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2025年、人は「買い物」をしなくなる【書籍紹介】

こんにちはsomekichiです。

皆さんはAmazonや楽天市場などのインターネットショッピングを普段から利用していますか?

ニールセンデジタルの2020年の調べで、Amazon・楽天市場を利用している人は5000万人に上るという結果が出ています。

つまり、日本人の2~3人に1人はどちらかのECサイトを利用しているということになります。それくらい「インターネットショッピング」は私たちの身近な存在になりつつあります。

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今回はそんな、時代に合わせ姿形を変えている「買い物」についての未来図を予想した書籍である「2025年、人は「買い物」をしなくなる」を読んだ感想を紹介させていただきます。


買い物体験の変化

私たちは今まで「店舗」に自分で向かい、品物を「選び」購入して自宅に「運ぶ」という形で「買い物」をしてきました。

しかし、インターネットの登場により、わざわざ店舗に足を運ばなくても品物を調達できるようになりました。

この違いは非常に大きなものであるとsomekichiは考えています。ここ十数年の間で生活が大きく変わりました。都心と地方の格差も小さくなり、どこにいても好きなものを手に入れることができるようになり、買い物に「行く」という体験が無くなりつつあるのです。

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既存の店舗型の変化

私がこの書籍を読んで初めにピンと来たのが「イオン」です。

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イオンと言えば大型ショッピングモールとして全国各地・世界11か国で事業展開されており、小売業世界第12位、日本第1位の業界首位の企業です。この「イオン」も「イオンネットスーパー」というサービスを始めています。

私たちが生活していく上で「生鮮食品」は必要不可欠ですが、Amazonや楽天市場だと届けるのに時間がかかりすぎて都心しかカバーできません。

そこで全国に店舗を持っている「イオン」が「生鮮食品含めての物品をインターネットで配達してもらえるサービス」を展開しているのです。


ネットスーパーの躍進

イオンネットスーパーの登場により、ネットスーパーの売り上げは2022年の2月期第1四半期(21年3~5月)で前期比16%増と好調となっています。また、全体の営業収益が2兆1532億円(前年同期比3.7%増)と、過去最高を更新しています。

また、「西友」や「イトーヨーカードー」などの大型スーパーも次々と「ネットスーパー」をリリースしており、「買い物を家の中で済ませてしまう生活」が実現化してきています。

👆全国の20~69歳の男女945人を対象に行った「ネットスーパーの利用実態調査」によると、イトーヨーカ堂の「アイワイネット」が43.1%、イオンの「イオンネットスーパー」が42.2%と大きい数字を示しています。


ショッピングの過去と未来についてを学べる書籍

買い物がどう発展して、どう変化していくのかを理論立てて学ぶことができるのが本書の良い所です。また、「買い物」に関しての未来像を知ることで「買い物という体験」に関しての見方が変わってきます。

これも個人的な感想ではありますが、自分の価値観を変えてくれる書籍が「良い本」の定義であるとsomekichiは考えているのですが、「買い物に関しての価値観」を変えてくれるような書籍であると思います。(somekichiは買い物に対しての考え方が変わりました)

もし、皆さんも「未来のショッピングの姿」に興味があれば、是非読んでみて下さい。kindle unlimitedでも読み放題対象になっておりますので、登録して読んでみるのも良いかと思います。

👆kindle版です

ここまで本記事をご覧いただき有難うございました。
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