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たしかに、僕は一人だった。

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人間は、一度日常になってしまうと、そのモノ・コトのありがたみを忘れてしまいがちだ。

結婚して、妻が日常になった。ご飯をつくってもらったり、ダブル履きしたまま洗濯機に入れた靴下を畳んでもらったり、累計何百万本かわからない抜け毛をダイソンしてもらったり、何よりいつも一緒に笑ってくれていること。いやはや、ありがたい。


出産してもらって、子供が日常になった。パパなのかパンなのかアンパンマンなのかわからないけど呼んでくれたり、「チュー」っていうと口を開けてカプってしてくれたり、犬に「おすわり」っていうと一緒になっておすわりしてくれたり、何よりいつも一緒に笑っていてくれていること。これまた、ありがたい。

僕は、たしかに妻がいなかった。僕は、たしかに子供がいなかった。

一人だったのに、今は一人じゃない。ふと自分を他の人に見立てて、眺めてみたらいい。意外と、いい顔してやがるじゃないか。


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