見出し画像

「妻の料理が下手…」まずい時の模範解答・上手になってもらうには?

奥さんが腕によりをかけて作ってくれた料理。
「今日はオリジナルレシピで作ってみたの!おいしい?」

食べてみたら…ま、まずい!?美味しくない…!

そんな時、あなたはどうしますか?
そのことを素直に伝えるでしょうか。

ささいなことかもしれませんが、返答によっては夫婦喧嘩になりかねない案件ですよね。

こんな時の「模範解答」はあるのでしょうか。

ひよこ(妻):私の料理がまずいときありますか?

うしお(夫):基本的にひよこの料理はめちゃくちゃ美味いから、まずいことはないよ。
ただ、僕の口に合わない時はある。

ひよこ(妻):…すでに模範解答っぽいですけどね。

うしお(夫):そうなの?

今回は、妻の料理がまずかった時の模範解答について、夫婦で話し合ってみました。

■ 妻の料理がまずい時の模範解答は?

画像1

マイナビウーマンの調査で、
「もしも相手が一生懸命作ってくれた料理がまずいものだったら正直にこたえますか?」
というアンケートのデータがあります。

アンケート調査の結果は

・正直に言う派…47.7%
・言わない派…52.3%

でした。

ひよこ(妻):半々ですねー。
ちなみに、うしおはどっち派ですか?

うしお(夫):僕は、恋人でも奥さんでもみんな一緒で、言いますね。
けど、直接「まずい」とは言わないです。

「口に合わない」というか、料理を残すか、「僕、これ苦手」と言うかもしれないとのこと。
夫は割と正直に「言う派」ですね。

ひよこ(妻):言う・言わない、どちらかでいえば、私も言った方がいいと思って。
というのが、言わないとまた同じ料理が出される可能性が大なわけで。

苦手、美味しくない料理を今後も何度も出されたら、こちらもフラストレーションが溜まってしまいますよね。

やはり、まずい料理を出された時には伝えた方がいいと考えられます。
しかし、問題は言い方・伝え方です。

うしお(夫):「美味しいけど…」と一言フォローは入れた方が、たぶん理想的なんじゃないの。

感想を言われる側としては、最初に「美味しい」と褒める言葉、褒められないとしても感謝の言葉なり、ワンクッションあると良いです。

これは、誰かに何かを指摘する時にもよく使われる話法です。

「作ってくれてありがとう」
「見た目はいいね」

など、まずワンクッションの一言、感謝の言葉や前向きな感想を伝えましょう。
その後に「ただちょっと口には合わない」「ちょっと惜しい」と、率直な感想を言ってもらえると言われる方も受け入れられます。

思いやりが伝わる具体的なアドバイスまであればベスト

もう1つあるとうれしいのが、

・どこが口に合わないのか
・こうするといいんじゃないか
・こうしたほうが、よりおいしくなる

という、「気持ちが伝わるような具体的なアドバイス」です。

ひよこ(妻):ただ「口に合わない」だけだとネガティブな感じに終わっちゃうし。
いいものを提供したいって気持ちはあるし、「成長したい」って意欲はあるから。

料理を出す側である妻のほとんどは、夫に対して
「美味しい料理を食べてもらいたい」
という気持ちがあって、料理をしています。

「いつもと違ったものを」
「今までより、もっと美味しいものを」
「こうしたら美味しいはず」
と思って作っています。

しかし、その料理が相手の口に合わなかった場合、そのことを受け止めるのに多少はショックを受けます。

「ちょっとしょっぱすぎるかな」でもいいのです。

「もうちょっとこうしたらよくなる」というアドバイス、または感想があれば、改善の余地ができるので、具体的に言ってほしいというのが妻としての本音です。

言う側は、話を聞いてくれるだろうか、怒るのではないだろうか…と、めんどくさくなるかもしれませんが、言ってみなければわかりません。

あまりにくどくどと文句を言われると落ち込んでしまいますが、明るいライトな感じで伝えてくれたらありがたいのです。

作る側も、例えば「今度は塩を少なくしよう」とか、カレーだったら「ルーを少なくしよう」などと心がけることができ、次はより美味しいものを提供することができます。

うしお(夫):なるほど。
どう、俺?なかなかいいんじゃない?

ひよこ(妻):うしおは、なかなかいい。
でも、ワンクッションがさほどない時がある(笑)

■ 料理下手な妻に料理上手になってもらう方法はある?

画像2

妻の料理がまずかったら、感謝の気持ちの言葉をワンクッション置いて、正直に伝えた方が良いということを考察しました。

しかし夫が妻にそのことを伝えることがめんどくさくてなかなか言わなかったり、元々料理が得意ではない妻の場合、このままだとどうなっていくのでしょうか。

うしお(夫):旦那さんが家でご飯を食べなくなるよね。
「うちの嫁の飯はまずいから、外で食う方が美味い」とか言って。

実際に、妻の料理が美味しくなさすぎて、食事はほとんど外食派の夫も多いといいます。
家にいて夫婦や家族そろってご飯を食べる機会がないと、だんだん仲も悪くなっていきそうですよね。

ひよこ(妻):壊滅的に料理センスがないって人もいるかもしれないから…。
そうなったら2人で一緒にごはんを作るとか、美味しく作れる方法を探してみるとかね。

うしお(夫):なるほど。
でもそれは、外で仕事してる人にはあんまりピンとこないかも。

ひよこ(妻):一応そういう形で、ポジティブなフィードバックを送ってあげれば、言われてる方もそんなに嫌な気持ちにならないかも。

女性としては、「もっと美味しくなるよ」っていわれたらうれしいものです。
しかしもちろん、相手の言い方にもよります。

アドバイスだけ言われたら嫌な印象を受けますが、旦那さんからの
「心からこうした方がいいと思ってるんだよね」
「あなたのために言ってるんだよ」
という気持ちが伝われば、料理に前向きに取り組めるようになるかもしれません。

うしお(夫):ちょっと待って!
ワンクッション置いて、誉め言葉までいれて、さらにそこで「ちょっと改善を…」と言って、その場はイイ感じにまとまって…。

うしお(夫):「その後も改善が見られんな」っていう経験が、僕はちょいちょいあるんだけど。

ひよこ(妻):繰り返そう!めげずに続けよう!
「継続は力なり」っていうでしょ。

人は、そう簡単に変わるものではありません。
美味しくない料理について、1度言うだけでは気づかなかったり、改善できないものです。その場合は、繰り返し声かけをしてみることが大事です。

うしお(夫):自分のことはいくらでも変えられるけど、他人のことを変えるのはめんどくさいんだよな。

ひよこ(妻):自分だってダイエットしようと思って食生活変えようと思っても、ついお菓子食べちゃったりとかするでしょ。

うしお(夫):まあね。
お菓子、やめようと決めてないし。

ひよこ(妻):だから、人ってなかなか変われないんですよ。
そこはもう、根気よく続けていくしかない。

うしお(夫):これ、「継続力」の話なの?
脱線してない?

ひよこ(妻):変わってほしいのであれば、言い続けるしかないです(笑)

美味しくない妻の料理について「変わらなくてもいいよ」と思うのであれば、「外食にしよう」とすすめるのも1つの手段です。
しかし、それについても「まずいから」と言ったら問題になってしまいます。

うしお(夫):大変だね、そう考えると。

ひよこ(妻):人と人とのおつきあいですから、そこは気遣いのレベルですよ。
夫婦だからといってまったく気を使わなくていいかといったら、そんなことはないと思うよ。

うしお(夫):そうね。
友達には僕のこと、言いたい放題・やりたい放題だと思われてるんだけど、意外と、そういうところやってるなって思った。

ひよこ(妻):そうだね、意外とやってるね、うしおは。
心理学の本とか読んで勉強してるだけある。

うしお(夫):ただ言いたいことを言いまくってるだけの人じゃないのよ。

ひよこ(妻):自分のアピールに入った(笑)

■ まとめ

画像3

妻の料理がまずかった時の模範解答は

・ほめたり、感謝をしたりワンクッションの言葉をいれる
・やんわりと「こうしてくれると嬉しいな」ということを伝える
・相手によっては、アドバイスを入れるのもあり

ですね。

うしお(夫):おだてておいて、ワンクッションね。
やんわりと文句言っとけ。

ひよこ(妻):その言い方だとダメだわ、伝わらないわ~。
文句じゃない?聞いてた?話(笑)

うしお(夫):ただ文句をいうのは一番いけないです。
クレーマーですからね。
言わないというのも、あとあと苦しくなるので、上手に伝えていきましょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?