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無痛分娩したかった私が迎える、陣痛とは…

「無痛分娩にしよう!無痛にするする!」と私は妊娠初期から考えていました。

ですが、37週にして「出来ない」という事実を突きつけられました。なぜかというと私が出産する病院は「計画無痛分娩は、分娩日が決まった時点で相談する」ことが必要だったにも関わらず、相談しなかったからです。
…そのお知らせも受付の下に地味に貼られたA4の紙でしかなくて、なんだかなぁと思うものの、私の情報収集不足です💧
妊娠後期に行われる助産師外来で、バースプランの擦り合わせがあります。そのタイミングで言えば良いと思ってたのです。迂闊でした。

今回は「無痛分娩したかった私が迎える陣痛」をまとめました。

【最初に】無痛分娩するなら

自分の産院の無痛分娩のシステムや予約方法は早めにチェックしてくださいね!…まあ、こんなミスするのは私くらいかもしれませんが💧

計画無痛分娩は、分娩スケジュールのコントロールが入ります。(勿論想定外もありますが)逆算して予定が立てられるということで、第二子以降の場合は特に良いんじゃないでしょうか?私はそうしたい。


1.胎動に悶え苦しんだ36週/受け流した37週

精神論はあまり好きじゃないんですが「無痛分娩出来ない」と分かってから、胎動の痛みを受け流すようになりました。痛いは痛いんですけど、悶え苦しまなくなった。
それまでは「分娩時は無痛にしてもらうから、ここだけ今だけ耐えるのよ」と思いつつも、"痛みを拒否"していたんだと思います。※今拒否しても無意味だということで、諦めたのでしょうね


2.「母は強し」じゃない

陣痛を迎えなくてはいけない事実は、どうしてもネガティブに捉えてしまいます。でも迎えなきゃいけないもの。腹を括った訳じゃないけど、流れに身を委ねるしかないこと。
そのスタンスに対して「母は強いね/さすがママ」とは思ってません。

分娩と出産は、
ブザーが鳴った後のジェットコースターと同じ
だと私は思っています。

1.着席して
2.ベルトが降りてきて
3.ブザーが鳴り
4.スタッフさんが手を振って
5.コースターが動き出す

陣痛と分娩を迎える頃というのは、「5.コースターが動き出す」所にいるということですよね。
もう戻れない…!これから迎える急降下とスピードを身に受けないと終わらない…!

降りられないジェットコースターに乗っているとき、二つの考え方が出来ると思います。

①全身全霊で、ジェットコースターの怖さを拒否する
⇒全身に力を入れる
②ジェットコースターの怖さを受け入れる・諦める
⇒全身の力を抜く

どっちの方が結果的に、精神的にも肉体的にも疲れないと思いますか?またどっちの方が「少しは楽しめそう」ですか?

②の方が、もしかしたら「向こうに山があったな、急降下は3回くらいだったな、あのカーブのスピード感は好きだな」くらいは感じられるかもしれませんよね。


3.いまの心境と取り組み

助産師外来で学んだことは「呼吸を整えることと、自分を客観視すること」です。

ソフロロジー
ということで、37週目にしてソフロロジーを調べ始めました。絶賛、呼吸方法を練習中です。排便を分娩に見立てて練習もしています。
また運動不足を解消するためにヨガも行っていますが、これもソフロロジーに通じるみたいですね。続けていこうと思ってます。(体を動かすのは気持ち良い…!)

ビビリなの。絶賛勉強中期👇


暴れると危険
痛くても苦しくても、自分を客観視して我を忘れないこと。スタッフの指示を聞くこと。これ大変だけどすっごく大切なのは分かります。(私が元医療従事者で、不穏な患者さんが危険なのをスタッフ側から見てきたっていうのもある)

・ベッドから落下するかもしれない
・吸引もしくは切開中に動くと、母子共に危険

だから、本番は我を忘れないようにしなきゃいけない。そして、そのために呼吸を整えたり陣痛を受け入れることが大切なんですよね。

は〜〜〜頑張っていきましょう!!


※陣痛と向き合うことに関しては様々な価値観があると思います。進んだ医療技術を活用することは、悪いことじゃないと私は思っています。
ちなみにどんな分娩・医療行為にもリスクはあるため、まずは病院の方向性(例えば初産は陣痛迎えた方がいいなど、あれば)に、従った方がいいとも考えています。




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