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悩みに向き合えるのは自分だけだ。でも誰かがそばにいてくれたら。

悩んでいる状態が続くととてもつらい。
それに向き合うことができる間は、まだ自分に向き合うだけの気力がある証拠だから、正常な状態。

でも、そういうレベルではないほどの状態に陥ることがある。
人生のなかで、そういうことは誰にでも起きることではないかもしれないけれど。
問題から目を背けて、何もなかったように過ごさないと悩みに押しつぶされそうになるという状態。
そうなっているときは、自分に向き合う気力はとうの昔になくなっている。
だから、その時ばかりは向き合うことが正解でないのだと思う。

本当につらく、黙って考え始めると、否定的なことしか考えなくなる。つらくてつらくて、そのつらさはとても誰にも言えるものではない。

その時は、そこから遠く離れていい。逃げてもいい。
物理的に、距離的に。

「逃げるは恥だが役に立つ」
まったく。そういうこと。

抱えているはずの問題を見ないで、解決することなく放置することになるがそうすることがその時出来る最善の策だ。

直接的な解決ではなく、
いわゆる「時間」が癒す。

心の傷も、軽傷や中程度なら直接対処できるし、治療の痛みも我慢できる。でも、触ることさえできない傷ができた時は悩みの解決という手段では無理なことがある。

本当は、直接向き合えるのは自分だけだ。

でも、それをそばで黙って見守ってくれる人がいたら、とても心強いと思う。
何も言わなくてもいい。
ただ、その人の味方として、そばに付いていてくれるだけでいいと思う。

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