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なくなっていく日本の原風景

お弁当を食べた後は金山の棚田へ。

ここは棚田では珍しく、土地の名前ではなく、人の名前の付いている棚田だ。
金山さんの棚田。

珍しいのはそれだけではない。
今は棚田でも、土地を改良し、田んぼを整え、機会が入りやすいようにしてあるところもある。
けどここの棚田は、機械の入れない、昔ながらの小さな田で形成されてる棚田だ。
とても珍しい、日本の原風景だ。

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去年、岩手県の新聞に、
「ここの棚田が今年で稲作を終える。」
との記事が載った。

理由は歳も高齢になり、守り続けるのが大変だからということみたいだった。

守りたい場所を守れるだけの力はない。
せめて、募金箱とかが置いてあったらなって、日本各地の棚田に行って思う。
青鬼の集落みたく、その土地に足を踏み入れさせてもらう時は、寸志を置いていくっていう文化があってもいいんじゃないかなと、美しい土地を守ってる人達を見ていつも思う。


去年最後の稲刈りの跡を見た。

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もう春がきた。今年はもう稲作をしていないのだろうか、まだ行っているだろうか。
そろそろ見に行けそうになるかな、
どうなったか、確認しに行きたいと思ってる。

そして伝えていきたいと思ってる。


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