備えが必要なのは自然災害だけではない

10月に入って、「今年1番のピンチ」を迎えています。

妻が仕事中に足を骨折し、家事・子どもの世話の大部分を僕一人で担当することになってしまったのです。

妻もできる範囲で子どもと遊んでくれたり、義実家のサポートもあったりでなんとか耐え凌いでいますが、完治まではまだまだ1ヶ月以上掛かるようです。

これまで、食事の部分は妻に任せていたのですが、毎食のメニューを考えたり、メニューを踏まえて計画的に買い出しに行ったりするのって、結構面倒なんだなと感じました。

今後は、妻の足が治ってからも、食事の部分も分担していきたいと思います(笑)



さらに追い打ちをかけるように、今週は長男・次男が体調を崩してしまいました。

せめて、片方だけでも保育園に行ってくれたら楽なのですが、2人そろって家にいて、外にも出れなくて子どももストレスが溜まるしで、なかなか大変でした。

今は体調も戻ってきたようで、ようやく保育園に行ってもらうことができそうで少しホッとしています。




僕は現在、瀬戸内市役所で働いているのですが、職場にはこの1週間、急遽休みをもらったり、テレワーク勤務に切り替えてもらうなどして、すごく融通を効かせていただきました。

10月末にイベントを控えているのですが、その準備やら参加者対応やらで色々と今週動かないといけなかったところを、たくさんフォローしてもらって助かりました。


ただ、すんなりと引き継ぎができたかというとそうではありません。

電話やチャットを使って随時やり取りをしながら、場当たり的に対応してもらう形になってしまい、上司・同僚にはかなり負担をかけてしまったと思います。

普段からトラブルに備えて、自分の仕事の進捗状況や手順を可視化しておいたり、上司にこまめに報告・連絡・相談しておくべきだったなと反省しました。



僕は危機管理課で防災対策を担当していますが、地域住民への出前講座では「災害が起きてから慌てて行動するのではなく、災害が起きる前に備えをしておきましょう」と伝えてきました。

こうした考え方は、自然災害の時だけではなく、日常のトラブルでも同じだと思います。

自分や家族が、怪我をしたり病気になったりすることはいつ起きてもおかしくありません。

トラブルを想定して備えをしておくことで、慌てずに対応することができるというのはどんな状況でも同じだなと感じました。

危機管理を呼びかける担当者の僕自身が、危機管理に対して考えが甘かったと改めて反省しました。



今回のように突発的なトラブルが起きても、みんなでカバーし合っていけるというのが組織で仕事をする強みなのだと思います。

ただ、カバーしてもらう際に少しでも周りの負担を減らすために、自分がやるべき備えは進めておかないといけないなと思いました。

また、僕がカバーする側に回ることもあり得るので、普段から自分の担当業務以外にもアンテナを張っておくようにすると、いざという時にスムーズに対応ができると思います。

トラブルが起きた「後」ではなく、「前」にどれだけ備えをしておくかが大切なのだと身をもって体験した1週間でした。

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