２０日だけWithをしてみた。
そして2人の女性と会った。
今回はそのうちの1人の話をしようと思う。
彼女はちいかわが大好きなので、ちいさんと呼ぶことにしよう。

ちいさんとはマッチしてから２週間ほど話してからご飯に誘った。
相手のバイトが忙しいため、会うのはマッチしてから４週間が経ったころになった。

待ち合わせ当日、大阪駅で待ち合わせした。
自分が先に待ち合わせ場所に到着し、すぐ後にちいさんが到着した。
彼女からLINEで「着いたよ！」と連絡が来たので、周りを見渡すとぐるぐると広場を歩いている女性がいたので近づいてみると、ちいさんだった。
会った印象は想像と違った。
別にいわゆる写真詐欺だったわけじゃなく、写真通りの人だったが、声や雰囲気が思っていたのと違った。
声がアニメ声みたく可愛い感じで、話し方も少しゆっくりだった。
雰囲気的には甘やかされて育ったみたいな感じ。
今までに関わったことのないタイプの人だった。

そして近くのご飯屋に向かった。
このご飯屋は僕が友達におすすめしてもらったところで、ずっと行きたかったので一緒に行くことになった。
普段は地図を読むのが得意な自分だがこの時ばかりは何度も道を間違えた。
言い間違えも何度かした。
話すのも相手がいろいろと話してくれて会話は続いていたが思うように話せなかった。
致命的に会話のテンポがあわなかったのだ。
後から考えても普段の僕ではなかった。
コミュ力にはある程度自信はあり、今まで自分主導で会話を盛り上げることができたのに、今回は相手のペースにのまれた。
いつもはどんどん自分から話すし冗談を言うのに、今回はずっと受け身にまわっていた。

会ってすぐ相手の印象がよくなかったのもあった。
会って1分ほど経ったころにバイトの話になって、ちいさんは何度も「お金が欲しい」というのだ。
別にお金を欲するのは皆そうだが、それをそのまま口にするところに正直引いてしまった。

また話していると、彼女は月に２０万円稼いでも推し活ですぐに使ってしまうらしい。
自分の好きなことのために一生懸命働くのは本当に凄いと思う。
年末年始もずっとバイトしていたらしい。
僕にはできないことだ。
そして稼いだお金を自分の好きなことに使うのはもちろんいいと思う。
だが、僕の価値観とは合わないと思った。
例えば、彼女と付き合ったとしてお互いの誕生日にプレゼントを渡すとする。
そのときに僕の感覚ではプレゼントの価格帯は１万円くらいだが、彼女の感覚では３，４万くらいが妥当になるのだ。
そうなると付き合うのには向いてないなと思う。

ご飯の後は、ちいさんが友達の誕生日のプレゼントを買いたいということで百貨店に行くのに付き合い、その後カフェで少し話した。
会話は盛り上がっているが、話していて楽しくない。
理由はわかっている。僕が建前だけで話しているからだ。
僕が何と返せば相手は喜ぶか。その答えを口にするだけの作業。
だから話は続くが何も楽しくない。
僕が楽しいと思う会話はお互いに冗談を交えながらくだらないことで共感するようなものなのに。

カフェを出ると駅に向かい、乗る電車が違ったのでそこで解散した。

今回のデートを振り返って、
まず自分のコミュ力がまだまだ低いことを実感させられた。
今回、楽しめなかったのは僕自身の能力のなさによるものだ。
能力というより勇気なのかもしれないが。
もっと自分の素を出さないといけなかった。
そうしないと楽しめない。
もちろん自分が一緒にいて楽しいと思わない人と付き合いたいと思えない。
同じことをもう一度繰り返すのは避けなければ。

以上が１人目の話。
次は実際にアプリをしてみて感じたことを書いていく。