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O・Jシンプソンなんて知らなかった

ダウンタウンの浜ちゃんが「ガキ使」エディ・マーフィのビバリーヒルズ・コップの衣装で黒塗りした件、覚えてますかね。
わたしはあの時「何でだろ?」と不思議に思いました。

2020年アメリカでBLM運動が起こりました。
またわたしは「なぜだろう?」と思いました。

その度々でわたしはこの事が起きると、「?」
が頭に浮かび、そしてまたいつの間にか忘れてしまうのです。

しかし重ねて重ねて積もり上がった事柄が消える事はなく、ようやく「黒人」と呼ばれた人々の歴史を知り、過去の自分の行いを恥、そして学ぶことにしました。

これもきっかけのひとつとなった作品です。

Netflix
「アメリカン・クライム・ストーリー/O・Jシンプソン事件」

1994年に本当にあった事件で、当時アメリカで大人気だった元アメリカンフットボールの選手、O・J・シンプソンの事件。
元妻のニコール・ブラウンさんと交際してたとされるロナルド・ゴールドマンさんが何者かによって殺害された事件で、容疑者となったOJ。
彼の逃亡、そして裁判、獄中の生活を含め感情がドラマによってスリリング内容になっています。

この作品のポイントがいくつかあります

  • OJシンプソンが犯人なのかどうか

  • ロサンゼルス警察とアメリカ全体の白人至上主義の社会的露呈

  • 事件を黒人差別と捉えるか

  • 異様な裁判

この作品にであった経緯は、黒人差別問題で調べていたところちょうどこの「OJシンプソン事件」というワードが出てきたことでした。
そしてその事件が物語としてNetflixであったこと、そしてこの作品が数々の賞を受賞していたことも含めてちょっと観てみるかとなりました。

OJ自身は容疑をかけられ、捕まる前に逃亡してハイウェイをカーチェイスするまでしました。そこで全米で注目され、裁判も予定よりも相当長く延長され、テレビでも当時連日この裁判の模様が流れていたようでした。

作品はOJサイド、そして検察のマーシャサイドの両面から描かれています。
OJ友人だった弁護士のロバート・カーダシアンはあの「カーダシアン家の人々」で有名なキム・カーダシアンの父親です。彼女たち家族の話も出てきたりします。

本当のことは一体なんなのか?差別とは?また人が人の罪を裁くことの難しさを感じるとてもいい作品だったと思います。勉強になりました。
2回も観てしまいました。

興味があれば、ぜひ一度どうぞ。


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