エンジニアは何故「ろくろを回す」のか
こんにちは。
QAエンジニアを生業として生きております、somekichiと申します。
こういった業界におりますと、自分が作ったものを人に説明したり、プレゼンしたりする機会もあったりします。
そういった時に少し昔に話題になった、いわゆる「ろくろ回しのポーズ」をとる人が多いんですね。
実はsomekichiも無意識にろくろ回しのポーズをとってしまっていたことがあり、「なんでこのポーズなの?」って単純に思ったんですよね。(いたって真面目です)
今回はそんな素朴な疑問について考えていきたいと思います。
※「ろくろを回す」についてさらに知りたいという方はコチラ↓
ろくろを回すとは
このようなボディランゲージを行うことを「ろくろを回す」と言います。陶芸の轆轤(ろくろ)を回すポーズに酷似していることから、そう例えられています。
考察①:不安な時に手が動いてしまう
人間が緊張している時や気を張っている時、そんな「不安」な状態の時についつい手が動いてしまうというのが一つ目の考察です。
何か落ち着かない時って、ひとりでに足が動いてしまったり、手が動いてしまったり、キョロキョロしてしまったりとしてしまいませんか?
エンジニアがろくろを回すポーズをとる時は、誰かに何かを説明する時が多いので、「相手に自分の言っていることが伝わっているかな?」と不安な気持ちが出た結果なのかもしれません。エンジニアは独自の世界を持っている人が多いのでその傾向が強そうです。
考察②:何か(思い?)を持っている
ろくろのポーズって「何かを持っている」ように見えませんか?
相手に自分の考えや思いを「伝えたすぎるあまり」その思いを形取ったものを持っているのではないかと考えとることもできます。
相手へのプレゼント(=思い)を持っている状態とも捉えられるかもしれません。
ボディランゲージは「自分の熱意を伝えやすい」という効果がありますので、無意識に思いの強さを表しているのかもしれませんね。
エンジニアは自分の担当しているプロダクトに対して責任と情熱を持っている人が多いので、これも当てはまりそうですね。
考察③:腕が楽なポーズである
これは限定的な推論ですが、「ろくろを回す」時は体制的に座っていることが多い気がしています。
目の前に机があり、座っている状態だと、机の上に手を置くことが「楽な体勢である」可能性があります。
人に話をしている時に、手を組んだり、肘をついたりすると、イメージを悪くとられがちですので、消去法で楽な体勢が「ろくろを回す」ポーズに繋がるのではないかと考えます。
これはエンジニアでなくても当てはまりそうですね。
考察④:物理的な距離を取ろうとしている
これは考察①の「不安な時に手が動いてしまう」に近いのですが、相手を警戒したり、初対面に近い相手に対して、物理的な距離を取ろうとしているのではないかという推論です。
私は最近リモートワークにて仕事をしているのですが、Web会議だとあまり「ろくろを回し」ている人に出会わないんですね。
つまり、物理的に対面している時のみに発現する現象だとすると、相手との間に何かモノを挟んでおきたいという気持ちがあるのかもしれません。
これも、エンジニアでなくてもあてはまりそうです。
考察⑤:そもそもそこまでいない
これはsomekichiの発言と食い違う予測なのですが。
「ろくろ回し」のポーズが有名になったせいで、ろくろ回しのポーズをしている人が印象に残りやすいために、多くの人がポーズをしているのではないかという推論です。
確かに、今考えるとそこまで多くの人がそれをやっていたかというと、そうでは無いかもしれません(暴論)
ただ、やっている人は目に付くし、いじられたり指摘されたりしていることは覚えているものです。
まとめと感想
この記事を書きながら「自分は何を考えているんだろう」と、若干困惑しつつなんとか5つの推測を立てることができました。
①:不安な時に手が動いてしまう
②:何か(思い?)を持っている
③:腕が楽なポーズである
④:物理的な距離を取ろうとしている
⑤:そもそもそこまでいない
「ろくろ回しのポーズ」について考察している人は中々いないと思うので良い頭の使い方をしたと思います。
実際に、このポーズも「ボディランゲージ」の一部ではあるわけですが、この他にも場面によって「ボディランゲージ」が有効に働く場面は数多くあります。
わざわざ「ろくろを回せ!」とは言いませんが、ボディランゲージについて勉強することで、どうやったら話に説得力を持たせられるかを考えることもできますし、逆に相手のポーズがどのような心理を表しているのか見抜くことができるかもしれません。
と。真面目に終わろうとしましたが、やはり考えても考えても理由は闇の中なので、皆さんの意見も募集中です。
是非この記事に「ろくろを回すポーズ」について皆さんの考えをコメントいただけると嬉しいです。
以上、ここまで本記事をご覧いただきありがとうございました。
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