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子どもは自然の中で遊んで、学ぶ

この間、キャンプ場で素敵な結婚パーティーに参加してきました。
本当に素敵な2人の結婚式、集まる人たちも本当に素敵な人たちばかり。

そこで、親と一緒に来ていた子ども達に出会います。

4歳くらいの子と、中学生。

2人は遊んでいる中で仲良くなります。

子どもって不思議ですね。仲良くなるのに、言葉もそんなに必要ないんだな〜と思いました。

時に、大人たちも子ども達と遊びます。

4歳くらいの子は、石を水の中にポチャン、ポチャンと投げてます。

大雨の後だったので、なだらかな坂道に川ができました。

次は、石を積みながら、川の道をつくって遊びます。

夢中になって道をつくります。

こうゆうのが、面白いんです。

中学生の子とは夜に焚き火を囲みながら、好きなことについて話します。

Bluetoothでスピーカーをジャックして、『ジャックしたぞ〜』とか言いながら、好きな音楽を一緒に聞きます。

私の好きな曲も流して、『いい歌だね〜』なんて話をします。

いつもは、10時に寝るそうですが、その日は夜更かしです。

『たまにする夜更かしがいいんだよ〜』

とか、わけわかんないことを語る無責任な大人。(わたし)

朝起きて、川でまた遊びが始まります。

葉っぱを川に流してみたり、

岩にひっかかった葉っぱに石を投げてみたり、

でっかい石を掘り出して、川に落としてみたり。

子ども達は、いろんな角度から川を覗きます。

向こう側に渡って、少し登って高いところから川を覗いたり、

川の下の方に行ってみたり、

大冒険です。

4歳の子が歩きづらそうにすると、中学生の子が手を差し伸べます。

こうやって、子ども達は助け合いを学んでいくんだな〜と思うのです。


私たち大人は、今、いろんなものを用意しすぎているのかもしれません。

整いすぎている環境は、子どもにとって学ぶ機会を奪ってしまっているのかもしれません。

安全なことは大切なことです。環境を整えてあげることは、大人の役割です。

でも、子ども達は『なんでかな〜』とか『わかんないな〜』とか『不思議だな〜』とかいう環境の中で、いろんなことを考えて体験して学ぶんだと思うのです。そんな余白が大切なのです。

自然の中は、そんなものだらけです。

よくわからないものだらけなのです。

そんな大自然の中で過ごす経験の中に、面白い学びがあって、その体験が『なんで面白かったのか』を知るために、学校の学びがあるのかもしれないなと。

でも、『なんで面白いのか』答えを探さなきゃいけないわけでもありません。

自然の中で遊ぶのは、『なんとなく面白い』のです。


先日、あまりにも海が綺麗だったので、靴を脱いで海に入って遊びました。

裸足で砂の上を歩くのは、最高に気持ちが良く、

海を出てからも、足が乾くまでしばらく砂で遊んでいました。

人間は、もっと自然で遊んでいいんだと思います。

東京に住んでいた頃の私は、海を見ても入ろうなんて思わなかったでしょう。

自然の中で暮らし初めて、感性が研ぎ澄まされたこと、自分を開放し始めたことで、こころのままに遊べるようになってきたのかもしれません。

そして、何より、出会った子ども達が、自然の中で遊ぶことの楽しさと大切さを教えてくれたのだと思います。

ありがとう。

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