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陣痛って痛いってよりも、重苦しい③

2020/5/24 23時台に男児を出産しました!出産は命がけと覚悟していたので、母子ともに生きていることにとても感謝しています。ちなみに病院到着時の子宮口は4cm、そこから1.5時間で出産しました。初産にも関わらず。

今回は分娩レポートとして、

☑︎ 出産当日の経過
☑︎ 1.5時間スピード出産の裏側
☑︎ 陣痛という痛みの感覚について

を、3記事に渡りまとめました。この記事では、"陣痛という痛みの感覚について"をお届けします。ただ既に他の記事にも書いているので重複しているかもしれません。
これから出産を控えているご本人や、周りの方にとって、イメージの参考になったら嬉しいです🙌


1."鼻からスイカ"ではなかった

私が感じた、陣痛は

・生理痛
・下痢感
・(本陣痛に移ってから)排便感

です。強弱あれど、これらを感じました。陣痛発作が強いと感じたときは、生理痛は"歴代最高記録のモヤモヤ感"、下痢痛に関しては"重度の胃腸炎に罹った時のような苦しさ"でした。
そして本陣痛に移ってからは、上2つよりも、排便感が強くなります。"尻穴を押し込んで欲しい感じ"や、"いきみたくて仕方ない感じ"が現れました。
これら概ね鈍痛で、とにかく重苦しい感じでした。

そして不思議なことに、痛みは急に来るのではなく、じわりじわりと遠くからやってきます。だから、「あ、陣痛くる」って分かるんです!


2.逃し方

◆自宅編
自宅では、ソフロロジー法を意識しました。胡座の姿勢でゆっくり深呼吸。これがとても効果的でした✨しかし陣痛と陣痛の間(インターバル)時はどうしても眠くなるし、足は痺れるしで、横になりたくなります。そして横たわったまま陣痛が来てしまうと、呼吸も整わず、悶え苦しみました。ソフロロジー法、効果あるけど難しい!

本陣痛に移行してからは吐き気も出てきたので、タオル玉を尻の下に置いて(尿意管理を出来る自信がなく失禁覚悟だったので給水シートも置きました)、便器を抱きかかえて深呼吸かつ"えずき"ました。

◆陣痛室編
NSTのため横たわりました。そしてそこから起き上がる事が出来ず、ソフロロジーは断念しました。ソフロロジー系の音楽も試してみたのですが、この頃から、ただただ耳障りでした。笑 恐らく、自分の体と向き合いたかったんだと思います。
ここからメインは"いきみ逃し"。生理痛や下痢痛も勿論感じていたのですが、とにかくいきみ逃し。別の記事でも書きましたが、

・いきみたいエネルギーを声に変換する
・股を開いて力が入らないようにする
・尿意管理は諦める(失禁覚悟)

で、過ごしました。インターバルの時はグッタリと、目を瞑って深呼吸していました。


3.陣痛は赤ちゃんを生み出すエネルギー

って良く言われますよね。もう、分娩時は、その思いにすがるしかありませんでした。「私は今、胎児に力を送ってるんだ」と自分を鼓舞し、胎児の動きを感じ取ろうとしました。一緒に力を合わせるんだと。

「心拍数を落として産道を通る、胎児の方が苦しい」だったら、その苦しさを少しでも短時間で済ませたい

無呼吸の時間ってこんなに長くても大丈夫なの?ってくらい長い時間いきみ続けられた、自分の力に驚きました。

余談ですが、助産師さんがBGMを流そうとしてくれたのですが、それを拒否しました。ソフロロジー断念!でも、それだけ、胎児と自分の体に集中したかったんだと思います。


【さいごに】マガジンについて

そして、今まで続けてきたマガジン「妊娠記録」ですが、この記事を最後に一旦更新停止となります(第二子にご縁があったら始まるかも)。

つわりの過ごし方、安定期から後期にかけて、出産時のこと、私の備忘録と共に、少しでもお読みくださった皆様の参考になったら嬉しなと思って書き記してきました。ここまで読んでくださってありがとうございました!


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