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最近の記事

VIPラウンジやS席チケット【2010年代のUnityイベントマネージャー回顧録 vol.5】

今回は技術カンファレンスUnite Tokyoの混雑解消のために試行錯誤していた、特別チケットやラウンジについて書こうと思います。 大規模カンファレンスで毎回頭を悩ませていたのが、人気講演の席が埋まってしまう問題でした。例えば200席の講演部屋が3部屋あったとして、600人のお客さんがいたら均等に200席ずつ座って各部屋が満席になるでしょうか?そんなわけはなくて、必ず偏りが出ます。 200席*3部屋に対して参加者が350・150・100のように偏ると、350人が詰めかけた

    • Unityフォトスタジオ【2010年代のUnityイベントマネージャー回顧録 vol.4】

      こんにちは染谷です。今回はカンファレンスイベント内で実施していたイベントコンテンツの1つ、Unityフォトスタジオについて話をまとめておこうと思います。 これはイベント会場に即席の写真撮影ブースを用意し、来場者の「イケてるプロフィール写真」をその場で撮影してプリントした写真とデータ両方をプレゼントするという企画でした。 背景デザインや文字入れの内容を選ぶことができて、通常はUnityのキービジュアルやコーポレートカラーをバックに、希望する肩書(EngineerとかDire

      • Unite Tokyo 2019:雲丹亭神社とおみくじ【2010年代のUnityイベントマネージャー回顧録 vol.3】

        今回は雲丹亭神社(うにてい神社)の話をしようと思います。雲丹亭神社ってなんやねんなんですが、Unityの技術カンファレンスイベント内に設置した面白コンテンツですね。 この神社は何なのかというと、参加者は1人1回、おみくじを引くことができるというものです。もちろん巫女服を着た巫女さんから、筒をブンブン振って棒が出てくるやつを渡されておみくじを引きます(イベントパスにパンチ穴を空けてカウント)。 当時のPR用ショート動画がまだ残っていて非常にわかりやすいです。 おみくじには

        • Unite Tokyo 2019フード話の続き【2010年代のUnityイベントマネージャー回顧録 vol.2】

          前回の続きで、今回も技術カンファレンスでのフード提供の楽屋裏話をつらつらと書き残してみたいと思います。 グランドニッコー東京 台場での調理とサーブフードについては準備当初から力を入れたので、会場となったホテルグランドニッコーのスタッフの方々や神谷さん(役職はなんだったか失念してしまいました、すみません)にも企画段階から多大なご協力をいただけました。 「Unityロゴの焼印つくってくるんで何かメニューに使えません?」とか頼んでミニハンバーガーやサンドイッチを試作してもらった

        VIPラウンジやS席チケット【2010年代のUnityイベントマネージャー回顧録 vol.5】

        • Unityフォトスタジオ【2010年代のUnityイベントマネージャー回顧録 vol.4】

        • Unite Tokyo 2019:雲丹亭神社とおみくじ【2010年代のUnityイベントマネージャー回顧録 vol.3】

        • Unite Tokyo 2019フード話の続き【2010年代のUnityイベントマネージャー回顧録 vol.2】

          Unite Tokyo 2019【2010年代のUnityイベントマネージャー回顧録 vol.1】

          こんにちは染谷翔です。ゲーム開発用ソフトウェア「Unity」の日本国内の販売、サポートを行っているユニティ・テクノロジーズ・ジャパンで2013年から2023年まで、足掛け10年ちょいイベントマネージャーをしていました。 僕のしていた仕事というのはゲームやコンテンツ開発と違ってその多くが形に残らず、人々の記憶の中にしか残らない仕事だったので、ここでは当時の活動や実績を記録しておこうかなと思います。 また、国内で1日2000名を集客する技術カンファレンスを取り仕切る立場の方は

          Unite Tokyo 2019【2010年代のUnityイベントマネージャー回顧録 vol.1】

          FIP(猫伝染性腹膜炎)治療の話

          FIPは致死率ほぼ100%の病として2021年現在も恐れられている猫の病気である。しかし2018~2019年頃から未承認薬であるMutianと、それを提供してくれる協力病院によって治療を受け、回復するケースが多数出てきている。 認可された治療薬やワクチン等は2021年3月現在ないため、ネットや書籍などでは治療法はないと書かれている場合が多い。動物病院でFIPの診断が下されると「治療できない」と言われることがほとんどのはずである。ここでは僕の飼い猫がFIPと診断され、協力病院

          FIP(猫伝染性腹膜炎)治療の話