私とミチココの関係性
さて、建築の話題ではない記事が続きますが(笑)
先回の記事で告知した日本酒とチョコレートのペアリング会について、何故私が企画、運営をするようになったのか。
そこに至るまでの背景を交えて、数回に分けて深堀りしていきます。
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さて、今日はチョコレートを作っているミチココと私について解説していきます。
ミチココってどんなお店?
知らない方もいると思いますので、そもそもミチココってどんなお店なの?なおきんとどう関係しているの?という基本的な所から。
ミチココのHPはこちら👇
私の妻のお姉さん、つまり私の義理のお姉さん夫妻がオーナーのお菓子屋さんです。
現在は新潟市西区寺尾東に住居兼店舗を構え、テイクアウトのみで営業をしています。
また、店舗だけでなく新潟伊勢丹や原信でもミチココの作ったお菓子を販売しています。見つけたら必ず買うように。
結婚を機に今の店舗に移転したのですが、それまでは鳥屋野の新潟県立図書館内でカフェとして営業していました。
今は生まれ故郷の種子島へ戻り悠々自適な日々を送っている妻のお母さま、そして妹である私の妻と義姉さん3人で切り盛りし、美味しい軽食や美味しいコーヒー(両方マジで美味かったしファンも多数!)そしてその頃からお菓子の販売もしていました。
私が妻と出会ったのもちょうどその頃です。
その頃私も勤めていた会社を独立しようかと考え始めた頃でもあり、その決断を後押しした大きな要因の一つにミチココという存在が実は結構大きかったのです。当時、周りで自営業やってる人って全然居ませんでしたからね。
その後私も結婚と同時に独立を経て、年に数回ですが義母さまのピンチヒッターとしてミチココの厨房に立つなんて日もありましたし、ちょっとした店舗改装なんかもしながらの生活が始まりまして、数年後に今の場所への移転計画が浮上しました。
移転先の改修工事を任される
資料を見返したら2015年の9月に今の店舗の下見をしておりました。
私もその頃は自営業でソレイロリアデザインオフィスという大変不評だった名前の(笑)建築事務所を営んでおり、空き家になった建物を住居兼ミチココの新店舗へと改修する工事を任されたのでした。
実はこの工事が私の今のスタイルの原点とも言えるのですが、解体工事に始まり大工工事、造作工事、仕上げ工事と設備や電気といった専門性の高い工事以外で自分でできる範囲での施工を自分でやってみよう、いわゆるDIYへとチャレンジした物件の第一号なのです。
会社勤めの頃はほぼ新築住宅しか手掛けていませんでしたから、解体しながら「ほほーこうなってるのねー」とか言いながらやってました。
この現場での利益はほぼ全て工具の購入に使った、と言っても過言ではないくらい色々な工具を揃えました(笑)
念願のプロが使うエアーコンプレッサーを始め、高圧エアー対応の各種釘打ち機などなど。
自分で言うのもなんですが、子供の頃から手先が器用でしたし、何より自分で考えた空間を自分の手で作り上げる事の喜びと楽しさ(と肉体的な大変さ笑)を実感できる工事になりました。
余談ですが、ちょうど工事中に長男を妊娠していた妻も出産間際まで壁の塗装作業してまして、ちょっと心配されたり怒られたりしていたのも今となっては良い思い出です…
1枚板カウンター、レトロなチェッカーガラスを入れた建具の製作や
厨房内の収納家具、オリジナルの造作キッチンもDIY。
その分当然時間は掛かりましたが、本当に良い経験値になっています。改めてこのような機会を設けてくれたミチココには感謝です。
移転当初はカフェ営業をしていましたが、コロナ禍を経てテイクアウト専門になった現在ではもう見る事が出来なくなったミチココの店内。
写真を見ていたら当時の記憶が蘇ってきました。
移転オープン後も改装に携わる
お店が移転オープンした後も、2年後の外壁の改修の際には、店舗入り口と外壁の木板貼りもDIY。
2020年には、コロナ禍でのテイクアウト営業を強化する為に入口脇にショーケースを造作したりしました。
現在店内を見る事はできませんが、ショーケースは見れますので気になる方は是非ミチココへ行って「ほうほう、これがあの…」とか呟きながら通ぶって眺めると良いと思います。それによるメリットは特にありませんけどね。
私とミチココの関係はこんな感じです。主に店舗の相談が多いですが、日頃妻からは運営に関してだったり、販売に関してだったり相談されたりしており、間接的にですが協力したりもしています。
そして去年ぐらいからは「ミチココアンバサダー」を名乗り、ミチココのチョコレートの手売り販売やイベントの企画、運営を勝手にやってる状況でございます。
ミチココのチョコレートに関してはまた次回詳しく解説するとして…
そんな中、ある時ミチココのチョコレートと日本酒が合うぞ、という事になりまして、現在進めているミチココのチョコレートで日本酒ボンボンチョコレートを作って販売しようぜ、という所に繋がってくる訳でございます。
それでは次回、ミチココの手掛けるBean to Bar(ビーントゥバー)のチョコレートを主軸に記事を書いていきたいと思います。
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