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誰にも言えない悩みを


誰にも言えない悩みをずっと抱えてたんだ
遠く遠く果てしなく遠く
晴れないかもしれない世界の中で
ずっと泣いていた
答えを探せども探せども
見つからない日々
久しぶりに街に出れば
みんながシアワセそうに見えた
自分だけが不幸に見え
この世から消えたくなった
人より劣ってダメな人間だと思った
人並み以下
人並み以下
人並み以下
なんとも言えない気持ちと共にループしてくる
人並み以下
人並み以下
人並み以下
そんなに自分ダメですか?
みんなと同じようになりたい
前はそんなこと思ったけど
みんなとは違う
もうダメだ
何度思ったことだろう
それでも何かないか探す日々
ある日
全身のチカラが抜けて終わったと天を仰いだ
もう全てが終わった
気力もゼロ
見えたのは青空ではなく白い天井
何秒なのか何分なのかわからない時が流れ
悩んでも もう解決できないと思ったとき
違う諦めがわいた
もう悩みが消えないのらそのまま抱えて生きるしかない
友達のいない自分はその日からその悩みを友達にした
そしたら不思議と気持ちがやわらいだ
どうせ人並みに生きれないなら
自分なりに生きるしかない
自分は追い詰められるとこの世から存在を消したく
なることがある
人は甘えたことをと言うけれど
自分はそんなに強くない
弱いのがダメだと思ってきたけれど
もうどうにもならない
弱いのがダメなんて世の中は
こっちからクソくらえだ
逃げていいんだ
ときに追い詰められてどうしようもなく
気が狂いそうなときは逃げていいんだ
弱いのがダメだとか逃げちゃダメだと
教わったから苦しくて存在を消したくなる
犬死には嫌だ
もう世間に踊らされるのは嫌だ
顔色うかがって生きてきた自分が嫌だ
自分自身がそうしてる事に気づいたけれど
周りを変える事は無理だと思ったけれど
自分はどうあがいても否定されるのが怖くて
嫌でバカにされたくなくて
頑張ってみても人に合わせてしまう
相手が嫌な思いをしないか
しんどくないか
自分と接触して楽しいかなども含め考えてしまう
いい人に思われたいとどこかで思ってる自分も
認めざるをえなくなった
そこはそれが自分なのだから
自分自身だから仕方ない
一言で八方美人という言葉でめんどくさいので
そんな自分がいることを受け入れた
そしてそんな
自分を救えるのは自分しかいないと思った
頑張ったねとか、弱いなら弱いままでいい
それなりに生きればいいとか
八方美人で何が悪いそれでいいじゃないかとか
まわりはああ言うけどそんなことないよとか
誰にも理解されなくても自分だけはわかってるよとか
甘やかし過ぎかなと思ってもいいじゃないか
その時はそれが必要なんだから
やれる時にやればいいとか
言ってやれるのも自分しかいない
でもその語りかけてくれる自分自身が
いちばんだ
心のどこかにどうせ生きるなら楽しい方がいいと
思ってる自分がいて
本当は毎日楽しく暮らしたいと思ってる自分がいる
世の中はとてつもなく冷たく厳しく
そして案外あたたかい
そこがまた有り難くてややこしく苦しい
悩みや苦しみは消えないけど
もうひとりの中の自分自身との会話で
前よりは目の前が明るくなった
もう日が射ささないと思ったけど
ほんの僅かだけどうっすらと明るくなった
こんなにも追い込まれ追い詰められたけど
なんとか息をしている
自分は人とは違うと思ったとき
人もみんなと違うと思った
人それぞれ
世の中平等なんて言うけれどそんな事ない
みんな環境や生きてる状況が違い格差はある
それは仕方のないことだと思ったが
状況が変えれても変えれなくても
結局 自分自身を受け入れて
最終的にはもうひとりの自分自身との会話の中で
励まし、褒め、癒し、生きてくしかないと思った
そう思ったり考えていくうちに
悩んだままの自分はしんどいけど
少しは楽になった

追い書き
どんなにつらくて悲しくて孤独で
誰もいなくどうしようもなくても
いつも気がつけば自分自身と自分の中と
会話してる事に気づく
そんな時、自分自身であり
もうひとりの自分自身でもある
一番信用ができる自分は裏切っても
もうひとりの中の自分自身は自分を裏切らない
誰にも頼れなく誰にも甘えられない
究極に追い詰められた時に
その自分自身に気づくことが出来たなら
きっと自分自身の救いになれるかもしれないと
信じることにした
それでいいし
それでしかない
だけど明日が見えそうな気がほんのわずかでも
勘違いでもなんでもそんな気がした
そして消えたくないと思った

                                                          No1. 2024.3.19.

                                     No1. 2024.3.19.

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