雨にも良いとこありますって
私はよく晴れた日が好きだ。
暖かい日差し、心がパッと明るくなるような青空が心地いい。
一方で、雨の降る日は何だか気に食わない。
薄暗いし、足元はびちゃびちゃだし、ちょっと寒い。
私の住む地域ではここ数日、雨が続いている。
空模様と一緒に私までどんよりしてしまうので、早く晴れてほしい。
天気予報を見ると、明日以降も雨が続くということだった。残念。
…となると、流石にずっとこの気持ちを引きずるのは精神的にもよろしくないのでは?
ふとそう思った私は、思い切り視点を変えて、「雨が降る利点」について考えてみることにした。
雨が降ると…
・植物がたっぷり水を得られる。
・土地がカラカラになるリスクが減る。
・水が貯蓄される。
・ベランダの埃が多少流される。
・雨を言い訳にちょっとだけ家事をサボれる。
・晴れた時に嬉しい。
こんなところだろうか。
雨が好きな人にしてみたら、もっといいところあるだろ!!と思うかもしれない。
仕方がない、だって私は雨があまり好きではないから。
しかし、ふと出てきた「晴れた時に嬉しい」という言葉に、自分で考えておきながら感心してしまった。
確かに、晴れの日がずっと続いていたら、そのありがたみはわからない。
雨の日があるからこそ、晴れた日の太陽はより眩く、青空はより清々しく感じられるのだ。
当たり前のことかもしれないが、改めて言葉にしてみると「あぁ、たしかにそうだな」としみじみと感じてしまった。
雨が好きです!と言えるようになったわけではないけれど、「雨」に対して前よりも前向きに捉えることはできるようになった気がする。
新しい気づきを与えてくれた雨に、感謝。
(…本当にありがたいと思ってるので、ちょっと早めに雨止んでもらっても良いですか?)
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