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ほうわすいじょうきりょう

バツイチ子持ち京大卒元メガバンカーで現在プログラミングスクールに通っている総一郎(人生2周目)です。


そもそも加湿器を使わずに加湿する方法って無いのかなぁ?と考えたところ、懐かしい単語に出会った。
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▼ほうわすいじょうきりょう
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昨日加湿器をポチったという記事を書いた。

ただ、加湿器というものは対症療法的だ。

もっと根治的なアプローチで、そもそも部屋を乾燥させない方法は無いのかなぁ?と考えた。

そしてYouTubeやらネットやらで調べていたら懐かしい単語に出会った。


「飽和水蒸気量」


この言葉をみなさんはご存知だろうか。

Wikipediaを抜粋すると、

1 m3 の空間に存在できる水蒸気の質量を g で表したもの
Wikipedia


とのこと。

要は、「空気中にどれだけ水蒸気を含むことができるか?」ということだ。

この飽和水蒸気量が気温によって違うことが原因で、

暖房を入れると乾燥し、
窓枠は結露し、
キンキンに冷えたジョッキは汗をかき、
サウナの壁は結露する。


なんとなく体感としてお分かりだとは思うが、気温が高いほど空気中に含めることのできる水蒸気の量は多い。

逆に気温が低いと空気中に含めることのできる水蒸気の量は少なく、含みきれなくなった水蒸気は液体の水に戻る。

気温が低い時の飽和水蒸気量が20だとして、空気中に40の水蒸気があれば、はみ出した20は水になってしまう。

40の水蒸気を含んだ部屋の空気も、寒い屋外と屋内を隔てている窓周辺に近づけば冷やされて40も含みきれなくなり、はみ出した20は結露する。

キンキンに冷えたジョッキの側面に汗をかくのも同じ理由だ。

40の水蒸気を含んだ部屋の空気も、暖房で気温を上げて60まで含める状態になってしまえばあと20足りないという状態になる。

あと20の余裕があるならと、口の中の水分や肌の水分も空気中に発散してしまうわけだ。


なんとなく暖房をつけると空気中の水分が奪われてどこかに消えてしまうような錯覚があるが、

実は空気中の水分が暖房のスイッチを入れるだけでどこかに消え失せてしまうなんてことはない。

40あった水分は暖房のスイッチを入れようが入れまいが40ある。

気温が上がることによって、ただ空気中に含むことのできる水分のキャパシティが増えているだけなのだ。


さて、ここまで考えてみて、じゃあどうしたら根本的に部屋の乾燥を防ぐことができるのか?

というと、室温を低く保つということになってくる。





だがそれはつらい。

だから結局暖房をつけた上で加湿する方法を考える必要が出てきて加湿器が必要になってしまうのだ…

排水溝の栓をしていないのに蛇口を捻り続けてお湯を溜めようとしているようなやるせなさを感じる。

ただ、部屋の中でダウンジャケットを羽織って生活するというのもなかなかに不便なのでどうしたものか…?という感じだ。


お風呂にお湯を溜め、
洗濯物を部屋干しし、
観葉植物をたくさん置く

なんてことも加湿効果が有るだろうが、

シャワー派で、洗濯時は乾燥機までかけてしまうので部屋干しをしない僕からしたらあまり有効な方法ではない。

何か効果的な方法をご存知の方がいらっしゃれば教えていただきたい。

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