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動けない土日、ASD最大の敵

恐れていたことが起きました。ASDであるわたしの、いくつかある「生きづらさ」のトップクラスのもの。プレッシャーに耐えられず、土日を無為に過ごしてしまいました。仕事とそれ以外、両方ともやらなきゃいけないことが重なって、そうなるともうパニックになってしまうんです……。

最近は対策が効いてうまくいってたんですけどね。すこし物事が一段落したのも油断の原因ですかね。いや、違うな。単純にやるべきことに「圧倒されて」しまったんです。この「圧倒される」という言葉が本当に相応しい。

「動けない」と書いていますが、具体的には、ずっと「YouTubeかSNS見てる」でした。土日、ずっと見ているって普通に考えたら異常ですが、それが起きるのがわたしの特性です。初めての話でもないですし、最近だと、iPadから目を離せない自分をもう一人の自分を外側から俯瞰できるようにもなりつつあります。これも成長です。

俯瞰する自分は、「YouTubeから一回離れてみると自分はどうなるんだろう」という疑問を持ち、もう一人の自分の隙を見計らって、実行に移します。すると、不意にくる、心臓の高鳴り。こわい。さみしい。どうすればいいんだ。とてもこわい。そんな感情が一気に来ます。説明できない。冷静に考えれば、依存しています。微小な刺激を与えられ続けることへの依存。それに気づけるようになったのも、つい最近のことではありますが。

一時期はYouTubeやSNSのアプリそのものを削除して対策していた時期もありました。でも、いずれ、正しい使い方としては必要になってしまう時が来て、再インストールせざるを得なくなりました。また、上記のものがなくても、別のものに逃避することは経験上明らかです。これほどまでに、「やりたくないことは、とにかくやりたくない!できない!頭が真っ白になる!」という気持ちが強いとは、と自分の特性に呆れる思いです。これで「個性」だなんて、ちゃんちゃらおかしい、とは思ってしまいます……

これでも、だいぶマシになりました。いろんな方面からの対策をして、うまくいって、失敗して、一喜一憂して、諦めたり考え直したりして今に至るわけです。習慣とか、食べ物とか、家の中の整理とか、筋トレとか、誰かに聞いてみるとか、閉じこもって考えたり、ツールを探して買ったりとか、書き始めるとキリがないですが、とにかく、これからもそうなんでしょうね。

こうやって失敗を書き出したのは初めてかもしれません。認知行動療法っぽく感じますが、このnoteも対策の一つですね。やるべきことは土日を抜けて仕事が終わった月曜日の今夜も、残ったままです。

同じような経験をしている方もいると信じて。がんばります。こわいけど。がんばります。

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