイピングツール「EKAKIO」(エカキオ)

          大文字を観る会 2022レポート

          8月16日、京都の五山の送り火にあわせて開催するソフトディバイス の夏の恒例イベント「大文字を観る会」が開催されました。ここ数年はオンラインで開催していますが、そろそろ違う形を模索したいというのが今年の気分。ということで今年はゲストを迎えるオンライン会場と、スタッフが待つリアル会場の二つが繋がるハイブリッドパーティを企画しました。 こちらがmiroの会場です。現在コンテンツは楽しむことができませんが、会場の雰囲気だけご覧ください。(↓画像からmiroへリンク可能です) m

          大文字を観る会 2022レポート